ゴールド
レビュアー
  • ストラテジックラバーズ【分冊版】 1
    購入済み

    パターン化されたストーリー展開

    少年版の小公子 小公女のパターン化されたストーリー展開である。不遇時代の復讐など、取り立てて新味があるわけではない。それでも上がらが可愛らしいし、キャラクター 性格を反映した表情づくりなど、見ていて楽しくなる点は確かにある。

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    2024年07月02日
  • 下心が読めるアプリ~本音はキミが好き好き大好き~【フルカラー】1巻
    購入済み

    確かにいいよね

    確かにこのようなアプリがあったら男女を問わずいいような気がする。しかし、下心 本音が自分にとって好意的なものとは限らない ということも同時に覚悟しなくてはいけない。下心 本音なんてわからないほうがいいのかもしれない。デジタル描画された絵はきれいで、そそられる。

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    2024年07月02日
  • ショートショートガーデン プチコン受賞作品集 遊園地
    購入済み

    切れ味がない

    ショートショートは星新一の例を引くまでもなく、オチの切れ味で作品の値打ちの大半が決まってしまう。この作品集の多くの作品は、その肝心のオチの切れ味が鈍いと思う。それから、本作品集は横書きであるが、多くの電子本が未だに縦書きなので、かなり違和感がある。

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    2024年07月02日
  • ギャルと書店員 #1
    購入済み

    転職店長と孫ギャル

    転職店長と孫ギャルというなかなかに面白い組み合わせである。ギャグ味はあまり強くなく、書店好きの私には嬉しい書店ネタが中心の作品である。孫ギャルがはまり込む紙の辞書上のサーフィンや新旧の見出し語の入れ替えの話などは、三浦しをんの「
    舟を編む」を思い起こさせるような出来である。

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    2024年07月02日
  • Rice 0
    購入済み

    絵はマアマアだが

    大災厄後の世界の話 というストーリーの舞台設定であるが、今ひとつ真実味や生々しさが感じられない。言わんとしていること、訴えたいことはなんとなく感じられるのだが、なんだか絵空事になっているような気がする。絵がマアマアなのが救われる点かな。

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    2024年07月02日
  • 『火山で読み解く古事記の謎』トラベルガイド【文春e-Books】
    購入済み

    文字通りのガイドブック

    文春新書『火山で読み解く古事記の謎』について、いくつかの写真を入れた文字通りのガイドブックである。本編の新書の購買意欲をそそる という目的では、とても成功している。確かに本書を読むと文春新書『火山で読み解く古事記の謎』を読みたくなる。特に鬼界カルデラの発生がずいぶん新しかったので認識を新たにした。

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    2024年07月02日
  • セーラー服の悪魔~先生、私を抱けますか?~1巻
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    主人公のオタオタした感じ

    清楚な感じの主人公の妻と文字通り悪魔的な魅力を持っているヒロインの女子高生 のキャラクター 造形の 描き分けがとても巧みである。この魔女によって破滅させられるのだな という感じが最初から漂っている。主人公のオタオタした感じもなかなかによく描かれている。(

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    2024年07月02日
  • わたしはサキュバスとキスをした【分冊版】 1
    購入済み

    女子校にサキュパス

    絵柄がとてもきれいで眺めていて楽しい。ストーリー構成は「女子校にサキュパス」という意外な百合的組み合わせで興味をそそられるが、なれない題材で取り扱いが難しそうである。なんだか話の展開がギクシャクしているような印象を受ける。

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    2024年07月02日
  • 神隠しの楽園【分冊版】 1
    購入済み

    絵柄がなかなかにかわいらしい

    異世界モノ 魔物の跳梁 記憶の改変 とストーリー展開に必要な役者は揃っている。 後はどのように料理するかだが、まずまず標準的な面白さ というレベルはクリアしている。そして絵柄がなかなかにかわいらしい所が良い。

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    2024年07月02日
  • 塀内夏子短編集1~天国への階段~
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    ボクシングとマラソンの話である

    ボクシングとマラソンの話である。人間の持つ闘争本能をそのままスポーツにしたようなボクシングのほうが一般的には良い作品が多いのだが、この短編集のボクシングは全くの踏み込み不足である。それに引き換え、マラソンの方はなかなかに力が入っている。

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    2024年07月02日
  • 逃亡者~アスクレピオスの杖~ 1話
    購入済み

    コロナ禍の記憶がまだ新しいので

    コロナ禍の記憶がまだ新しいので、なかなかに読者にアピールするテーマである。ストーリー展開もなかなかスピーディーだし、アクションシーンも多めである。ただ残念なことに絵柄今ひとつ稚拙でアクションシーンがぎこちない。

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    2024年07月02日
  • ヤマ台国 誰にも必要とされなかった私が食べ物の奪い合いが続く弥生時代に転生したので食材や料理、薬の知識でみんなを幸せにしたいと思いました(仮) 1話
    購入済み

    きのこの話

    題名やカバー絵から、魏志倭人伝や古事記の話かと思ったらまるっきりストーリー内容が違う。きのこの話ばかりである。単なるドタバタギャグに終止していてそれほど面白みがない。絵柄がそれなりにしっかりしているところが唯一の救いかな。

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    2024年07月02日
  • 風光る 1巻
    購入済み

    モノマネが

    昔々の典型的な少年スポーツ漫画である。モノマネがそのまま実践に役立つ というストーリーの建付けであるが、やや無理めなような気がする。様々なプロの選手をじっくりと観察し、その真似をするということは、トレーニングの一つの方法であろうとは思うが。絵柄は昔風だが、くっきりとしていて読みやすい。

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    2024年07月02日
  • 天地に夢想 1
    購入済み

    容赦ないやり口

    40年も前の劇画全盛期の頃の作品の復刻版のようである。絵柄は非常に劇画っぽく粗いけれども躍動感に満ちている。しかしストーリー展開が、あまりにも無情で容赦ないものとなっている。単に剣のためにということで剣の腕前を確かめるためにということで、次々と人を斬っている。

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    2024年07月02日
  • 安吾人生案内 衆生開眼
    購入済み

    今は昔

    坂口安吾の様々な事件 出来事に関する新聞などへの投稿である。冤罪事件や人気作家と出版社 ジャーナリズムの関係などのトピックスはほとんどそのまま現代でも通用しそうな話の内容である。誤読による批評の話などはSNS全盛の今では、より深刻になっているような気がする。

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    2024年07月02日
  • 安吾人生案内 人形の家
    購入済み

    今でもある人生相談

    主要大手新聞の一角を今でも占めている人生相談のピックアップである。この作品では2つの相談が取り上げられているが、坂口安吾の回答は隔世の感がある。人形への耽溺は現在では全く問題にならない。画面に展開される二次元アイドルへの押し活が一般化してしまっている。後半の夫婦関係の話は全くの論外である。坂口安吾の小説は現代でも十分に読める作品が多いが、世相を直接反映している人生相談は歴史的資料となってしまっている。

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    2024年07月02日
  • 或阿呆の一生
    購入済み

    芥川龍之介の遺書

    芥川龍之介の遺書 とも言える作品である。短くて才知きらめく文章の端々に、人生に対する不安.いらだち.絶望感を読み取ることができる。しかしこのような境地だからこそ、現在まで読みつがれている数々の傑作を物にできたのかもしれない。健全な精神からは傑作は生まれないのかもしれない。

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    2024年07月02日
  • 開化の殺人
    購入済み

    開化物の傑作

    芥川龍之介のミステリーものには駄作が多いが、この作品は一応ミステリー小説の体裁を取っているが、記述の主体は謎解きなどよりも登場人物の心境 暗い影 嫉妬等である。このような視点からの記述は、さすが芥川龍之介と思わせるところがある。文体が古いのでやや読みにくいが、心情描写には一層適しているかもしれない。

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    2024年07月02日
  • ガンスリンガー・リプレイス(1)
    無料版購入済み

    冒頭部分から全開

    シェイクスピアを持ってきた冒頭部分から魅力全開である。このままガンスリンガー路線 アクション漫画路線を進むのかと思いきや、いきなりの日常会社生活、この落差がとても面白い。作者のストーリーの構成力に感心する。絵柄もしっかりとしていて今後に期待が募る。

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    2024年07月02日
  • 恋じゃねえから(1)
    無料版購入済み

    考えさせられる

    相当に深く考えさせられるストーリー内容である。夫婦間 男女間 師弟間 様々な関係が過去からあり、それをもう一度掘り起こし見つめ直す、一体どのような結果になるのか ずいぶんと興味を惹かれる。もっとも私自身はこのような深刻な話は少々苦手なので読みづらい思いをしたところがある。少し淡い感じのする絵柄はとても良い。

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    2024年07月02日
  • 元ギャル上司ちゃんのカラダがパネぇ!【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵柄がいまいち

    軽いノリのチャラ男 主人公と改心した元ギャルという組み合わせがちょっと新鮮である。肩肘張った仕事をしていて疲れてしまって という展開はたしかにありなのかもしれない。絵柄がギャグっぽくてそれほどきれいでないのがやや残念である。

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    2024年07月02日
  • いいなりお姉ちゃん~なんでも許しちゃうカラダ【フルカラー】1巻
    購入済み

    ストーリーが安易

    フルデジタルフルカラーの絵柄はそれなりにきれいで、ヒロインのおねいちゃんはちょっと個性的な美人に描かれていてそれはそれでよい。しかし、ストーリー展開はどこにでもありそうな安易な展開である。

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    2024年07月02日
  • 隣人ガチャSSR!~あなたに触って欲しいんです…~【フルカラー】1巻
    購入済み

    騒音問題

    賃貸マンションやアパートの隣人騒音問題は多くの人にとってみじかな問題である。この作品はその身近な問題を題材にしてストーリーを展開し始めているので、その点はなかなか工夫している。もっともその次の展開はずいぶんとぶっ飛んでいるので、身近とはとても言えないが。絵柄は普通にきれいである。

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    2024年07月02日
  • あなたの筋肉目当てじゃダメですか?【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵はきれいだが

    プロテインを飲んでジムでウェイトトレーニングをするのが流行しているようだが、この作品のような下心を持ってトレーニングシている人はいるのだろうか?話がとんとんとうまく行って、このンナ風になれば男冥利に尽きるけどな。フルカラーの絵柄はくっきりとしていてきれいであるが、登場人物の描き方が画一的かな。

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    2024年07月02日
  • ハーレム療法はいかがですか?【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵はきれいだが

    リラックスしたいとき頭を空っぽにして読むのには適した作品である。男の妄想通り、男の都合の良いようなストーリー展開である。フルデジタルフルカラーの作画はきれいではあるが、キャラクターの描き分けがやや不完全な気がする。

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    2024年07月02日
  • 小悪魔JKサイコ第1話
    購入済み

    いじめの話

    同じ作者の既出作品「小悪魔教師サイコ」のJK時代の話 という位置づけの作品のようである。ストーリーの基調も既出作品とあまり変わらず、いじめの話とそれに対する反いじめの話が中心となって展開する。もっとも いじめの話だから後味の良い話ではない。

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    2024年07月02日
  • 禁欲シェアハウス(1)
    購入済み

    女性たちの描き分け明確

    この手の作品としては、ストーリーの舞台設定や展開がしっかりしている。題名の「禁欲」がどこまで本物なのか読み進めてゆくうちに興味が湧いてくる。今どき当然のフルデジタルフルカラーの絵柄であるが、女性たちの描き分けも明確でなかなかに良い。

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    2024年07月02日
  • 家庭内ハーレム(1)
    購入済み

    絵は随分きれい

    今どきフルデジタルフルカラーの描画は当然であるが、登場人物の描き分けがしっかりできているので、昔よくありがちだった登場人物がみな同じにみえる、登場人物を取り違える ということはなくなった。もっともこの作品はストーリー設定が安易でありがちな展開に終止している。

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    2024年07月02日
  • ハメを外した彼女は(1)
    購入済み

    絵は随分きれい

    南の島と会社の同僚 という定番の組み合わせであるが、テレワークを絡めているところが新鮮かな。コロナ以来のテレワークが定着した会社もあるんだよな。このような働き方はある意味理想的なのかもしれない。それ以降のストーリー展開はよくありがちなパターンである。絵柄は結構きれいかな。

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    2024年07月02日
  • ラブフレグランス(1)
    購入済み

    嗅覚は脳に直結

    人間の五感覚の中で嗅覚だけが特別での脳に直結している という話を聞いたことがある。それを応用するとこの作品のような香水ができる というのもあながち荒唐無稽な話ではないのかもしれない。フラカラーフルデジタルの絵柄はなかなかにきれいで楽しめる。

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    2024年07月02日
  • 恋に恋するコイビト関係 ストーリアダッシュ連載版 第1話
    購入済み

    一見宝塚風

    長身の男らしい女の子とその周辺の女の子たちのワイワイガヤガヤを描いた作品である。女子高を舞台にするとどうしてもすぐに陰湿な友人関係のもつれや、嫉妬などがストーリー展開のテーマになる場合が多いのだが、この作品は割合とカラッとしているので大変に読みやすい。絵柄もスッキリとしている。

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    2024年07月02日
  • 執事ですがなにか?~幼馴染のパワハラ皇女と絶縁したら、隣国の向日葵王女に拾われたのでこの身を捧げます~1
    購入済み

    ありきたり

    大変によくあるストーリーの舞台設定 登場人物の設定 ストーリー展開である。なんの新鮮味もなくありきたりの展開を取る。その上、絵柄がやや幼く動きもぎこちない。大量生産品としてもありきたりすぎる。

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    2024年07月01日
  • 石神戦記 : 1
    無料版購入済み

    太古の日本列島を思わせる世界

    ありふれたい世界転生モノではなく太古の日本列島を思わせる世界をストーリーの舞台としたファンタジーものである。絵柄はやや幼いところが目につきはするが、くっきりとしてなかなかに読みやすい。ヒロインの石神もなかなかに可愛らしい。

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    2024年07月01日
  • 女の決闘
    購入済み

    凝った構成

    作中作者が原典の小説を翻案し、それを題材にこの作品を書いている太宰治がいる。原作者 作中作者 太宰治と3人の作者が入れ子になっているという、複雑な構成をとっている作品。「私小説」を得意とし、私小説を書くために乱れた生活をした という太宰治らしい作品と言える。作中に 功名心などに対する太宰治自身の考えが述べられていて面白い。しかしストーリー全体はまどろっこしい感じがする。

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    2024年06月08日
  • アグニの神
    購入済み

    エキゾチックな雰囲気

    有名な杜子春と同じように芥川龍之介が書いた子供向けの作品である。日米戦の頃を舞台にしたのだな ということがわかる。エキゾチックな雰囲気に推理小説のような謎解き要素も加えてなかなかに楽しめる作品ではある。ただ芥川龍之介ならでは という部分は読み取れなかった。

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    2024年06月08日
  • 妖婆
    購入済み

    ミステリーはまるでだめ

    文豪のほまれ高い芥川龍之介であるがミステリーはまるでだめのようである。大正に入ってミステリーが流行し始めたので作家としての幅を広げるためか 何作か手掛けたようである。残念なことにどれも駄作、ことにこの作品は芥川龍之介としては妙に長いため、駄作度合いが極まっている。

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    2024年06月08日
  • 少年
    購入済み

    単なる思い出ばなし

    作者 芥川龍之介 自身の少年時代を描いた一種の私小説である。導入部の一節はなんだか洒落ているなと感じたのだが、数章の本編は芥川龍之介らしい機智のきらめきもなく 単なる思い出ばなしのような印象を受けた。気楽に書き飛ばした作品かな。

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    2024年06月08日
  • 三四郎
    購入済み

    広田先生や与次郎の描き方

    10年以上前に発表された小説なのだが、青春恋愛ものという普遍的なテーマを扱っているせいか古さを感じさせない。三四郎や美禰子の造形も相当に良いが、広田先生や与次郎の描き方がとても面白い。初期の作品の「吾輩は猫である」や「坊っちゃん」で大いに発揮されたユーモアがまだまだ残っているところが嬉しい。この作品でヘリオトロープを覚えた。

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    2024年06月08日
  • 夢十夜
    購入済み

    キラリと光る小粒の宝石

    永日小品とならんで夏目漱石の中でもっとも好きな作品である。これでもかと言わんばかりの大作名作揃いの作品群の中でキラリと光る小粒の宝石のような作品である。とりわけこの作品は幻想味があって漱石としては大変に珍しい作品である。

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    2024年06月08日
  • 地獄変
    購入済み

    鬼気迫る絵師としての業

    傑作ぞろいの芥川龍之介今昔物語シリーズの中でも特に私がいいと思う作品である。極端に扇情的な文章ではないが、鬼気迫る絵師としての業を見事に描き出している。同じ芸術品を生み出すべき仕事をしている芥川龍之介自分自身と重ねているところがあるのかもしれない。

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    2024年06月08日
  • 走れメロス
    購入済み

    久しぶりに読んでみた。

    中学校の国語の教科書で読んで以来、本当に久しぶりに読んでみた。この年齢になって読んでみると実にツッコミどころ満載の作品である。およそ人間失格の作者とは思えない。中学時代は単純に「命をかけて約束を守る」と考えていたが、それが本当に「善なのか」考えさせられる。あえて言うならこの作品の最後の言葉「赤面」が太宰治らしいのかな。

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    2024年06月08日
  • いとこのこ 【分冊版】 1
    購入済み

    あざとい

    ヒロインの女の子 無邪気とか可愛らしいというよりは あざとい という表現がぴったりな感じに思える。男の子の方もなんだか楽しみながら翻弄されている感じである。絵柄はそれなりに可愛らしく描かれているが、二色刷りが効果的とは思えない。

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    2024年06月08日
  • ポーカーフェイス女装男子と。【分冊版】 1
    購入済み

    絵柄はなかなかに可愛らしくて

    確かに女性ファッションに興味があって造詣が深い という特徴は一歩誤ればこの作中にもあったように「キモい」となってしまうのだろうな。それにしても「女装男子」って流行っているのかな。現実社会でもアパレルショップの店員などで時々見かける。絵柄はなかなかに可愛らしくて魅力的である。

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    2024年06月08日
  • とみ新蔵・初期名作選 2~孤剣~
    購入済み

    第一集よりもいい

    この「初期名作選」というシリーズは時系列で古い順に作品を集めているのだろうか?第一集よりもストーリー展開がいい作品が多い。武士階級の非条理さを描いた作品に印象に残るものが多い。「主君に対する忠義」というよりは、藩.お家大事 失業したら困る という動機で動いているような気がする。現在のサラリーマンの会社に対する忠誠と合い通じるものがある。

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    2024年06月08日
  • とみ新蔵・初期名作選 1~元禄異聞 美童無惨~
    購入済み

    片鱗を見せている

    本格劇画時代漫画の代表的作家といえる とみ新蔵の初期の作品集とのことである。中には本当に稚拙な作品もあるが、全体的には将来の代表的作家となる片鱗を見せている作品が多い。ストーリー展開も、その時代の特徴をピックアップして印象的な作品に仕立て上げているものが多い。

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    2024年06月08日
  • 永年雇用は可能でしょうか(1)
    無料版購入済み

    形を変えたツンデレ

    働き者のメイドと無表情の雇い主の先生(魔法使い?)の取り合わせが絶妙である。形を変えたツンデレ と言っていいのかな。コミカルな絵柄と19世紀のイギリスを思わせる風景や文物がなかなかリアルに描かれていて大変に良い。

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    2024年06月07日
  • SHY 1
    無料版購入済み

    成長物語

    典型的な少年漫画の形態を取った成長物語である。通り一遍の通俗的なもの という見方もあるが、それでも励まされる印象的なセリフがアチラコチラに散りばめられている。敵役を「苦痛をなくすもの」という存在にしたのは大変に象徴的でよく考えられている。一般的に国家や社会の目標は、「苦痛の少ない幸せが多い社会」となっているので。

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    2024年06月07日
  • 草枕
    購入済み

    文化論社会論

    冒頭部分の名セリフから始まって語り口の良い名文句が並んでゆく。当時としては進んでいたであろう直裁的な語り口が現在読んでも心地よい。もっとも現在では全く使われなくなった漢語が多いので突っかかるところは多いが。ストーリーはそれほど凝ったものではなく、漱石自身の文化論社会論として読むべき作品かと思う。

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    2024年06月07日
  • 虞美人草
    購入済み

    現代小説との違い

    現代の小説は冒頭部分の数ページで読者の心をつかみ、そのまま作品の中にひっぱてゆくことが必須である。とよく言われるが、のんびりした時代の夏目漱石にはその考えの片鱗もないみたい。冒頭からの文語体には「吾輩は猫である」の作者とは思えないほど、読みづらい冒頭部分である。なんとかして読み進めてゆくと、どうにか面白くなってくる。背景となった博覧会もこの時代には大きくて華やかな出来事であったのだなと教えられる。

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    2024年06月07日
  • 安吾人生案内 精神病診断書
    購入済み

    薬物中毒患者の手記

    精神病およびその診断と治療に対する見解である。80年も前の作品なのに、この作者得意の雑談口調の語り口が役立って大変に読みやすい。現代における精神病の診断と治療は、このさくひんので書いてある方法よりは進んでいるのだろうが、なぜそうなるか という基本の部分はわかっていないのかな。

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    2024年06月04日