あらすじ
時は戦国。織田信長の長子
帯刀(たてわき)は、長男なのに母の身分が低すぎるせいで家を継げない運命にあった。
それでも彼の望みは、尊敬する父を助けて家族兄弟で仲良くすること、何より日本の戦乱を早く終わらせること。
『狐』と呼ばれる正体不明の母直子から、摩訶不思議な未来知識を教えられ、織田家や領民たちを助けていく。
それはやがて父信長を、昇り竜のごとく日本の覇王へと駆け上らせて…!?
書きおろしエピソードは、父・信長と母・直子の馴れ初め込みの大ボリューム!
一部の史料にのみ名を残し歴史から消えた幻の長男と、存在したはずの未来が交錯する、戦国IFエンタメの決定版。
感情タグBEST3
面白いけど
面白いことは面白いけど、読む程よくある「なろう」のいいとこ取りって感じがしちゃう。
そうならないような工夫もあるんだけど、じゃあよくある「なろう」から抜けてるかと言えばそれ程でも無い。
地の文章は上手くて読みやすく、作品としては面白い。
歴史好きにはいいのかもしれませ
すいません。数ページしか読めませんでした。
色々設定があって内容に入る前の知識が必要となるのについていけなかったのと、事実と架空の境界線が曖昧なところがチョット私には受け入れられず読み進められませんでした。
初めの方にある地図の清須城の位置は稲葉山城(岐阜城)の真南あたりのはずなので直した方が良いかと思います。城の名前も時代に合わせるとなお良いかとも思います
面白いけれども
史実に見え隠れしている織田帯刀信正を主人公にした作品である。ほとんど記録が残っていないということは逆に小説家にとって 自由にいろいろな事が書けるという 大きなメリットがある。本作品もその長所を生かして結構奔放に話を飛躍させている。とはいうものの銭の話 永楽通宝の話など、無理筋と思える展開も各所にある。