あらすじ
織田信長の長子、帯刀。彼は、母の身分が低すぎて生まれながらに家を継げない“幻の長男”だった。
帯刀は、弟たちの家臣として、織田家のため、家族のために生きることを誓い、戦い続ける。
いよいよ日本統一の野望をあらわし始めた信長は将軍義昭との対決をも視野に入れ始めるが…?
歴史を動かすのは、『転生者』なのか、それとも――…
そして今回も、書籍版だけで読める60ページ超の熱筆書き下ろし!!!
西国の雄、毛利の知将小早川隆景の目にうつる日本とは――!?
1300万PV突破!! 圧倒的熱量で駆け抜ける、戦国IFエンタメの決定版!!
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安定して面白い、そして熱量
織田信長の長男、といえば、本能寺の変の直後に横死してした悲劇の武将、織田信忠。
しかし、実はごくごく一部の史料にのみ『織田信正』という幻の信長の長男の名が残っています。
その、“一部の史料にのみ名を残し歴史から消えた幻の長男”が、もし生まれていたら・・・
その信正が、実は歴史を変えるようなとんでもない力を秘めていたら・・・
そんなIFと、そして転生要素を組み合わせた物語です。
(転生要素がどう絡むのか、詳細はネタバレになるので、これはぜひ読んでみてください)
キャラクターがそれぞれ魅力的で面白く、そしてまるで著者に作中の信正が降臨したような、とんでもない熱量がこもっています。
完全な創作のみならず、史実の要素をしっかりと踏まえて作られているので、
史実を調べて照らし合わせても楽しめる、そんな作品です。