ふさんのレビュー一覧
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切ない
昨年以来電子書籍にはまり、いつからかBLにハマリ、何千?と読んでしまったなかで、一番切ない。続編と知らずに最初にこちらをよみましたが、この切なさはBLでないと。春さんが男性で、時雨さんが段々不当な仕事で壊れていく中傷や、悲しみを舐め合うように身体を合わせて、ただそれだけの相手だったかもしれないけれど、互いに情が芽生え愛になっていく。そこへ白という少年を通して、時雨が白を助けることでたぶん一筋の息のできる自分の道をもう一度歩もうとするが、泥沼からはにげられない。春に告げす春を置いていくのは巻き込みたくなかったのかな?
春は以来自分を責め続け、苦しむが、また違う立場で兄に焦がれ憎み苦しみ足掻いている雪と暮らすことになる。
時雨の残した言葉、強さとは優しくすることで大切な人も自分も守れると、知らずしらず春と暮らすうちに雪に根付いていた時雨の教え。雪の優しさに春も救われていく。最初はそっくりな容姿が気になり惹かれるが中身は全く似ていない雪に手を焼きながら惹かれていく。
絵とセリフと風景や空気感、全てが切ない。
春が、強面男性だからこそ余計に切ない。
男女間でないので、頼ったり、甘えたり、すがったりも出来ず時雨が、命をかけて守ろうとした白を面倒をみて世話をする春が本当に切ない。社会の汚さは時代や世代が代わっても変わらない。けれど時雨の残した優しさは、残った時雨の愛した人達を幸せにしていく。そんな時雨の人生も切ない。ずっと心に残って忘れられない作品 -
悪役令嬢の役割は終えました2
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最後まで読んでほしい。
BLでなくても、主人公と桜井の情やヒューマンとしての愛でも成り立つお話し。背景が複雑で、なかなか読み進むのに時間がかかりましたが、最後まで読んでもらいたい。それぞれが不器用に上手く愛情を伝えられず、ぶつかり悩みながら人として成長し、その原因となる背景が最後に証されみんなが心の鎖から開放され、主人公がもろもろを受け入れて乗り越えていくお話し。心理描写が細かく描かれているので複雑な人間関係や背景も分かりにくいことはなく、心に残る作品。最後まで読むとタイトルの意味がわかる感じ。さらっとサクサク楽しく読むタイプのストーリーではなく、じっくり味わいたい時におすすめ。
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悪役令嬢の役割は終えました
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