ミンネさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
引き込まれました
すでにアニメ化、映画化されていますし、名前にインパクトがあるので知ってはいました。でも、なぜリブレ出版社なんだろうか?と。読んでみて、BLの新しい形だとも思いました。作品に深みを与えてくれるし新鮮。というか、これを排除してしまったら意味がない。「抱き合ってあえぎ声出すもの」がBLだと思ったら大間違い。心のつながり、緊張と解放。これをいかに表現するか、だという気がします。
見えてしまう、だから見えないようにしてきた書店員の三角くん。冷川さんとの出会いでどんな事件を「除霊」していくのか。これは引き込まれる。面白いです。そして三角君と令川さんの過去や出会った意味も解明されて行くのでしょう。冷川 -
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無料版購入済み
ほのぼの
アニメを見て面白かったので購入。1巻でほぼアニメのストーリーが終わっていると思わなかったのでずっと後の10巻、11巻を購入してます。もう、笑いのツボにはまっておりました。今回、新刊発売のためか1巻がお試しになっていたので改めて読んでみたら、すでに康介が教師になっていたのでびっくり。アニメは前身の漫画をうまくミックスしてあったのでしょう。
この漫画ってほのぼのとしているんですよね。悪人が出てこない。一番悪い人間は勢多川のお母さんのように思いますが「こんな俺を学校にまでいかせてくれて」と男を連れ込む母親を恨むこともない。刹那的なBLではなくて、家族や友達と本当に楽しく日々の生活を送っている。 -
ネタバレ 購入済み
ブレない
BLも長く続くと作家さんに迷いが生じるようですが、この作品は安定してますね。
一人疎外感を持つ真冬ですが、秋彦という、相談できる相手がいてよかったなぁと思います。真冬はポメ~としていそうで、雨月や秋彦の懐に転がり込む天然の強かさがありますよね。言い出せない子も多いだろうから。そう、しずちゃんは言えない、言わない側の子だった。ずっと外側からみんなのことを見てきた。前巻で真冬と話す場面から次、しずちゃん来るな、と思ってましたが、こんなに早く展開するとは思いませんでした。
今回、柊としずちゃんの回のように見えますが、一番の肝は真冬とゆきの関係を柊に言わせたことだと思っています。彼らの恋愛の重さを -
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購入済み
エロいてす。
ラブエロの長さにびっくり。今まで読んだBLの中で1番量が多いと思います。そしてかなりエッチです。
実は推しの作家さんがいて、夏前に掲載されている雑誌2冊、紙のほうで購入していました。そこは電子書籍になるのが著しく遅い出版社なんです。「これから俺は」も掲載されていましたが、二人の設定が分からず萌えられなかった。今回ブックライブのお試しがあり、とても面白かったのでそのまま購入しました!そして雑誌を引っ張り出し、こう続くのか、と。・・なんだか中毒になりそうです。 -
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ネタバレ 購入済み
不思議な安らぎ
いち日の妹、駆け落ちしたふたばの消息を周が探し出す。いち日にとってかけがえのない妹。料理人の慎とふたばは店を任されるも借金だけが残り、何事もうまくいかず、慎も酒におぼれていた。しかしいち日の「出汁」に先代を思い、もう一度やらせてもらえないかと叔母・丸川に許しを請う決心をする。周はあの一夜以来、自分を諌め、簡単にいち日に触れないよう自生していた。恋が芽生え始めていた。
若い周をいち日が「かわいい、いとおしい」と思う。女性は好きになった男の前では若くありたい、と思うのが普通ではないだろうか。つまり、いち日はまだ自分の気持ちに気づいておらず、いつでも周の未来を考え「手放す」覚悟を持っているのだろう -
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時空を超えて
白熱した試合の渦中、太一が駆けつける。息もつけないほどの臨場感。こんなに張り詰めた状態で読者をひきつけながら数話進行していくことがすごい。絶望していた相手と生き生きと自由に戦っている千早を見て涙する太一。周防名人の熱さに「あなたとカルタがしてみたかった、40年前に戻って」と言う山城読手。それぞれのカルタへの思いに泣けて仕方ありませんでした。千年の思い、今生きるものの焦がれる思い。時空を超えて、人生を超えて、交錯する一瞬。歌を良く知る人にとって、この物語は何倍も楽しめるものなのだろうと思います。せめて出てきた札の歌だけでもしっかり覚えたいと思いました。
畳いっぱいに並べられたカルタ。拡大してみ -
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競技カルタの世界
3期もアニメ化、映画化されたあまりにも有名な作品だが、今回初めて読みました。ダイジェスト版冒頭は千早がカルタと出会う小学生の頃の話。新と真島と3人の運命がカルタによって繋がっていくその後の彼らの歩み、そして名人周防くんが最後に少し出てきます。作品の魅力は十分に伝わるかな、と思います。
女の子が果敢に挑戦する話は本当に清々しい。初めて競技カルタの世界を垣間見ているが、千年前の歌がさまざまな想いとともに、また現在を生きる千早の周りの人生とともに語りかけてくるのに圧倒される。実態のない「想い」こそ、この世から無くならない唯一のものなのかもしれない。 -
購入済み
ケンジに泣ける
ドラマのファンです。ケンジにいつも泣かされてます。漫画はというと、やはりケンジに泣かされました。ドラマでは俳優の内野さんが演じていらっしゃいますが、この役を良く彼に依頼したな、と驚きしかないです。漫画は初めて読みましたが、後半に行くに従い、おかしさが込み上げてきます。また、体に良さそうなご飯、それを一生懸命作る史朗と幸せそうに食べるケンジにほっこりします。それにしてもお姉言葉のケンジがオトコという情報には凍りつきましたが。
映画化されるとの事、初日見に行くつもりです。そして、漫画も年末にかけて全巻購入しようと思います。
少女漫画のカテでゲイのカップルの話に時代を感じます。 -
購入済み
想うということ
これが少女漫画として掲載されていたことが今もって信じられない。出版社、編集者の英断なのだろうか、手記があったら読んでみたい。
この巻はとても重要な話が詰まっていると思っている。男が男をレイプするということ。精神を破壊しかねない「拷問」だ。
フォックスはディノの手下であるくせに彼を裏切ることを前提に抵抗の出来ないアッシュを痛めつける。開放されたアッシュの精神状態は最悪で、それを見て取った英二は何も言わず彼を抱きしめる。
住む世界が違う、育ちが違う、自分といたら英二は危険な目に遭うと身を引こうとばかりするアッシュに英二はいつも「もう君を危険な目に遭わせたくない、日本へ行こう」といい続ける。
恋愛と -
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料理と京都弁にまったり
主人公いち日の京都弁と思いやりのある料理に癒される。お試しを読み、最新刊を購入したのだが、それまでの経緯も知りたくてひとつ、またひとつと巻をさかのぼって購入している。今回は料理コンテストの模様がでてくる。仕事というのは決して一人ではできない。周の手助けもあり、また妹夫婦が戻ってきたこともあり、料亭はにわかに活気づいてきた。
戦後という普通ではない環境で、未亡人となったいち日と大阪の商家の三男坊の結婚は便宜上のものでしかなかった。一回り以上年の離れた二人は、一つ屋根の下に夫婦として暮らしながら、今、少しずつ心が寄り添い始めている。
作者はいち日と周の恋愛をどう落とし込んでいくのだろうか。スト -
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ネタバレ 購入済み
夢中になって読みました
料理のストーリーは好きなのですが、実は受け入れられるものとそうでないものがあります。このお話に出てくるメニュー、描かれ方はとても良いです。
200年続く料亭の長女でありながら、戦前に結婚して二ヶ月あまりで未亡人になってしまった34歳の女性。彼女は西洋ホテルで料理人として働いていました。卵料理を作るのが大好き。料亭のほうは次女が継ぐはずでしたが駆け落ちしてしまい、見合いの日に駆け落ちしてしまい、急遽、そのお見合い相手と結婚が決まってしまうのです。なんと19歳の大学生。二人の間にはまだ恋愛はありませんが、料亭の再建という同じ目標に向かってストーリが展開していきます。
主人公が西洋ホテルの料理人 -
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