リエさんのレビュー一覧

とうとう両想い！！！

眼が印象深い作品。
障害者と健常者の恋愛の難しい場面いろいろでてくる。
今回とうとうアオイがケイトの前で舞台で演技をする！
会場の人全員に理解してもらいたいと心をくばるアオイと、その気持ちを受け取るケイト。
今回のMVPはレムさん！！！

キラキラしてる！！

聴覚障害のケイトと、役者志望のアオイ。大学で知り合った２人が、様々なコミュニケーションツールを駆使して想いを伝えあおうとする姿がとても素敵だった。障害をテーマにする作品も多いが、この作品はとてもキラキラしていて元気になる、新しいＢＬだった。

カラーのイラストが沢山！

特装版には、カラーのツーショットや２人へのインタビューが付属されています。イラストはすごく綺麗で、ずっと見てられる笑笑
想いを伝えあって付き合うことになった２人。舞台公演の後でって約束だったけど、待ちきれなかったのが可愛いわぁ〜。フジナガに仕事が続々と入ってきて、顔も知られるようになって、不安要素が増しちゃった。
恋愛初心者のフジナガが可愛くて可愛くて。ケントがお兄さんに見えちゃう。
今度の仕事の共演者、ケントの弟、次巻も気になる〜。

とても雰囲気のある作品

高校生の喜一には、血のつながらない父親がいる。シングルマザーだった母が唯一頼った次郎さんは、やがて母親と結婚し喜一の父親になった。
それぞれみんなが、どことなく傷ついているのが切なかった。

先生の画風が好き

ほんと、絵が綺麗。
男なのに聖女とか、聖女と交わらなければ死んでしまうとか、生まれた時から婚約者、みたいなギャグのような設定で、時々ドロドロした展開になりかけたり、理不尽のオンパレードだったなぁ。

相変わらず説明が長い〜

小説が原作あるある。言葉で説明しようとする場面が多くなる。もっとスッキリ絵の力だけで説明が出来ることもあるのでは？

新たな登場人物が！

王族が続々登場笑笑。ボンクラ第三王子がいたのだから、当然第一王子もいるわけで。
主人公が、たんなる優しさだけで新しい縁談を斡旋したのではないとわかり、頭の回転の良さに脱帽。

悪女と主人公の生い立ち

必ず登場する、継母。子どもにとって不幸な事は、庇ってくれる人が居ないということ。そこでまさかの主人公登場！！友だちであり、庇護者のような存在で、新たな縁談を提案してくるなんて！驚きの展開で続きが気になる〜

またまた斬新な設定。

前回からの続きだけど、登場人物がかわった。他にもいたのか〜って感じ。
今度はコテコテな濡れ衣悪女もののよう。その悪女と主人公が友だち？になるとは、斬新。
今後、ざまぁが展開されるのだろうけど、どうなるか気になる〜

説明が長い〜

今流行りの、悪役令嬢断罪ものかと思ったら、かなり斬新な設定。完全な第三者による断罪劇だった笑笑
まだ説明は無いが、魔法が存在する世界？
続きが気になるし、設定の説明はこれからかな？

ぐわぁーーー、続いちゃったぁ〜

どうなる！？どうするの！？気になるよぉ〜泣
付き合い始めた２人。感情がダダ漏れで、これはヤバいと何でもない風な写真をとって耐性をつける事に。
今作のキーマン、友だちの秋田くんが何か勘付いてトキオに尋ねてくる。本当の事、言う？言わない！？秋田くんはどんな反応するんだろうか。
次巻が待てないよぉ〜。

ぎゃーーー！甘酸っぱいよぉ〜

ひっさしぶりにこんなピュアピュアな純愛見たわ。メガネ黒髪短髪って、当て馬系が多いから新鮮だった〜。
男子高校生の幼なじみ。体格差のある小学生時代からくっつくのが当たり前だった２人。背丈も同じくらいになり、歩調が合うようになって意識するようになる。
カズホの想いをしっかり受け取って全力で返したトキオがホント人タラシの男前。カズホも拗れる事なくオレにしとけよ！って！！！なんか、ジタバタしちゃったわ。

ファンタジーかな？

大学生同士。雪女の末裔で、人の精気を吸い取る妖力をもつ受けと、性欲が強くて彼女に振られまくってる笑攻め。ふんわりファンタジー。

さすがです！ともち先生！！

ブレずにずっと情緒不安定なルイくんに大爆笑しましたよー。まーだグルグルしてる〜。でも！今回は物凄く頑張ったし成長した！お互い。
ドムサブものでもかなりハードな部類にはいるけど、愛情や執着、依存や安心など諸々の情緒は飛び抜けてる。２人の覚悟と決意で過去のトラウマときっと決別出来たよ。クソ親たちに住所バレてるなら引っ越そう！！
次回はイケメーンの大我様編！！大好き！！楽しみ！！

みんな、仕事熱心だな笑笑

トラウマがあるはずのオオカミくんともいい関係になっていて、ネズミちゃんは人たらしでチョロい笑笑
お仕置きエッチまで資料画像にするって、どんだけ仕事熱心なの〜大爆笑

運命の出逢い？

ホームレスの歳上受けと、少しKYな歳下リーマンのお話。どっちもバイ？
出会いは派遣風俗。受けが攻めに呼ばれて始まる。受けには離婚歴があり、現状ホームレス。なのに携帯持ってる？派遣させる時だけ借りてる？その辺曖昧。
身体の関係から始まったけど、攻めが何故か受けにのめり込む。なぜだ？？？
シュチュエーションが不思議。ハピエンではある。

これは、本体に入れるべき！

なぜ別だてにしてのかわからない。それくらい大切な話だった。マヒロのトラウマの元凶、幼なじみの優が突然登場して、悩んでいた事がバカみたいだと憤る。そりゃそうだよねー。とにかく、マヒロのトラウマは払拭されて、お祓いをつづける幸人はきっと落ち着いてくる。これでほんとのハピエン。

SF？特殊能力？？

未来予知ができる受けと、周りを不幸にしてしまう体質？の攻め。これはそうとう生き辛いだろう。予知能力は下手したら犯罪に巻き込まれる可能性があるし、現に巻き込まれたし。不幸体質も、自分には降りかからない災いが側にいる大切な人を傷つける、これは耐え難いな。お互いが幸せになってよかった。

フツメンが可愛い

ＢＬ作品は基本的に全員美形。ここまでフツメンは初めて。なんならコンプレックスだらけの顔だけど、笑顔が可愛くて。イケメンの方がお人形みたいで違和感。
思春期の難しい時期の男女をとてもやく表現してるなぁと感心した。

フローライトのスピンオフ

フローライトを読んでないとわからない短話が収録されているので、始めに読んでおいた方がいいかも。
フローライトの主人公すずの兄のお話。
クリエイターってのは相当繊細なのだろうな。特にソロだと。その繊細さが画風に合っていた。

寂しがりやのお話

あずみつな先生の作品が好きで追いかけて読んでるけど、これはちょっとイマイチだった。
家庭環境のせいで依存性の高い付き合いしかできないゲイの受け、同僚でノンケの攻めが絆されてしまう。
受けの元カレ？元セフレ？がまぁクズだった。そういう雰囲気の顔が先生はお上手。ほんと、嫌みったらしい奴だった。受けの依存が相当女々しくて、攻めと一緒にいたくて頑張ってるのが切なかった。

健気で切なくて優しい幸せな話

擬人化の世界。主人公はニワトリコッコ。小さい男の子。いつか卵を産んで家族が欲しいと旅を続け、ある土地に辿り着く。パートナーになるのは立派なトサカのニワトリ。遊び人のクズだった。無精卵をコッコに渡して逃げようとする。
家族が欲しいと切望するコッコが切なくて。健気で無垢なコッコが、周りを変えていく。

ほんと、キャラがいい！！

設定がぶっ飛んでいるお話がとうとう決着！ハピエン！
ここにきて登場人物が増えたけど、全員キャラがたっててすごく良かった。月城くんの元婚約者ちゃんもクールビューティーかと思ったら、彼氏の前では可愛い顔したり、麦原くんの彼氏が畜産農家さんだったり。
勘違いや思い込み、カッコつけ？だったりしてずいぶん遠回りしたけど、２人が幸せそうでよかった！

一巻丸ごとザマァで笑った

拗れまくって修正ができないうえに、結婚以外の道を見つけてしまったニコル。これはもう自業自得だから仕方ない笑笑
男子には刺さりまくりだろうセリフが多かったなぁ。精神的DVなんて言われたら、もうどうしようもない。婚約者なのだからいつまでも自分の事を好きだと思うな、とか、婚約者なら当然の事だ、とか。釣った魚には餌をやらないタイプのやつね、みたいな？
続巻が出るらしいので、ぜひ続きを読んでみたい！！

なにこれ、かわっ！！

ショートがたくさん！初めて２人でってシュチュエーションが満載で、ホッコリ幸せになった。
初めての野外フェス、遊園地、お魚屋さん笑笑、そして家族に紹介したいと言ってくれた！！ケント良かったね！

離ればなれ編だぁ〜

麻水先輩は父親と過去の自分との対峙、白崎くんも自身のアイデンティティと向き合うという、離れていたからこそ、それらを己だけで模索した巻だった気がする。
そして得た結論は、離れていてもお互いがいて良かったという事。麻水先輩は父親と決別出来てさらに前にすすむだろうし、白崎くんは我が道を突き進むんだろうな。２人の役者としての成長が見られてよかったけど、離れていたせいで絡みが少なかった〜残念。

恋落ち恋満ちのスピンオフ！

恋が満ちたらで当て馬？ポジにいた白川さんのお話。
あの水族館や喫茶店での行動の裏には、こんな事が起こっていたのかと、別視点からお話を読めてホントによかった〜。このお話は、恋満ちは読んでなくても問題なく読めるけど、やっぱり合わせて読むと奥行きが違う。
それにしても、相変わらずエッチがエロいわぁ。。。先生の描く攻めの色っぽさはピカイチ。受けが可愛いのはもちろんだけど、攻めの上品なワイルドさは秀逸。

続編、うれしっ！

不穏な人物がケーキに接触してくるという、かなり緊迫した今作。オメガバースよりも傷害犯罪になる可能性が高いのは怖いかな。
メグミがケーキに執着してくるようなら対策は必要じゃないのかな？
お互いの苦悩を曝け出して歩み寄る事にした２人。ここで終わるはずだったけど、まだ続きを描いてくださるという先生に感謝して、次巻を待ちたいと思います。

これがケーキバースか！

お初でした。さすが、百瀬先生の作品、エッロイです。
捕食者と被捕食者で、オメガバースとは違うけど、ケーキはフォークに襲われるという感覚なんだと理解しました。不穏な人物の登場で終わったので、次巻が楽しみです。

不思議で不気味な優しいお話。

先生の作品を追いかけて読みました。
幼なじみ、共依存？人外生物の存在する世界線、王道の話とは一線を画す、一捻りされたお話。
クスッと笑えて、少し不気味で、ちょっと切なくて、物凄く優しい、先生らしいお話でした。

兄弟、大集合！

弟たちのお話を読んでないけど雰囲気はわかった。でもやっぱり読んでおいた方がいいかも。それぞれのカップルの関係性がちゃんとわかるだろうから。
一番年下のリクが実は一番の大物になるかも、という話の流れがすごく良かった。やっぱりリクがイチ推し！

シュチュエーション大好き！！

生まれ変わりのお話。
実は両片想いの主従関係にあった２人が、長い年月幾度となく転生し、何度もすれ違ってきた。ひたすら相手を想い探していた現代で、アイドルになっている主を見つけた従者は、マネージャーとして側で見守れる事になった。
先生の描くお話は、ふんわりとした画風に相まって優しいけれど、時に棘のような鋭さが突き刺さる。
一巻完結ではなく続きモノの様なので、ずっと追いかけます！！

切なくてあたたかくて優しい

続き待ってた〜！！！
ちょいちょい出てくる過去の話が切なくて切なくて。
今が幸せだと余計に辛い記憶が際立っちゃって。
現代のヒカルくんは幼さが残っていて可愛いけど、同じ歳でもさすが王族は凛々しい。ギャップがいいわぁ。
２人の初エッチ、お互い過去を思い出して泣いたシーンはもらい泣きしちゃうくらい感動した〜。
そして、まさかの４人めがいるかも！？な展開にドキドキ。続きが気になる！

レトロな感じの画風が良い

トラウマ持ちのゲイ受けと、イケメンしごでき歳下攻めのリーマンラブ。
攻めの執着愛がよかった。受けの元カレが見事なクズで、さっさと振ってよかった。女と二股、結婚後にあわよくばまた、とかホント最悪。受けが流され過ぎなくてよかった。

なんとなくレトロ感

会社の上司と新人。上司の一目惚れ猛アタックからの絆され愛。新人くんの妹が兄と顔がそっくりなアイドルで、上司は妹が好きで自分は身代わりなんじゃないかと拗れる。
アイドルの妹ちゃんがお兄ちゃんに似過ぎて、男顔に見えちゃう笑笑

しごできＣＰ

営業のホープ、ノンケのイケメン、姉がBL作家で腐男子の攻めと、法務部のエース、いつもノンケに片想いする腐男子でゲイの受け。
仕事ができる２人はかっこいい。プライベートでBL好きがわかって距離が縮まったが、BLごっこと称して抜きあいをしてしまったから少し拗れた。
展開としては王道。家族や同僚、海外転勤などイベントは盛りだくさんのはずなのに、なんとなく盛り上がりに欠けるのはなぜだろ？？？

イケメンだらけ〜

大学の同級生同士。友だちが多い陽キャの攻めと、真面目黒髪メガネ受けのカップル。実は部屋が隣同士。
攻めの一目惚れ？からの片想いと思いきや、受けも気にしていたという、ふんわり両片想い。
攻めの友だちが暴走して、危うく疎遠になりかけるという珍しい展開。いくら友だちが心配だったとしても、トラウマレベルの脅しはダメだと思う。

切なさからの甘々

このシリーズはこれで完結なのかな？それぞれのカップルの行く末が描かれているから。
このシリーズで一番可哀想なのがミツルだと思う。フェロモンに翻弄され、罪悪感に苦しんで精神状態がおかしくなり、番解除薬の副作用に長年苦しむ事になっているよう。アスマの語りでしかわからないけど。いつか、ミツルの救済をお願いしたい。
誉の元カレのレオも不器用なやつだった。本当は誉を大切に思っていたのに。俺様過ぎて勝手に事を進めたのが何よりダメだった。オメガバースじゃなくてもこういうタイプいるな。そのせいで、もう1人罪悪感を持ってしまったオメガができてしまったな。
主人公の２人は幸せになれてよかった。わかっていたけどやっ...続きを読むぱりアスマくん、重たいよ。

切ない。。。

運命だと思っていた旭と別れて10年、いまだに忘れられない橘のその後。
橘と誉、オメガバースの理不尽な運命に翻弄され傷ついた２人が偶然出会い、関係を築こうとする。橘先生は何にも悪くないし、誉もベータという事で愛人扱い。このシリーズは運命の番に振り回されてる傷つく人たちが多くて辛い。幸せになって欲しいのに。

完結ですって！？

寂し過ぎる〜泣。まだまだ２人のイチャイチャが見たかった〜！！
今作はほとんど修学旅行！観光ガイドブック感があって、お得！！行きたくなった〜京都。
ヒサシの家族の話を聞く事になったマオ。悔しいと泣く横顔がすごくカッコよくて。分かり合えないなら家族はいなくてもいい。マオがそばにいるじゃん！！と思ってしまった。
２人の関係はまだまだこれからだけど、ずっと２人で支え合って励まし合って愛し合って欲しい。

今回も盛りだくさんで。

お互いカッコ悪いところを見せたくないって思う事までシンクロしてる〜。どんだけラブラブなの〜。
スパダリに見えちゃうヒサシも、頑張り屋の優等生キャラのマオも、劣等感やコンプレックスを抱えた高校生だった。今作は主人公２人ではなく、演劇部の仏のホンジョウくんや、人たらしのカガリ片割れくんも、悩んで苦しんで諦めているところを曝け出していて、ほろ苦く温かいアオハルが描き出されていた。続きが気になる！！

大波乱からのハピエン。

爽快だったなぁ〜。読後。
今作のピンチには、計の仕事が最大限に生かされたな。
降ってわいたような潮の家系の話から、突然の別れ話。いきなりの政治の話、と、感情も状況もジェットコースターのようだった。
クライマックスの計の啖呵は痺れた〜。これからもずっと潮は蒸し返されるんだろうな笑笑

続編だ！！

これはなかなか嬉しい。それにしても今から10年近く前に書かれた作品なのに、全く古びたところのない、むしろ新鮮に感じるとは、さすが一穂先生だと。
今作は、計のライバル的存在が裏番組に登場して、仕事に対して新たに向き合う事になる前半と、まさかの記憶喪失大事件が起こり、２人の関係にも新たな絆が生まれた後半になっている気がする。
自分の事だけ忘れた計に、不安と焦りを感じながら、そばに寄り添う潮が切なかった。

大学の同級生、再会愛。

大学の写真サークルで出会った２人。卒業の時、実はほんのり両片想いだった２人は身体の関係を持とうとするが失敗する。そこから攻めはプロのカメラマンになり、受けは実家の旅館を継いだ。10年後後輩の結婚式で再会し、想いを伝え合う。
先生の描くゲイの受けの色っぽさは格別。楚々とした色気があって、攻めでなくてもその気になってしまうだろう。
ちょっと切なくて苦味のある優しいお話。

筋肉美がすごい

幼なじみの２人。ずっと両想いで、とうとう同棲もして、当て馬も出てこないけど、受けのゆきちゃんは1人でグルグル考えちゃう。
エッチがなかなか筋肉美だった。

生真面目くんが振り回されてる

会社の同僚、部署が違うし、性格も真逆なくらい違う２人。受けは、数字と規則正しい事が好きな堅物でたぶんゲイ。方や攻めは、奔放で人たらしで受けの事が気になっていた。
攻めがかなり強引でちょっと引いた。受けも流されすぎ。もう少し時間をかけて関係を作らないと、たぶん拗れるなぁ。

心が読めるってしんどい

人の心が読める事で友だちがいなくなってしまった主人公が、誰も知らない高校で新たに人間関係を築こうとした時、なぜかもう一人心が読める人がいた。しかも、その人の兄もそういう能力だった。
始終暗さが漂っていて、いきなりＢＬ展開で意味がわからなかった。人見知りの友人の立ち位置もわからないし、女子が絡んできそうで絡んでこない意味不明シーンもあり。ぼんやりホラー感のある画風が無理だった。

俳優とマネージャーの恋物語

ホスト上がりの新人俳優と、ブラック企業が倒産して芸能事務所に就職したマネージャーのたまごのカップル。
出だしいきなり無理矢理パターンか〜と落ち込んだ(地雷なので)けど、その後はあっという間に溺愛ターンになり一安心。
展開は王道でストーリーもサクサク。とても読みやすい作品。

叙情的だなぁ

小説を書くという事は、内面をさらけ出すという事だと、この作品を読んで確信した。好きな人に自身の書いたものを読んでもらう羞恥と高揚、それがとてもよく描き出されていた。
中学の同級生。感情の拗れで疎遠になったが、大学で偶然再会する。
過去と現在が混在するコマ割りと、吹き出しでは無いセリフが、誰の感情なのか少しわかりにくかった。
作品としては文芸的で画風とよく合っていた。

理不尽で切なくて優しいお話

異世界召喚により、神子として国を支える事になった圭が、理不尽な扱いや心無い言葉に傷つきながら立場を自覚し成長するお話。
召喚聖人の話は多々あれど、ここまで真摯に神子としての責務を果たそうとする姿はあまり無いかもしれない。
意図せず召喚され、政治的に利用され、て酷い失恋も、誤解からの憎悪も受け止めて、一心に国の為に祈りを捧げる。健気の一言に尽きる。
最終的に誤解はとけ、後悔からの謝罪と、邪な輩の断罪があるが、過去の傷は簡単には拭えない終わりに、やりきれない思いがした。