あらすじ
美形宦官・壬氏(ジンシ)のおつきの侍女として宮中へ戻ることになった、毒好き少女・猫猫(マオマオ)。後宮にいた頃と変わらず、彼女の元には少し不思議な事件の話題がひっきりなしにやってくる。新たな事件は皇帝御用達の彫金細工師の御家騒動──亡き職人が息子達に残した遺言の謎に猫猫が挑む! そして曰くありげな、くせ者の武官・羅漢(ラカン)も現れて…!?
超絶大ヒットノベルのコミカライズ第五弾!! いくつもの小さな事件が、ひとつの大きな絵を描く──!!
表紙の女の子に惹かれて読み始めました。
この女の子は、猫猫(マオマオ)という名前の、薬が大好きな薬師です。
猫猫は、可愛いのに憎たらしいところがあり、正直でいて腹黒いところ、純粋なのに不純なところがあります。
そして、頭が良く、芯が強く、達観しているところがある女の子です。
続きの巻を読み進めるにつれて、猫猫の過去や本性がわかってきて、非常に楽しめます。
また、この作品はコミカライズ版なので、登場人物の名前で混乱することがありません。
話の舞台は、昔の中国をイメージさせる宮廷のため、登場人物の名前も中国風の名前です。
そのため、小説版では誰が誰だか混乱しそうですが、コミカライズ版では、その心配はありません。きちんと描き分けられています。
さらに、コミカライズ版では、背景や服装から、より一層、異国の世界観に浸れておすすめです。
綺麗に化粧をした猫猫、大好きな薬に関わっているときの恍惚とした表情の猫猫も楽しめます。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
壬氏さま!やっぱり
もしかしたらと、思っていたけど。壬氏さまは、やっぱり宦官じゃなくて皇帝の???どんどん可愛らしい性格が見られるようになってワクワクだけど、猫猫も含めて2人の出生の謎が見え隠れするのが面白い!!
一気読み
前回の期間限定無料で4巻まで読んでいたので続きを購入して11巻まで一気読みしてしまいました。
とても面白く続きが気になって途中で止められませんでした。
続きも早く購入しないといけないです。
変装して
一緒にお忍びデート!
だったらよかったね(笑)
指定された店がウフフなところだったから、猫猫に「…ふうん」って思われちゃって、ちょっと気の毒。
デート
変装に猫猫真剣すぎる!
そう思うと高順も水蓮も育ち良いんだなと思う。
さあ好きな子に剥かれますよ。意識する壬氏と冷静な猫猫良すぎるわ。
李白にヤキモチの壬氏も可愛いな。全部が可愛い。
匿名
数々の事件が一点へと
この5巻は、まずは壬氏さまの変装と猫猫との街歩きが面白かった。
壬氏さま、あんな臭い服大丈夫なのかな?
そして猫猫・壬氏さま、お互いがお互いの事を「まだよく知らないんだな」と思っているところがよかった。
壬氏さま付き下女になってから起きた数々の事件・出来事が、ある一点へと繋がっている事が分かって、この後どうなる?
壬氏さま、猫猫の釣り方覚えたね。
はじめてのおでかけ
李白と馬閃の見分けが付きにくい時があったので、徹底比較してみました。
李白:前髪が外ハネで耳の上の長さ。ちょっと面白い人顔をしている(いわゆる三枚目顔)。眉が太くて少しゲジゲジ。
馬閃:前髪が長く内巻き。壬氏より目が小さいけど端正寄りの顔で眉も細め。
小さい絵だったら前髪で見分けるのが1番です。
サンデー版は少々見分けが…とは言われていますが、私はこっちのサンデー版を薦めます。あまり比較してどうこう言いたくないですが、強いて言うなら私にはこっちの翆玲の方が美人に見えるから。
表紙の絵の通り、猫猫はおめかしして、変装した壬氏と出かけます。
「俺を別人にしてくれ。」
「今日は変装をよろしく。」
と言う壬氏のワクワクした顔が可愛いです。
そんな壬氏と出掛けさせる為に、猫猫を二人がかりで説得する水蓮と高順は、完全に壬氏と猫猫のカップリングを応援してくれてますね。良いですね。
おもしろい
何やら怪しい人も出てきて…事件も起きて…変装もあり…と。でも、どれも話しがトントンと進んでいき、読みやすいですね。またまた、次も危ない予感。
Posted by ブクログ
お互いが気になる壬氏と猫猫、5巻。
妓女たちもちょこちょこ出てくる中で猫猫を身請けしようとしていた羅漢という武人との関係性が気になるところ。
5巻の中で印象に残ったのは水蓮さんの言葉。
〝生まれが違うからと言って最初から別のものだと思わないでほしいわ。人生何がどう転ぶか分からないのだもの。それだけで分けるのは勿体ないわ〟
最後にはどんどん事件の謎が繋がっていく爽快感。
狙われていたのは壬氏さま?続き読みます。
繋がっていく事件が爽快!
お互いが気になる壬氏と猫猫、5巻。
妓女たちもちょこちょこ出てくる中で猫猫を身請けしようとしていた羅漢という武人との関係性が気になるところ。
5巻の中で印象に残ったのは水蓮さんの言葉。
〝生まれが違うからと言って最初から別のものだと思わないでほしいわ。人生何がどう転ぶか分からないのだもの。それだけで分けるのは勿体ないわ〟
最後にはどんどん事件の謎が繋がっていく爽快感。
狙われていたのは壬氏さま?続き読みます。
バラバラに見えた事件がひとつに繋がり、真実が見えてくる、ザ謎解きという感じがとても楽しいです。
阿多さまの登場が嬉しかったですし、壬氏さまの女装姿も見たかったなぁと思いました。
怪しい輩
猫猫が表情を曇らせる程の人物が出てきて、そこから猫猫のルーツに続きそうで気になります。
倉庫のボヤ騒ぎや彫金細工師の事件がつながっていて、更に大事件になりそうで…次巻がとても気になります。
瘡毒とも言うな
ビスマスの描写。ちゃんと描かれてるんだが、この多重方形は人工結晶の時の特色だな。ねこクラゲ版では自然蒼鉛ぽいのが描かれてるが、こっちはこっちで引出のサイズに言及してるから人工結晶で描いた方が正解な気もする。
バラバラな出来事が組み上がっていく様はスピード感があって良い。
次巻へ進む。
男
羅漢 頭の切れる多少傍迷惑な破天荒変人キャラかと思っていたが、
猫猫の殺意さえ浮かぶ表情を見たら、かなりの悪辣非道な男なのかな?
我らが猫猫に、一体何をしやがったのか、とても気になる。
途中作者さんのコメントを読んで
買うのをやめた作品。
だって、まおまおとじんしさんくっつかないって書いてあったから…
でも最近、くっつきそうな話を耳にして…
なら買ってもいいかなーとか考え直している…。
おねがいくっついてー
わきまえる立場
猫猫の良いところはわきまえていて、決して出しゃばらないのが
良いのですよね。そこが水連も気づいて応援したくなってきたのかもしれません。
少しずつ繋がってきていますね
冒頭の方に出てくる職人の3兄弟の話もハンダが絡んだ謎解きで、こちらは化学に近い内容でしたね。金魚鉢が如何にも、でしたし。
梅毒患者のエピソードも伏線なのでしょうが、猫猫の過去とかにも絡むのでしょうか。
薬草を植えている美女の官女、如何にも何かありそうですね。幾つかの断片が繋がって1つに向かう感じがし、読みやすいですし、こちらは続きを読みたくなりますね。
主要登場人物の過去も、まだまだ色々とありそうです。
さらなる謎
今回はあまり二人の間に進展がなかったので、少し寂しいです…が、主人公の活躍ぶりは健在!何か裏で動く陰謀に宦官様の危機?スリルと人生の辛苦が垣間見える読み応えたっぷりの巻です。