あらすじ
その日、シュトラール地方の辺境でひとつの国が滅んだ。民衆を革命へと導いたのは、聖女エリカを名乗る黒髪の女性。新生国家の初代元首となった彼女は、休む間もなく列強諸国へと自ら足を運ぶ――すべては、己の悲願を達成するために。「貴様、ただの道化ではないな。もっと質が悪い魔女の類いか」「私はただ弱者が存在しない世界を作り上げたいだけです」一方、リオは復讐を終えた報告をすべく、ヤグモ地方への帰郷を決めるが、その途中で思いもよらぬ人々と再会することに……!?
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シュトラール地方での決戦が終わり、ようやくひと段落ついたと思ったらまた雲行きが怪しくなってきました
ヤグモ地方が久々の登場で懐かしく感じました(3巻以来?)
リーゼロッテちゃん一番好きなので、無事に生還することを願っています。まあリオが救出してリーゼロッテちゃんがべったりくっつく展開は目に見えていますが笑
18巻の展開がとても楽しみです!
[2021年10月読了・再読]
3巻以来となるカラスキ王国への帰省。
精霊の民の里を経由してと思ったら、ゴウキら一行がリオに仕えたいと追い掛けてきていたとは…、
3~17巻の裏には彼らの長い旅路があったんですね。
そして勇者ら、蓮司はスッカリレイスの駒で、弘明はWeb小説レベルを公費出版するつもりか…、貴久は…、
そして聖女・桜庭絵梨花は或る種最もヤバイ存在になっていました。
今巻序盤でリオによる武術訓練、その上でリーゼロッテを護り切れずにエリカに誘拐されたアリアとしては、
静観して任せる訳にはいかないんだろうけど…
束の間の休息、新たな激動の始動
前巻ラストの聖女とは名ばかりの異常者がついにガルターク王国に牙をむく。
と、その前に復讐を終えたハルトとその一行は
束の間の休息を得ていた。
復讐も終え、新たな人生を歩み出したハルト。
今まで置き去りにしてきた関係を、
これからは大切にしていこうと決めたハルトは以前訪れた場所を巡り、
再開を果たし、止めていた関係を前に進めていく。
復讐心に静かに闘志を燃やすハルトは強く、時に猛々しかったですが、
復讐を終え、大切なものを大事にしていこうとするハルトはさらに強くなったように感じます。
Posted by ブクログ
初期の登場人物により昔との違いを、それぞれの会話で言ってくれるので感じ取れなかったような細かい違いがそれぞれの心情のふかぼりをしていて面白かった。
薄気味悪い聖女
とうとう現れた6人目の勇者!
弱者の救済というお題目も掲げているものの、リーゼロッテを拉致するという攻撃性も覗かせる。
聖女エリカが見せるであろう復讐の意味にも注目である。
打って変わって、この巻の魅力は、ヤグモ組の登場であろう。サヨやコモモの再登場には興奮し、リオを取り巻く美少女達の増員には、手に汗握るほどの歓喜でした。
構成上仕方ないのでしょうが…
正直、大分盛り上がりに欠けた巻でした。
折角久々登場のヤグモチームとの合流なんて素敵イベントもあったのに、巻全体を通して非常にあっさり。
まぁ最後にまた大きなイベント開始となりましたし、
丁度イベントとイベントの合間のインタールードにあたる巻となるのでしょう。
とは言え、やはりヤグモチームの扱い可哀想じゃないですかね(^^;
リーゼロッテ救出にも出番は無さそうですし、ヤグモの面々に再び光が当たるのはいつの日か、、、
新キャラ登場
最近のはなしのテンポが悪い。ページを読み飛ばしても関係ないくらい無駄話が多く内容が薄いとわかる。もっと時間かけても大丈夫なので。