あらすじ
嫉妬にかられた貴久の暴走に気づき、ギリギリのところで美春を救い出すことに成功したリオ。貴久の計画に協力していた亜紀の処遇も含めて話し合いがもたれる中、事件を起こした兄姉に複雑な感情を抱く雅人は、リオたちに今後の自分の身の振り方について相談を持ちかける。一方、リオは迷惑を掛けた実家の様子が気になるセリアを連れ、再びクレール伯爵領へと足を踏み入れるのだが、そこで思いがけない人物たちと遭遇し――!?
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[2021年10月読了・再読]
前半と後半とで大きく二つのストーリー。
前半、誘拐の罪を犯した兄・貴久と姉・亜紀の処遇について、異世界でのたった1人の元からの家族として対応を苦慮する弟・雅人。
そして導き出した結論は…。
後半、セリアの実家であるクレール領を訪れると、王国軍に追われる身となったクリスティーナ第一王女らと遭遇。
その追手の首魁はあのシャルル=アルボー。
どうやらベルトラム王国を本当に乗っ取りに掛かった様で。
取敢えず体勢を立て直す為にロダニアへの逃走に手を貸す事にするリオ。
そこへレイスが…、って毎度情報過多です。
今回は薄い
誘拐未遂の事後処理にはじまり、web版でもあった逃避行。まぁweb版はもうないので知らない人も多いかもしれないけど。最後の引きは良かったので作品内容については満足している。
セリア編
クリスティーナ、セリアがメインの回でした。
クリスティーナの王国から逃亡、それを知ったセリアの想い、リオは全てを背負って囮となる。
敵方には、王の剣アルフレッドやシゲクラルイという難敵。本当にリオの活躍が目覚ましい。
クリスティーナとフローラの関係性やリオの正体を知ったクリスティーナの今後の行動にも期待!