あらすじ
レイスが操る魔物の大群に襲われていたリーゼロッテたちの一団を発見し、その戦闘へと加勢したリオ。圧倒的な力でもって次々と魔物を屠ってみせた彼に対し、その場に居た誰もが強い興味と関心を示す。またリオも更なる勇者召喚の情報を求め、貴族たる彼らと友好的な関係を築こうと動き出すが――「どうだ? 俺はお前にとって、お望みの人間だったか?」「……ああ、ずっと探していた」その過程でリオは、追い続けてきた憎き男との邂逅を果たす!!
...続きを読む感情タグBEST3
[2021年10月読了・再読]
今巻も細かく場面転換する展開はあるけど、大きな流れが見えてきて割りとスムーズに呑み込めたかな…、前巻迄の内容の備忘録が役立ちました。
この物語、面白いんだけど登場人物数過多なのがねぇ…。
それでも今回は比較的シンプルなストーリー、リーゼロッテを助けた事でガルアーク王国貴族との縁を繋ぎ、坂田弘明とは別の勇者の情報を入手したいリオ。
アマンドで少し落ち着くかと思ったら、レイスとルシウスが仕掛けてきて…。
リオの正体、フローラ第二王女にバレてしまいましたが、それで悪い流れに行かないで…!
アマンド襲撃と復讐
見所が多すぎる7巻でした!
まず1番手に汗握ったのは、アルフォンスとスティアードがリオに犯した狼藉、リオの対応や貴族2人の歪みなど本当に面白い展開でした。
2人の結末にも納得納得です!
そして、アマンド襲撃。正直将棋やチェスを連想する相手の戦略に、対応していくリオ陣営。正直、フローラ誘拐には本当に焦りました^^;
最後のリオ対ルシウスの対決は最高潮に盛り上がってしまいました。リオの無敵っぷりが際立ち、それがまた見られると思うと、今からウキウキです!