あらすじ
オティヌスの支配は、成就した。 闘いの舞台であるグレムリンの本拠地、東京湾上に浮かぶ『船の墓場』は消失した。それどころか、世界そのものも消えて無くなった。共に来たインデックスも、御坂美琴も、レッサーやバードウェイ達も当然消えた。 統一された闇の空間。黒一色のそこに、上条当麻だけが残されていた。その理由は、ただ一つ。世界の基準点であり修復点でもある『右手』を持つからだった。 神と成ったオティヌスにとって、上条当麻はすでに微塵も興味の無い存在となっていた。いつものように、ここから彼の逆転劇が始まる可能性は、全くない。 ここはそういう『世界』だった。 そして。 そして。 そして。 これは、上条当麻の心を挫く物語。
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上条さんとうとう神と戦うの凄すぎるw そんな中で上条さんが自分自身と向き合えたのは、これからにも繋がるしよかったのかなと思いました。
Posted by ブクログ
これだけたくさん殺されて蘇らせられた主人公は珍しいんじゃないだろうか。
それでも諦めない上条さんさすがです。
たまには自分だけの為に戦うってのもいいよね。
オティヌスのデレに期待!
Posted by ブクログ
細かい整合性への疑問点も無いではないですが、それよりも勢いを維持したことを賞賛します。
インデックスの悲壮な生き様に共感したけど忘れてしまったことではじまった物語ですが、その原点回帰的展開で締めました。今回はしっかり記憶しているみたいですけど。
で、さらに、これはタメだったという。
Posted by ブクログ
魔神オティヌスとの対決がメイン。あとがきにもある通り、ゲームで圧倒的に強いボスキャラに挑むプレイヤーの絶望感を感じながら読んでいた。一方通行vs御坂ネットワークと同じ10032回で勝敗が付いたのは単なる偶然なのか必然なのか?。次巻は「オティヌスの理解者」となった上条が手負いになったオティヌスを守る話になりそう。とにかく近いうちに読みたいと思う。