ローマ正教の暗部 『神の右席』 最後の一人、フィアンマがロシアから起こした第三次世界大戦は、上条当麻の活躍により終結した。彼の、消失と共に。 ここは上条当麻が存在しない世界。 魔術サイドは再編・改善がすすみ、信徒たちには安息の日々が訪れていた。 科学サイド総本山の学園都市では、最強の超能力者・一方通行が、『闇』 と手を切り、打ち止めや番外個体と共に騒がしくも穏やかな日常を過ごしていた。そこには 『グループ』 の影も無い。元スキルアウトの無能力者・浜面仕上は、ロシアで手に入れた『闇』との交渉材料を懐に、絹旗、滝壺、そして帰ってきた麦野と共に新生 『アイテム』 を結成、活動を再開する。闇からの 『卒業生』 たちは、平穏を手に入れたのだ。── 凶悪な 『新入生』 が、彼らの前に現れるまでは。
Posted by ブクログ 2011年04月01日
読んでいて続きが気になる本ってやっぱりいいなぁと久々の禁書で思いました。
浜面さんは本気で無能力者だから、逆に戦闘が見てて面白い。使えるものは何でも使う。
それにしてもインデックスさんの空気っぷりがますます顕著に・・・。タイトル冠してるだけに切ない感じがしました。
ともかく久々の禁書を堪能しました...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月29日
個人的には不覚にも面白かったです。はい。
超能力だけが科学じゃないってことで科学的な装置がバトります。本巻のヒロインは間違いなく番外個体なのに途中から出番皆無。
"とある無能力者はこういう風に自分を眺めていたんだろうか"
という文から目が離せなかったです。
ベタなアツイ展開...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月09日
今巻の主人公は浜面さんです。が、私は一方通行と打ち止めが好きなので、結構読み飛ばしました。
番外個体のMNWからの悪意…というか嫉妬を抽出して打ち止めを突き飛ばしてしまう場面やひよこふりかけを一方通行が選んで番外個体をからかったりとか、浜面が打ち止めを馬鹿っぽい子と言ったら鼻をひねる一方通行さんとか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月06日
タイトルにもあるように新約編、第三次世界大戦後の平和になった世界での話になります。
今巻では、今までそれぞれの場所や立場で戦っていた主人公達が一つの目的のために集まり共闘していく話というものでした。
新たな敵「新入生」も登場したり、今まであまりなかったロボット類の活躍など終始ドキドキハラハラが止...続きを読む
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