あらすじ
「やあ、幻想殺し」「だとすると、アンタは理想送りか?」 世界を意のままに、何万回でも塵にすることができる真性の『魔神』達。そんな無敵の存在らを、一瞬で消し去る少年がいた。 少年は『どこにでもいる平凡な高校生』にして、しかし同時に最大最悪の『理想送り』を右手に宿す存在。それは『新たな天地を望むもの』を全て消し去る、恐るべき力だった。そして、もう一人の『どこにでもいる平凡な男子高校生』上条当麻の右手に宿る『幻想殺し』と、表裏一体の存在でもあった。 「幻想殺し。ぼくは『魔神』に用がある。ぼくをこんな風にした『魔神』達に」「それはお前の事情だろ。俺達には関係ない」 少年二人は、学園都市の暗闇で対峙した。 互いに譲ることができないもののために。 この勝負の鍵を握るのは、レイヴィニアとパトリシア、二人のバードウェイ姉妹で……!? 極大のイレギュラー同士が、ついに激突する……!
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匿名
WOW!
上里は自身が「どこにでもいる平凡な高校生」て言ってたけど、上里の言う「平凡」は普通の平凡とはまた違った意味があると感じるわ
Posted by ブクログ
前巻登場の「理想送り」上里翔流(勢力?)との激突。“普通の高校生”な二人がカチ合うだけでなく、バードウェイ姉妹の事情も絡んできて、構図としては対立姿勢が2面あった感じか。異なる『ヒーロー』像が語られたけど、そこは“元祖”ヒーロー。やっぱり上条さんはカッコいいね。この事件の真相共々、裏側、特に科学サイド(アレイスターを純粋な科学サイドと捉えてもいいのかは微妙なとこだが)がいろいろと動き出してきそう。それに伴い木原関係で上里くんは今後出番増えるのかしら。しかし人物相関図書いたらえらいことになりそうですね(笑)
Posted by ブクログ
上里なんていう、まさかの平凡な高校生が出てきた。
けど、読み進めると上条さんとは全く逆の思考回路の持ち主&能力でした。
バトルよりもいつもの言葉の押収が見事でした。
自分を卑下しちゃダメだね。
Posted by ブクログ
ハーレムに対するアンチテーゼ?は興味深かった。
魔神勢力は結局全滅。
かまちーもその辺は気にしているようだ。
幕間の鍋の話は笑えた。
アレイスターが激情を吐き出したのが印象に残った。
読者からの嫌われ者登場
他のサイトのレビューとか読んでいて、この巻から数巻は読まなくても大丈夫とあったけど読んでみました。感想は言うほど悪くは無かった。何というか別作品の登場人物とコラボしたような巻だった。
Posted by ブクログ
早く終われよという引き延ばしシリーズだが、魔神殺しの理想送り登場。当麻と対の手を持つなんて・・新展開ってより、ますます込み入ってくるんじゃないかな・・新約以前の魔術メンバーとはご無沙汰だし・・登場人物が増えて、いつのまにか好みのキャラが消えて、しかも常連はキャラと重みが変っているみたいな・・ここまで続くとアニメ化はついていけないだろうな~
御坂美琴及び御坂妹のファンとして、物足りない感じが(笑)