あらすじ
大熱波が去り、復旧モードの学園都市。そこは、通信インフラが寸断された混乱の影響で、『警備員(アンチスキル)』達さえ手綱の握れぬ無法地帯となっていた。そんな学園都市を、上里翔流帰還を信じる『上里勢力』の少女たちが、自由気ままに暴れ回る! 追跡のエキスパート『辿り屋』絵恋、直接戦闘を得意とする変幻自在の海賊少女の琉華、ネットを駆使して大衆を操る幽霊少女の冥亞……。木原唯一に『右手』を盾にされ、上条当麻抹殺を命じられた彼女達だが、その芯は変わらない。想い人を取り戻す。その信念ゆえに突き進む。全てを賭して襲い来る少女達から逃走する上条。彼の味方は、『上里勢力』からたった一人ついてきたUFO少女・府蘭だけだった。しかし、間違ってはいけない。この劣勢状況下こそ、上条当麻の真髄が発揮される時。さあ、上里翔流を救え。彼女達の哀しい暴走を止め、この争いに終止符を打つために。
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Posted by ブクログ
上里編決着。恋する乙女はやはりかわいく、それを応援する上条ちゃんはやはりアツいということで。その恋する乙女・府蘭が大活躍だけど珍しく?上条ハーレム入りがなさそうですね。まぁ一途な少女がブレてしまったら困るからいいんですけど。対して美琴はどんどん危うくなってる気がするな。出番自体が危ういヒロインがいるって?いつもの事だ、気にするな(← 次はお久しぶりに登場の土御門メインかな?府蘭もそのまま継続登場っぽい。ラストの土御門の行動はなかなか驚愕ものだけどアレイスター自身には影響なさそうなのがなんとも。
匿名
上里編の最終章というわけで、色々なことがあったりとまぁ退屈しませんでしたね。でも、結局最後まで上里勢力の詳しい名前とか覚えられなかったな。
Posted by ブクログ
2019年2冊目。今回は上里翔流救出の為、敵対していた勢力の残りの府蘭と上条が手を組み、奔走する話の筋。前の巻で魔神相手にストレスがたまっていた上条さんが、これまでとは違ったアプローチの仕方で追手を巻いていくという活躍の仕方が読んでいてよかった。最後に意外な形であの方が登場し、次巻以降の話に繋がっていくという終わり方は、「いい加減読むの止めようかな」と思っている心を「続きが気になってしょうがない!」と変えてしまうのに十分。続きは手に入れていないが、この後も読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。
Posted by ブクログ
幕間で世界滅亡させてんのがウケる
災害時の人間心理は恐ろしい
情報源が掌握され、操作されているのは嫌な気分になる
否定も肯定もできない最悪のデマは現実にもあり悪辣だ
だからこそ発信元を幽霊キャラにしたのかな
Posted by ブクログ
去鳴にやりたい放題の唯一がどうなるかと思ってドキドキしながら読んでいたら、スルーですか。
上里帰還シーンが薄めなのは、既定路線を嫌ったからでしょうか。上里が帰還できた理由が、ちょっとあいまいな感じ。包帯魔神と琉華双方の作用の結果なのか。
営巣部隊は、悪の組織かと思っていたのに。
この巻も読まなくても大丈夫
100人の少女が用意されていたけど必要だったのは3人だけで残りは蛇足。半分近くページを毟っても違和感なく成立する程度のストーリー、必要のない余分な話を延々読まされるのは苦痛でしかなかった。
Posted by ブクログ
この巻で、木原唯一(きはら・ゆいいつ)との戦いは結末を迎えることになります。
上里をうしなった彼の仲間の少女たちは、唯一がもっている上里の右手が、彼をこの世界に呼びもどすためのたった一つの手がかりであると信じて、唯一の命令にしたがい上条に襲いかかります。そんななかで、府蘭だけが上条と行動をともにして、唯一に戦いをいどむことになります。
上里の登場以来つづいていた流れにひとまずピリオドが打たれましたが、けっきょくこの一連の流れで著者がなにをねらっていたのか、ちょっと理解できないと感じてしまいました。けっしておもしろくないというわけではなかったのですが。
Posted by ブクログ
上里救出編スタート。
学園都市の復興作業のドタバタに乗じて上里勢力を巻いていく感じ。
最終的には上里が送った魔神達に救われた感もあって繋がりが少し分かりにくかった。
ただ、上里勢力が木原因子を埋め込まれた描写があるので今後まだ波乱がありそう。