あらすじ
上里翔流が消えてから三日。次なる戦いに身をうつした上条だったが、その先に待ち受けていたのは、水着姿の食蜂操祈や御坂美琴をはじめとする、お嬢様だらけの常盤台中学(てんごく)だった……? 季節は冬。12月の学園都市――にもかかわらず、気温は摂氏50度を超えていた。原因不明の大熱波により、学園都市のインフラ全てが機能停止する中、その『予測不能な脅威』はやってきた。エレメント。灼熱地獄を這う異形の化け物。『暗闇』を好み、停電中の学園都市で次々と生徒を襲う凶暴性を持つ。ヤツらに唯一対抗できる『右手』でもって、上条は吹寄やインデックスの手を借りて激戦地へ向かうも多勢に無勢。そんな窮地に現れたのは、異形の機械『対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)』に包まれたあの少女で……? 食蜂操祈を参謀にお嬢様学校総動員で挑む中、上条は『大熱波』と『エレメント』を仕掛けた黒幕の正体に迫っていく!
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匿名
最初読んでて、エレメントがどういったものかや熱波の原因とか色々と考えさせられたけど、種明かしでは予想の斜め上をいってて驚いたわw
Posted by ブクログ
前半は日常を少し含めた常盤台中等部、後半は上里勢力メインの話。というか唯一は死んでなかったんだっけか。若干記憶が(苦笑)前半部分はどうしても前巻のことがあって美琴の動向が気になりますが、思いのほか壊れてはなさそう。ただ肉体的な面で崩壊は始まってそうな気配がちらほら。後半は上里勢力との共闘。上里消滅で解決したかと思ったらまた一転。共闘者が再び相手に。オティヌスの時みたいに完全四面楚歌状態ではなさそうだけどどうなるやら。最後の啖呵はヒーロー・上条さんらしくてよかった。
途中からダレます
表紙で美琴の活躍を期待しましたが、途中でどこかに消えました。話も中盤からだれてあまりおもしろくはありません。次の巻はこの話の続きなので、買わずにその次からの購入をおすすめします。
Posted by ブクログ
学園都市が「大熱波」に襲われ、さらに「エレメント」と呼ばれる巨大モンスターが現われます。上条は、少なくなった水をやりくりしながらこの災害を乗り切ろうとします。
常盤台中等部に身を寄せることになった上条は、美琴や黒子、さらに成長した操祈に再会し、今回の災害に対して協力します。さらにその後、彼は上里のもとに転がり込み、今回の事件の真相を知るとともに、彼と協力してその対処にあたることになります。
唐突な水着回で、上条を挟んでの美琴と操祈のさやあてがたのしみだったのですが、本筋の問題解決をせかされているためか、あっさりした描写にとどまっているのは残念でした。
Posted by ブクログ
前半は元の単発ユーモア含む内容に戻ったようで期待したんだけど・・上里勢力と木原唯一がメインの後半でぶち壊しになった気分。どうも、奥の奥の奥が出現って際限のなさは、よく言えば逆転に次ぐ逆転の面白さになるんだろうけど、個人的に疲れて飽きる。ここがヘヴィオブジェクトとの違いだな。もう、本編は適当に切り上げて外伝メインにしていってもいいような気がする。