【感想・ネタバレ】Dr.コトー診療所 公式版 17のレビュー

あらすじ

聖ミハイロ病院に、右脚に重傷を負った患者が運ばれた。オペを担当した鳴海医師は、脚の修復を不可能と見て切断することにしたが、常識的には全身麻酔を行なう状況で部分麻酔にとどめた上、朦朧とした患者を強引に起こして切断前の右脚を見せつける。そこには、鳴海自身のある苦悩が隠されていて…

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人間模様

新たな敵対者と、過去の敵対者たち。そして身近な人の病気。色んな登場人物の人間模様が描かれる。物語は次のシーンへ。

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2024年11月24日

mac

ネタバレ 購入済み

・「医者は、痛みの原因がわからない時、患者に”痛くないはずだ”なんて言います。
でも、患者が”痛い”と言えば、それはやっぱり”痛い”んですよ」
・「言っちゃなんだが、あなたは”痛み”というものについて何一つわかっちゃいない。
”痛み”は、人間のすべての気力を失わせる。楽しむ、喜ぶ、働く、生きる
その気力すべてを奪って、人の一生を”痛み”に耐えるだけのものに変えてしまう」
・「私は、医者の本分とは、患者の”痛み”を取り除いてやることにあると思っています。
患者本人から一刻も早く”痛み”を取り除いて、本来の生き方を取り戻させてやる、それが”医者”だってね」
「鳴海先生、おっしゃることはわかりますが…それが何故、木村さんの右手首切断という結論になるんですか?」
「痛くないはずの手が痛いと言う患者には、もう手そのものが無いと自覚させることが、一番の治療だからですよ」
「ぼくは…鳴海先生と少し違って”痛み”を乗り越えることで得られることも大きいと思っています。
鳴海先生が正しいとか、間違っているとかではなく。辛いリハビリや痛みに耐えて治療した時、
その人はそれからの人生に立ち向かう勇気を与えられるんだって、そう思います。
ぼくは…実際にそういう人達を見てきました」
・「ピクリとも動かないのに、ひどい痛みを伴う→手を、治るという確約もなく、そのままにして、
苦しみ、耐え続けることが、木村さんにとって本当に幸せなんでしょうか?」
・「自分の体の一部を失うということは、他人には計り知れない重圧がかかりますから。
私もその体験者です」

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2022年09月30日

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