【感想・ネタバレ】Dr.コトー診療所 公式版 16のレビュー

あらすじ

離島医療を取材するため古志木島を訪れたアナウンサー・松下実香が、声帯の間に腫瘍をつまらせて倒れ、緊急手術を行うことになった。手術後、自分の声はどうなるのか不安を漏らす彼女に、コトーが「声は元通りにはならないと思います。でも、声が出せるように全力を尽くしますから」と、落ち着いた調子で答えると…

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ドラマがいっぱい

次々と色々なドラマが起こる。医療関係だけでなく、過疎に悩む離島の話題も盛り込む。そして人情の機微も描く。

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2024年11月24日

mac

ネタバレ 購入済み

・「わしは両親の反対を押し切って、この島の診療所の医師になった。
父のコネもあって大病院での地位も約束されておったが、逆にそれに反発してのお・・・
島の診療所の医師になるっちゅう正義感に燃えとった。
だがの、コトー先生、今回、母が寝たきりになってつくづく思った。
わしは『他人のため』『島民のため』などとぬかしながら、結局、自分の正義を満たすため、
『自分のため』にしか生きちゃこなかった。
寝たきりになった母は、わしに帰ってこいとも言わん。
認知症の父を抱え、どれだけ苦労したか、わかっていながら、わしはずっと目をつむってきた…
わしはこの年まで家族のことを何一つ顧みず、自分のエゴだけで、この診療所をやってきた。
親の気持ちもわからんバカモンが、『他人のため』などと言う資格はない。
それを、この年になって初めて気付いた。
コトー先生、わしは故郷に帰って、母の面倒を見る。
この何十年もの借りが返せるとは思えんが、一日でも早く帰って、母の面倒を見てやりたい。
・・・それが、ここを辞める本当の理由だ。これもエゴかの・・・」
・「母さん…ぼくは…ぼくは今まで自分の思い通りに生きてきました。
大学病院でミスを起こした時も、島の診療所へ来る時も、何の相談もせずに…
ぼくが何でも一人で決めて・・・父さんや母さんの言うことなんて聞きもせずに…
ぼくは」…父さんや母さんのことを…今まで・・・ずっと・・・」
「健助…今の暮らしが嫌なの?」「違います。ただ…」
「ならいいの…元気?」「はい…」
「難しく考えることなんてない。おまえが幸せなら、それでいい。
父さんも口に出して言わないけど、親なんてそんなものよ。
おまえが病気してないか・・・ケガしてないか…それだけが心配」「母さん…」


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2022年09月30日

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