あらすじ
原因不明の病が古志木島に流行し、診療所は新婚旅行で訪れていた三上を含め、多くの患者であふれていた。患者の幾人かが季節はずれの蚊に刺されたと言っていたことから、応援で来島中のゆきは病気の正体を探る糸口をつかむ。そしてコトーたちの力になりたいと馳せ参じた原たちに、なぜかナベやコンロなどの家庭用品を持ってくるよう指示を…
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死
医療ドラマに限らず、登場人物が死ぬときは作者が意図して死なせるわけで、それは勿論罪科を伴うわけではないが、それが露骨なストーリーには抵抗を覚える。
・家でできる?PCRのやり方
①オナベとどんぶり、コンロと電気ポット、菜箸(さいばし)と発泡スチロールの箱と氷、温度計、そして遠心機を用意
②血液サンプル(患者さんの血液)を溶解液と反応させて、蛋白質を取り除く
③サンプルにイソプロパノールを加える
④遠心機で沈殿させ、核酸(生物の設計図。このなかに遺伝子が含まれる)を抽出→
この中に含まれるウイルス遺伝子を増幅(目立たせて見つけやすくする)して検出する予定
(対象がRNAウイルスの場合、逆転写酵素を使ってDNAに変える必要がある)
⑤サンプルに酵素と基質、
そしてプライマー(ウイルス特有の遺伝子部分を増やして、目立たせるために使う、ウイルス遺伝子の鋳型)を加える
⑥オナベの温度を92℃、どんぶりの一つを53℃、もう一つを72℃に設定する
⑦スポンジラックにサンプルを突っ込む→92℃のオナベに1分間漬け込む(熱変性。DNAの2本鎖を1本ずつに引き剥がす)
→53℃のどんぶりに1分間漬け込む(アニーリング。1本鎖になったDNAにプライマーを反応させる)
→72℃のどんぶりに1分間漬け込む(伸長。ポリメラーゼによる新たなDNAの合成)
⑧⑦の作業を40回繰り返す
⑨寒天ゲルの中で電位泳動→カーテン閉めて電気消す→ゲルに出てきたパターンから、どのウイルスか判定する