あらすじ
南洋同盟に奪われた「リユース・P・デバイス」を巡って激化する、連邦とジオン残党を含めた三つ巴の争い。そんな中、連邦と同盟がついに開戦! 白兵戦の中、イオが目にした衝撃の光景とは…!?
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とんでもない画力にまずは圧倒される。戦争を遠くから見ていたつもりだったのに、読み進めるうちに自分がコックピットに乗り込んでいるような感覚になる。死を予感し、震えるほどの臨場感。
本作では、四肢がなくとも操縦できるMSが登場する。手足が無い方がよりMSと一体化して戦闘で有利に働くという恐ろしい特性。爆風で手足が吹き飛んでも傷ついた兵士は休む間もなく戦場へ駆り出される終わりのない地獄。
技術も経験もない少年兵が何もできずに無駄死にしたり、功績を残したくて無理をして死を早めてしまったり、平和な世界には居場所が無くて戦争にしか生きがいを見いだせない者もいる…。
連邦軍もジオン軍もどちらも同じぐらいボロボロで、この戦いの末に得るものは絶望しか見えない…。
人を殺せば殺すほど褒め讃えられる狂気の中で、必死で正気を保とうと、冗談を言って笑いあう。理不尽に戦いを強要される男たちの悲哀がそこにある。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
先に8巻を読んでしまっていたのだが、ようやく話がつながった(^^;
リハビリに付き合っているダリルだが、正直彼女に元に戻って欲しいのか、このまま彼女だけでも幸せな時間を過ごして欲しいと思っているのか…
引き込まれる
本家本元アニメ機動戦士ガンダムでは結構適当に描かれたモビルスーツ戦や 連邦VSジオンの戦いなんかについて、 「本当にモビルスーツが宇宙で戦うとしたらどうなるか?兵装はどうあるべきか?」などを独自アレンジした上、 「ニュータイプについての独自解釈と展開」にて、 これまた「ジョニー・ライデンの帰還」「ガンダムUC」「逆襲のシャア」なんかとは別の 「宇宙を転覆させるかも知れない何か」を生み出して、 かなり骨太に展開していく物語に惹かれます。