あらすじ
なわとびテストクリアで自らの防具を手に入れ、本格練習を開始した旭（あさひ）。
しかし、それは悩める日々の始まりでもあった。同じ薙刀部一年で長身のさくらや剣道経験者の将子（しょうこ）と違って、自分には何の取り柄もない……。
落ち込む旭にエース真春（まはる）が“必殺技”を伝授する。「3人いれば3通りの強さがある。それが薙刀よ。必要なものはひとつ――女は度胸。」
ひたすら稽古に励み、少しずついろんな事が変わり始めた旭と二ツ坂高校薙刀部にビッグニュースが…
猛烈剣士で旭のライバル（？）、一堂寧々（いちどう・ねね）がいる國陵高校との練習試合が決まったというのだ！！
大好評、なぎなた青春スポ根漫画、単行本第2弾！
運動部の中でもかなりマイナーな競技である「薙刀」に挑む女子高生たちの物語。
主人公の旭は何の取り柄もない高校1年生。競技人口の少ない薙刀なら、未経験者でも活躍するチャンスがある！という先輩の口車に乗せられ入部するも、根っからの鈍臭さのせいであっという間に置いてきぼりに。それでも誰より努力して、少しずつ自分の特技を見つけてゆく…！
と、非常に王道のストーリー展開のようですが、本作の真の見どころは、主人公を含め登場人物のほとんどが「性格にやや難あり」なところ。ひとクセありすぎるチームメイトやライバル達に苦労している内気な旭ですら、実は超が付くほどの野心家。隙あらば皆より抜きんでて活躍してやろうと、常にチャンスをうかがっています。
先輩・後輩・指導者と、立場に関係なく口汚い罵りあいが展開されるのに、不思議と芯の部分では仲間同士で支え合っている。仲がいいのか悪いのか。女同士とは、それが一見わからないくらいの関係が面白いのかもしれません。
感情タグBEST3
練習試合
2巻にして、早くも練習試合が始まりました
正直にいって、ルールや構えなどよくわかっていない部分が大きいですが、おもしろかったです
(今気づきましたが、わからないことが多いということは、説明パートが少なく、わかりにくいかもしれない)
Posted by ブクログ
なんかギャグと青春とスポ根がいい感じに交わっててよんでて爽快だった！やっぱ青春ものはこうでなくっちゃ！て感じ。あと旭ちゃんのへたれ根性っぷりがかっこよかったな。わたしああいう性格の主人公ビジュアルも肝心だけどスキなんだなあ。面白かった！
Posted by ブクログ
薙刀初心者の旭はなわとびテストをクリアし防具を手に入れ、本格的な練習がはじまる。ただ何の取り柄のない自分に不安も感じてもいた。
そんな時に先輩の真春から必殺技を
教えてもらうのと同時に何よりも必要なものは「度胸」だと教えてもらう。
そんな時、インターハイ予選で負けた国陵高校から練習試合が決まる。
まだ試合をしたことのない旭は
試合に出る予定もなかったのだが…
2巻は1巻より確実に面白い。
3巻目が楽しみなストーリー展開です。
一年たちが本格的の初活動！竜巻さくらに笑った。
旭にラッキーチャンスが降りかかったとしても「奇跡な展開！」にならなかったのが現実的でいい。
その点がこの漫画の最高点だと思う。
Posted by ブクログ
泣き虫主人公の初練習試合編。
生涯のライバルとなる他校の天才少女も登場。
キャラクターの性格がどぎつくて、おっさん脳の女の子という感じが…。描いているのは女性（？）とは思えない。
Posted by ブクログ
今回の巻では初試合の話ですね。
先輩から抜き技を教えてもらい、いきなりどうなるのかな。と思ってましたが、展開はそこそこでよかったです。
新入生3人の悔しさと葛藤ももっと出て欲しいですね！
ぜったいに、さくらちゃんは黒いと思いますが。
あ、あと一堂さんは素敵です。
途中までは先輩のライバルになっていくのかな。
なにより、がんばれ、部長さん。
Posted by ブクログ
8巻購入に合わせて再読しています。やはり定番と思いつつ、安定した流れ。薙刀の用語解説や練習法、剣道との違い、ライバルの登場など、気づいたら読み終わっていました。○郎系ラーメンも登場。
Posted by ブクログ
大人買いするべきだった、と帰宅して後悔。やばい、面白い。薙刀すげえ！
ちょっと男の子との青春があったのが可愛い。でもやっぱり薙刀でいっぱいいっぱいだよね～可愛い可愛い。
Posted by ブクログ
前巻に引き続き熱かったです!(そして今、三巻が10月に発売と知って、早ッ!とビビりました)
旭の試合中の「バカにしないでくださいっ」も良かったけど、「黙れ」のシーンがすごく良かった。
そして犬野郎にきゅんきゅんきました。犬野郎可愛いよ犬野郎!笑
剣道との違いや経験値とか…
確かに旭さんたちの顧問の先生は色んな意味でもうひとつですかね。
この巻ではインターハイ出場を決めた高校との練習試合が主なイベントでしたね。
旭さん、体重が増えたのはやはり筋肉がついてきたからでしょうね。天野めぐみさん(サンデーで連載していた剣道娘)はむっちりムチムチでしたので、ちょちょ違っていたようでしたが^_^;
1年生の3人も三者三様の家庭事情が見えたりで……ただ防具をつけていると、誰が誰だか、分かりにくくなりますね。しょうがないのでしょうが。
まだまだ初心者では課題だらけでしょうね。
Posted by ブクログ
なわとびテストクリアで自らの防具を手に入れ、本格練習を再開した旭。しかし、同じ薙刀部１年で、長身のさくらや剣道経験者の将子と違って自分には取り柄がない。落ち込む旭に先輩のエース、真春が必殺技を伝授する。
Posted by ブクログ
縄跳び大変そう…。でも、3分間跳びきるってすごい！初めての練習試合はいろんな意味ですごかった。試合は盛り上がったし、新しい技も決まったけど…。そこまでインパクトないかな。
Posted by ブクログ
試合で、周りが見えなくなる。
その様子が、むかしの自分を見ているようで、
とても懐かしかった。
イヤイヤやっていたけど、
自分も一生懸命だったんだろうか。
そういう暑苦しさが、いい。
Posted by ブクログ
1年勢の最初の練習試合がラッキーパンチ以外、ほぼ総崩れに近い結果に終わった、というのは、現実に近い結果だと思われ、真面目に薙刀の世界を描こうとしている姿勢に好感がもてる。しかしあの熊本っ子は初出からおいしいキャラなんじゃないかと踏んでたら案の定、強気の裏には、、、っていうキャラでしたよ。いーいーいー
Posted by ブクログ
インターハイ出場する強豪高校との練習試合。三年が抜けて初心者だらけの弱小薙刀部は、果たして太刀打ちできるのか。
他のスポーツ漫画に比べて、奇跡や偶然の度合いを低く設定しているのがリアルで良いです。まぐれ当たりはあっても、主人公が隠された凄い力を発揮するとか、実は短所が抜群の長所だったりとか、そういうのはありません。だから爽快感なんかとは程遠いですが、こういう泥臭くて熱い展開、嫌いじゃないです。
