【感想・ネタバレ】都会のトム&ソーヤ 22 ナイト列車で行こう!のレビュー

あらすじ

謎の列車の中でくりひろげられる、命がけの脱出ゲームと人狼系ゲーム。
参加するプレイヤー数は、マチトム史上最高人数?!
そもそもそんなゲームを企画した〈シン・栗井栄太〉って、いったい誰だ?
大がかりなR・RPG(リアル・ロールプレイングゲーム)が動き出す、22巻!

累計220万部突破の大人気シリーズ「都会のトム&ソーヤ」は、頭脳明晰な創也と、サバイバル能力に長けた内人がタッグを組み、究極のゲームを作っていく物語です。
中学生2人組による、知恵と友情と謎解き。読み出したら止まらない!

●著者紹介
はやみねかおる
三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!!虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。第61回野間児童文芸賞特別賞を受賞。

にしけいこ
鹿児島県生まれ。漫画家。作品に「STAY」シリーズ、『娚(おとこ)の一生』『姉の結婚』『初恋の世界』(いずれも小学館)、『恋と軍艦』(講談社)などがある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今年の4月に、新刊が出たと知り、予約をした末、借りることができた。
今までの内容を忘れていたため、20巻、21巻をもう一度読み直してから今回のを読んだ。

シン・栗井栄太が作った「ナイト列車で行こう!」というゲームの概要が書かれたチラシを、栗井栄太と南北磁石とユラ、梨田先生がもらった。そして、その人達の友人や知り合いなどと一緒に参加することになった。また、その他に一般の参加者も多数いた。
(栗井栄太のウイロウは、アルバイトで家庭教師をしている。その教え子のひよこ・栗井栄太のメイドとして雇った七海さん・梨田先生のバイト先の先輩のセナさん・ユラの友人の春歩が参加した。)

ゲームの設定と内容
かつて、神現の村(かみうつつ)という町があった。炭鉱で栄えた町で、最盛期には住民が1000人を超えた。交通手段は鉄道。そのナイト列車だけが、村とふもとの間を何往復もしていた。しかし、ある日、村から一晩で全員が消え、ぬけがらのようになってしまった。老狗(ろうく)が犯人という推測が出たが、それが誰かがわからない。プレイヤーは、知力と体力を使い、列車からの脱出、神現の村の謎を解決し、ゲームをクリアしなければならない。

シン・栗井栄太からのメッセージ
かつて伝説のゲームクリエイターとして有名な存在だった栗井栄太は、今は現在、何もしていない。ゲームを作らないゲームクリエイターは死者と同じ。だがゲーマーには栗井栄太のような存在が必要。だから私はシン・栗井栄太になった。

まず最初に全員を1つの電車に乗せるとクイズが始まり、1つ1つ電車の号室の連携が外れていった。
そこからクイズ正解者と不合格者に分かれ、合格者(栗井栄太と、南北磁石、ユラ、梨田先生、ひよこ、七海さん、セナさん、春歩)は、ナイト列車に乗ることになった。

そこにはスピーカーから聞こえる車掌の声。 そして、老狗を含む「役割」を1人1人与えられ、その役割に沿った行動をしないと失格になるというゲームが始まった。
しかも、その役割は全員違う役割ではない。
老狗は、睡眠薬を保持しており、その睡眠薬を自分以外の人に飲ませ、その人を消したということにできる。
しかし、自分の役割を喋ってはいけない。 バレたり、喋ったりしたらゲームオーバー。その役割に沿った行動もしないことも、ゲームオーバーだと言われた。

列車の中に1人1部屋与えられたが、油断しているうちに次々と睡眠薬で飲まされた。
最終的に残ったのが、南北磁石とユラさん。

3人で話し合いをしているうちに、創也とユラさんの役割がバレてしまった。
しかもまだ老狗は誰かわかっていないため、老狗は生き残っている。そして老狗に盛られた薬を飲んで、創也とユラは寝てしまった。

内人だけが役割がバレていない、つまりゲームオーバーになっていない。
すると、車掌からアナウンスが入った。内容は、「ナイト列車には、爆薬が積んである。終点の神現の村に突っ込んだ時、その爆薬が爆発する。」
それを聞いた内人は、創也を叩き起こす。

その頃、創也の夢の中では、内人の、見ためや口調を真似した黒夜に出会う。

創也は、黒夜のゲーム上の役割が老狗ということ、一晩にして村人が全員いなくなったという謎の解明、ナイト列車が何時間もトンネルから出ない仕組みなどを推理し、それを話した。

そしてこのゲームの制作の発端を黒夜からきいた。
(黒夜は、知り合いに、資産が10億ドル以上を持っているビリオネラを数人知っている、彼らの望みは、他のビリオネラよりも先に資産1兆ドル以上持っているものという意味のトリリオネアになること。
その相談を黒夜にされ、黒夜はその望みを叶える見返りに、今回のゲームの線路の整備や、ナイト列車の改造、その他もろもろのお金を負担してもらった。
そして、ひよこ、七海さん、セナさん、春歩に声をかけ、シン・栗井栄太を名乗らせ、ゲームのアイデアを出させて、今回のゲームをプロデュースした。そして、その4人を栗井栄太たちに接近して、今回のゲームに参加させるように仕向けた。)

夢から覚め、叩き起こされた創也は、内人と一緒にナイト列車を止めることに尽力した。
しかし、やっと止まった列車が再び動き出した。
黒夜は、南北磁石の二人のほっとした束の間の絶望した顔が見たいがために、あえてそのように細工したと言った。

黒夜は、南北磁石の二人がギャフンと言えば、完全に列車を止めると言ってきたが、創也は諦める様子はない。
黒夜のこれまでの動きや今後の たくらみなどを話したら、黒夜が降参した。

結局、内人の役割は何だったのかが不明なまま。

ナイト列車で行こうのゲームが終わり、何週間か経った頃。
みんながまるでそのゲームをプレイしたことを忘れたような行動をしていることに内人が気づく。
そういう内人も、そのゲームをプレイしたことの記憶が薄くなっていってることにも気づいていた。

そんなことは置いといて、とりあえず今依頼されたゲームのアイディアを2人で考えようと思った、内人であった。

今までよりも壮大で壮絶なRRPGだった。 ところどころ、ハラハラドキドキした。
しかし、それでも疑問は残る。
内人の役割は何だったのか? 黒夜はなぜ、内人の格好や口調を真似して、創也の夢の中で出てきたのか?
(もしかしたら、前回M大学で南北磁石2人の声を学習して創也の声で内人をだまそうとした つもりが、見抜かれたから、今度は内人の声をしたのか?)
いずれ分かってくるだろう、ワクワクした気持ちで待とうと思った。

あとがきで、はやみね先生がどのような生活をしているかが書かれてあった。

年末になると竹取の翁に変身し、巨大門松を作っていて過去最長は高さ11メートルを超えてしまったということ。
また、老舗干柿店舗勇嶺堂第38代主人、勇嶺薫を名乗りながら猿たちと渋柿の争奪戦をして、干し柿を作っていること。
その勇嶺堂の干柿は、販売していないため、どれだけ並んでも買えない。

そして最近は、赤い夢学園校長の肩書きを持っていること。半世紀以上昔に教職を辞めたのに、いつの間にか校長先生になってしまった。
などが書かれていた。

干し柿の部分は、この本の内容で唯一笑った。

そして、この先、他にも色々伏線回収をしていくこと。 次は久々に学校が舞台。広げたお風呂敷を畳みつつ、どのような物語になるか刮目して待つこと。 と書かれており、次いつ発行されるかが分からず、待ち遠しいな、早く読みたいなと思った。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズ小さいときから大好きでずっと読んでるんだけど今回いろいろとしっくり来ない。

アガサ・クリスティが元からそんなに好きじゃないんだよなぁ。

結局黒夜だれやねん。何者なの?

栗井栄太もユラさんも梨田先生も簡単に退場しちゃったし。好きなキャラが皆大した活躍もせずにいなくなっちゃったよ。

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2026年07月07日

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