あらすじ
神林東吾は講武所と軍艦操練所に出仕することになった。操練所で知り合った青年に、大名家の御後室が恋文を盗まれ脅されているという相談を持ちかけられ、東吾が身代わりに出向いてみると……。変わりゆく時代に押し流された男と待ち続けた女の悲しい最期を描く表題作。そしてファン待望の、東吾とるいが晴れて夫婦となる「祝言」。かわせみファミリーに祝福されて、しみじみと幸せをかみしめるふたりの姿は必読です! お馴染み人情捕物帳、全8篇収録。
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Posted by ブクログ
『祝言』で胸が熱くなった後に、『八朔の雪』、『浮世小路の女の子』と続いていて、東吾はもちろん憎らしかったし、平岩先生も憎い人だと思った