本田由紀のレビュー一覧

  • 教育は何を評価してきたのか

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    教育関係の本にしては珍しくデータや引用を多用している。明治以降今日までの日本の教育言説を分析し、まず日本社会の現状と日本の教育の特徴に触れて、戦前、80年代まで、90年代、2000年以降に分けて論じている。

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    2020年09月03日
  • 教育は何を評価してきたのか

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    小学校まで
    横並び推奨(水平的画一化)

    中学校
    横並び・縦並び評価半々

    高校から
    縦並び評価(垂直的序列化)

    生徒に対する評価はこんなイメージなので、生徒が自己肯定感を持つのは難しいかな。

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    2020年07月26日
  • 教育は何を評価してきたのか

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    曖昧な資質・能力論や言説への批判はうなずける。一方で保守派といわれる現政権が退いたとしても、野党も教育観や資質・能力などの見方はかわらないのではないかと思う。

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    2020年06月24日
  • 教室内(スクール)カースト

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    スクールカーストは生徒・教師の両面から異なるメカニズムで維持されている。いまや市民権を得ている「スクールカースト」という言葉ですが、この本が出版された2012年12月時点では、言葉じたいはあったものの、社会学・教育学の対象にはなっていませんでした。なので、スクールカースト研究の先駆けみたいな本。本書は筆者の修士論文を再編集したものというから驚きです。

    この本では、生徒(中学2年生)へのアンケート調査と大学生10人、現役教師4人へのインタビュー調査をもとにスクールカーストについて論じられています。スクールカーストとは、クラスのなかのグループにランク付けがされ、下位のグループは上位のグループに逆

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    2021年10月23日
  • 教室内(スクール)カースト

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    ネタバレ

    む??? むむむ???
    衝撃。
    まじでこんなこと起こってるの??

    私が鈍感に生きてきすぎた?!
    いやいや。
    このレベルで展開それていれば、さすがに誰でも気づくよね。
    こんなんありえへんゎ...。

    しかも、大学生になって、思いだしながら語っているインタビュイーが、悪気ナッシングでこの価値観を語っているのも衝撃以外の何物でもなく。
    いじめじゃないですよー、とか明るく言うけど、第三者が聞くと、もはやいじめにしか見えない内容も...
    うーん。
    全国てどれくらい、こんな状況なんすかね...。

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    2020年04月24日
  • 教育は何を評価してきたのか

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    本書では垂直的序列とか、水平的画一化とわざわざ小難しそうな言葉を用いていますが、つまるところ人が人を評価することになんの疑問も持たずに教育活動が行われていることに疑問を覚えますね。

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    2020年04月13日
  • 教育は何を評価してきたのか

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    最も注目を集める教育社会学者による最新刊。期待して読んだものの……。論文をまとめ再構成した内容なのか、文章が必要以上に硬く、回りくどい。記述の厳密さを優先した結果なのだろうが、「いかにも学者の文体」「官僚的」といった印象を受けた。内容は「能力」「資質」「態度」をキーワードにして今日の教育を巡る状況に警鐘を鳴らし、また、具体的な解決策も提示されている。示唆に富む主張だけに残念。

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    2020年04月05日
  • 教室内(スクール)カースト

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    読みやすい。とりあえずまとめだけ読んでいけば趣旨は把握できる本。インタビュー部分は読まなくても、ほぼ同じ内容を著者が代弁。かなりの飛ばし読みができる本。

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    2020年03月15日
  • 「ニート」って言うな!

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    本田氏の「教育の職業的意義」、内藤氏の「マスコミ論・社会論」、後藤氏の「ニートをとりまく分析」それぞれベクトルが多少ずれている感があるが、面白く読めた。
    感情的ともいえる内藤氏のマスコミ・メディア批判論調は、それはそれでよいが、ではどうすればよいかについては中途半端にも思える。
    後藤氏は当時、現役の大学生でありながらたくさんの文献を読破し、調査し、そのレポートをされたという印象。主観的な意見はあえてかくすところは大学生らしくない。

    本田氏の担当された内容は、この後に出版された新書「教育の職業的意義」のプロローグともいえる。賛否はあろうが、主張は一貫している。

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    2020年02月24日
  • 軋む社会

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    いくつかのレポートをまとめて1冊にされている。ここにも湯浅氏が登場し、ぶれない持論を展開。全体に「今はこうだから、これからこうしよう」という提案や投げかけはなく、現状を知ろう、ということだ。本田さんは自分の意見よりも他人の受け売りをわかりやすく解説するのが得意らしい。引用元も示しているので悪いことではない。

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    2019年08月12日
  • 教室内(スクール)カースト

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    学生時代になんとなく感じるクラス内での序列。ここまで、研究や考察がされた本はなかったと思う。インタビューなど文字にして改めて見ると、あったあったと思う反面なぜあの頃はそんな事を気にしていたのかと思う。ただ、ここからいじめに発展することは確かだと思うので、こういう序列に本人も教師も保護者も敏感になる必要がある。

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    2019年06月12日
  • 国家がなぜ家族に干渉するのか 法案・政策の背後にあるもの

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    たまたまラジオで紹介されていて,また作者も熱っぽく語っていたので思わず購入.福祉の世界では,すでに家族への責任転換とか健康を維持しなさいと国家に命令されている個人像は跋扈している.このメカニズムを知る一端になると思い購入.

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    2018年11月12日
  • 「ニート」って言うな!

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    メディアなどが「ニート」という言葉を使い、人々に一定の印象を与えている。そういった言葉でくくられた人たちの実際の状態というのはどのようなものなのか、そしてどのような社会のフォローが必要なのかを考える。

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    2018年10月09日
  • 「ニート」って言うな!

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    ニートの定義は日本に入った時に変わっちゃった。
    ってことをいっしょうけんめいに説明している。
    その国ごとに事情は異なるので、
    ちがうのはあたりまえ!

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    2017年01月24日
  • 教室内(スクール)カースト

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    評判が良かったため購入。いじめやいじりは区別がつけにくく把握が難しいから、大本となる学校の人間関係、つまりスクールカーストを見てみよう、という話。

    忘れていた自身の学生時代のことを思い出していろいろともやもやした。小学校時代はなぜか足の速い子、運動神経のいい子がもてるよね。そしてクラスに一人くらい嫌われている子がいた。中学時代になるとあからさまなスクールカーストがあった。大人になってから卒業アルバムを見直すとみんなどっこいどっこいの田舎の中学生なのだけれど、あの頃は中学校が世界の全てだったから、クラスや部活であの子より上だ下だと序列を感じていたな。高校時代はスクールカーストの高い子と友達だっ

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    2016年07月09日
  • 教室内(スクール)カースト

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    スクールカーストという言葉をはじめて知ったのは「桐島、部活辞めるってよ」が映画化されてその感想をサカナクションか何らかのバンドマンがTwitterでつぶやいたときである。

    内容の真摯さは伝わる。そして読んでももやもや感は晴れなかった。むしろ余計くもった。
    これを機にスクールカーストの研究がもっと進んでくれないかなぁ、と思った次第。おそらく教育に活かされるほどに進むのはかなり先だと思う。

    それと、自分は亜種だったんだろうな。というか、中間層にいる多様性のある人たちの研究は手をつけられる段階ではないだろうな。

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    2015年11月27日
  • 教室内(スクール)カースト

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    イジメではなく意識上存在する生徒間の上下関係について論じた本。ただし、サンプルが少ないためまだまだ研究の余地あり。ギャルもヤンキーもいない地域、学校はたくさんあるのだからインタビューのサンプリング如何によるかなあ、と。時間はかかると思うが関心は強いため今後に大いに期待☆個人的に学生時代の薄暗い感情といえば格差という感覚よりも劣等感に近い辻村深月氏の小説に描かれる感情に近いかも。

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    2015年09月27日
  • 教室内(スクール)カースト

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    基本構造は、インタビュー内容を掲載して、それを自分なりに咀嚼しながらまとめ直す、っていうのの繰り返し。それがくどく思えることがしばしばで、冗長に感じられたきらいあり。でも最後に、この研究の限界を自分なりに反省して、次への課題として開示していたりとか、インタビュー内容とは違った自分なりの見解を明示していたりとか、最後のまとめの部分はかっちり決まっていたと思います。う~ん、学校って難しいですよね。

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    2015年05月26日
  • 教室内(スクール)カースト

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    ️p.6 同学年の児童や生徒の間で共有されている「地位の差」を、本書では「スクールカースト」と呼びます。

    こう定義される「スクールカースト」。でもよくよく考えてみると、この「スクールカースト」なるものって学校生活の中でごくごく自然にあったことだろう。それに敢えて焦点を当てて論じたという意味で、この本には意義があると言えるだろう。

    スクールカーストが発生する学校の「クラス」とは、全ての生徒がまったく平等であるという建前の下で扱われる集団だ。でもだからこそ、余計に地位の差、ヒエラルキーの差を作りたくなるものなのかもしれない。完全に平等であることに、もしかしたら人は耐えられないものなのかも。

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    2015年01月19日
  • 「ニート」って言うな!

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    非常に主張がはっきりしていることが特徴的である。
    「ニート」がテーマの中心ではあるが、マスコミ等が「世間の常識」として形作っている世論らしきものを無条件に信用することに警鐘を鳴らしているところに共感できる。
    しかし、「ニート」論への批判は納得できる、できない半々というところか。

    中身とは直接関係ないが、元々見ず知らずの三人の著者がブログのコメント欄でつながり、この本の出版につながったというところが面白い。ネットワーク社会の産物の一つと言えるのかも知れない。

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    2014年09月16日