本田由紀のレビュー一覧

  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    本田先生の本は今まで何冊も読んでいるが、かなり平易に書かれていると感じました。ちくまプリマー新書は高校生以上という設定なので、学生にも読めるようになっているのでは。
    問題を解決するにはどうしたら良いのか、なんとなく共感だけでは何も変わらない。
    自分ならどう動くべきなのか考えさせられました。

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    2026年06月28日
  • 教育は何を評価してきたのか

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     世界的に高いスキルを持つにも関わらず、世界の中でも賃金が低い日本。このようなねじれや現代的な課題が生まれる要因に、日本独自の垂直的序列化と水平的画一化にあるとし、それを生み出しているのが能力、態度、資質といった言葉であることをデータと文献を基にあぶりだして見せてくれる。それを助長してきたのが教育であったというのは悲しい現実である。
     言葉の定義に戸惑わなければ論の進め方は明快。迷った場合は最終章を読めばよく、非常に丁寧。
     考えてみれば、学校は教育機関であるが教育の目的に沿った国民を育成する画一化のための機関でもある。学校の内、外では常に何かの競争があり、それが結果として個人や学校の序列化を

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    2026年05月08日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    SNS上とかで日本ってすごい国!素晴らしいって内部でも外部からでも評価されるのをよく目にするけど、実際数値で比較してみると、え、やばくね?って思うことが結構あった。親への敬意が足りないとか、真面目さのせいで友達作れないとか、自己責任が強すぎるのは政府の仕組みの影響も大きいとか、特に、自民党ってこういう党なんだよという著者の強い意見を感じた。著者がこの本を発売してから、初めて女性の高市さんが総理になったけど、実際良い方向に向かっているのか、著者が考える社会へと変化しているのが日々情報をみるべきだな、と思った。もちろん数値も活用して

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    2026年04月01日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    そうか、もう5年前の本なのか。自民党政権の話がなかなかはっきりしていてよろしい。でも、多分もう少しもちそう。

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    2026年01月06日
  • 教育の職業的意義 ――若者、学校、社会をつなぐ

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    大学の授業で学んだ「間断なき移行」や「一人一社制」などを念頭に起きながら読んだ。

    私の高校は就職者がゼロで、進学か浪人かの2択だったので、高卒就職については解像度が低い。
    それでも、他国と比べて日本の教育の職業的意義が低く、勉強の意義を見出せない学習者が多いという指摘には共感した。学年が上がるほどその割合が増加するのも肌感覚として納得できる。

    本書を読んで、教育の意義について再考すると共に、高校生の勉強のモチベーションの低さと国際的な学力の高さのギャップに、どこか不気味さを覚えた。

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    2025年11月04日
  • 「東大卒」の研究 ――データからみる学歴エリート

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    東大分析✖︎本田由紀先生。

    教育、経験格差、再分配のされなさ、に、最近大変興味(と言うとなんか面白半分ぽくて良くないが、“問題視“というには行動が伴わなくて申し訳ない。)があり、また、仕事で東大生たちと関わる中で、そのエリート同質性(あまりに家庭環境が良い人たち、有名校出身者ばかり)に危機感を覚える中で、新聞で紹介された本。
    本田由紀先生だし、きっと面白い。と思ったら面白かった。

    何より私の中で新しかった、第一世代(非大卒の親を持つ大学生)と大卒の親を持つ学生との分断。

    東大の中に、ジェンダーだけじゃない、複合的な分断や差別があること、なんとなくわかってたけど、はっきりと可視化された。

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    2025年07月11日
  • 「東大卒」の研究 ――データからみる学歴エリート

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    東大卒の人は誰と結婚するのか?に興味があり購入。
    東大卒の男性は男性平均の結婚率よりも高い。恐らく年収との相関が強い。
    東大の女性は結婚できないというのも誤り。
    国立大学は私立公立に比べて同類婚が多いというのも納得がいく。

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    2025年05月24日
  • 「東大卒」の研究 ――データからみる学歴エリート

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    ●2025年5月12日、5/8に吉祥寺・外口書店で見つけた「不安に克つ思考」をメルカリで300円で出品してる方がほかに出してた「分子をはかる」(300円)を出してる医療系の女性がほかに出してた本。920円。

    ●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。

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    2025年05月26日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    国際データで日本とは何か?その特徴をまとめた本です。
    国際比較することで、日本の変だなというところがよくわかる。
    読み終えてみると、「日本ってダメじゃん」という絶望感がひたひたと沁みる。
    日本人の意識調査をまとめたものや、経済的な成長度などを上げたものなど、トピックが複数あるんだけど、どのトピックでも、日本のダメさ加減にうんざりしてしまう…。

    人間関係の話で言うと、いじめそのものは少ないかも知れないが、真面目な人ほど友達が作れないし、いじめられやすい!とか。
    家族関係への満足度が低いとか、お父さんへの敬慕の数値が低いとか…。

    何より、本当は政治でなんとかしなくちゃいけないのに、そういう意識

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    2025年02月15日
  • 教育の職業的意義 ――若者、学校、社会をつなぐ

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    高校の普通科では多様な能力を育成することはできないから、高校の専門科をもっと作るべきではないかという提案があった

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    2024年09月08日
  • 教育は何を評価してきたのか

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    教化の話しがあるが、教えられる側が知らないと食い物にされるだけだと思った
    国や子どもたちの未来をより良いものにするためという目的がないんだろうなと思う
    利権とかで済むハナシじゃない気がするんだよな

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    2024年08月09日
  • 社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ

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    わかりやすく読みやすかった。日本が好景気だった頃のモデルや価値観で今の時代を生きようとするのはもう難しい。自分もその価値感(結婚するのがあたり前・いい大学に入っていい会社に就職しないとだめ等)に囚われており苦しいと感じているが、自分と周りの状況をみて今に合った生き方をしていきたい。

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    2023年10月30日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    中高生向けに我が国を徹底解剖。
    家族→ジェンダー→学校→友人(人間関係)→経済・仕事→政治・社会運動→日本と、議題の枠を広げていくことで最初から関心を寄せやすい構成となっている。「本書をきっかけに日本をより高い精度で理解しようとしていただければ…」執筆にはそのような願いが込められている。

    解剖と書いたが、ズバズバ斬り込んでいる印象に近い。
    まえがきで早速「日本は(悪い意味で)ヤバい国」とタイトル回収し、第一章では福山雅治の「家族になろうよ」で歌われる家族観が「古臭くて苦手だ」と明言している。以降も全体に渡って彼女のストロング・スタイルが睨みを利かせている感じだ。(特に自民党の不適切発言を列挙

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    2023年10月19日
  • 教室内(スクール)カースト

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    ネタバレ

    「スクールカースト」と呼ばれる、同学年の児童生徒の間で共有されている「地位の差」について、インタビューとアンケートで実態を明らかにしている。
    あとがきの謝辞を読むと、著者が東京大学大学院教育学研究科に提出した修論がベースになっていると分かるが、本編を読んでいても論文っぽさをあちこちに感じる。インタビューは必要箇所を書き起こした上で、その回答の意味するところを一字一句誤りなく引用しながら解説していく辺りとか、すごく論文っぽい。でもそのおかげで、理解はスムーズに進む。とても分かりやすい。

    スクールカーストにまつわる発見がいくつかあった。

    「『スクールカースト』で下位に置かれている生徒が、『クラ

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    2023年07月26日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    日本の問題点がデータによって浮き彫りにされている本。

    最初から半分位は、ずっとフェミニズム的な内容で、日本の問題点をデータに表してるだけ。「日本ってどんな国?」じゃなくて「日本の女性問題」とか「日本の男尊女卑思想について」のタイトルほうが適当だな。当たり前のように自民党批判もしていて、子供向けに作ってる本なのに、内容は結構偏ってるなーと思って読んでた。

    ただ後半は、データを示しながら日本人の性格や教育などが具体的に書いてあり良かった。
    最近の若者の右傾化問題について、権威主義、ことなかれ主義、新自由主義的な面からアプローチしているのは面白かった。

    読みやすいし、1度読んでみる価値はあると

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    2023年04月13日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    日本のヤバさを数字で理解できる良書。
    毎日国の不祥事・人権無視のニュースばかりで気が遠くなり諦めたくもなるけれど、まずは現状を知るところから。

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    2023年02月26日
  • 社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ

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    私も『マル激』を観て「では処方箋は?」と思って読んでみようと思った。問題提起に対して回答が薄かったので、★★★★。
    なかなか深刻なデータをここ数年多くの国民が目にするようになってきている。(ハズ)。なのに、なぜか多くの人はそのことに対する反応を自らで抑えているのか、あえてじっとしているような感じを受けてしまう。
     もしかしたら、それは選挙における自分の1票の価値のように映っているのかもしれない。「どうせ俺の1票なんて何にも変えられやないし、、、。」的に。 人間自分の行動の手応えの想像ができないと、達成できないことと思い込んでしまうようにできている。新しい世の中はこの思い込みの壁の向こう側にある

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    2023年02月14日
  • 社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ

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    マル激トーク・オン・ディマンド(第1136回)
    『まず今の日本がどんな国になっているかを知るところから始めよう』
    に触発されて読ませていただきました。

    2014年6月に発行されていますが、今(2023年)読んでも古びるどころか身に迫ってくるようです。
    戦後の日本社会を1973年のオイルショックと1991年のバブル崩壊をターニングポイントとして「高度成長期」「安定成長期」「低成長期」に分けて分析。
    高度成長期〜安定成長期について仕事、家族、教育という三つの異なる社会領域の間が①きわめて太く堅牢で、②一方向的な矢印によって、結合されていること特徴とする「戦後日本型循環モデル」を提示。低成長期にこ

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    2023年01月22日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    豊富なデータをもとに、世界各国と比較しながら日本という国の特徴がよく分かる1冊。

    「自己肯定感低め」「今は経済発展が滞ってる」など、日本の現在について何となく理解した気でいたが、データをもとに具体的に書かれている本書を読んで、「今のままではダメだ」と危機感を覚えた。筆者の思惑に乗せられているところもあるかもしれないが、それでも今のままでは日本が衰退していってしまうことには変わりない。

    日本国民の一員として、政治のニュースをこまめに見るなど、まずは小さなことから始めたい。

    ・生きる意味を見出してない若者がとても多い。
    ・賃金よりも人間関係重視で仕事をしている。
     → 仕事のやりがいや意義を

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    2023年01月07日
  • 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる

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    概観が体系的にまとまっており、分かりやすかった。目新しいことはないが、改めて「認識できる」といったところ。単に並べられた事実だけ受け取ると「ネガ」で終わってしまうし、確かにどうしようもないことも多い。それでも、自分が幸せに生きるために自分をどこに置くか?」をマクロ的に考える際に必須なインプットだと思った。特に女性と20-30代。

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    2022年11月12日