魚住直子のレビュー一覧

  • 考えたことなかった

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    前の「言いたいことがあります!」の主人公のお兄ちゃんが主人公の物語で言いたいことがあります!の主人公とは違う感情だけどどっちの気持ちも分かるなーと思いました。

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    2025年07月02日
  • クマのあたりまえ

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    登場人物は動物や人間以外の生き物がおおいけれど、どれも人間の心の機微をよく捉えて描いているお話だと思った。
    登場する生き物たちと今まで生きてきた中で出会った人たちと重ねながら読むと、あああのとき、こういう気持ちだったのかなと想像することができた。
    特にべっぴんさんのチドリのはなしと、お魚の友情のはなしが好きだった。

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    2025年01月07日
  • 非・バランス

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    みんなが思う中学生像ってまさにこれですよね?

    友達から好きな本を聞くとタイトルからもう既に面白そうだったので読みました。児童文学ということを買ってから知りましたが、これは大人にも響きますよ!
    物語はじめ、いじめられた過去を持つ主人公の話から入ります。これがまた胸糞ですが子供って純粋で可愛いとか思ってる馬鹿に教えたいです。そして彼女のモットーである「クールに生きる、友達は作らない」に共感できる人も少なくないでしょう。そして主人公は成長するというあるあるな話だよねと思ったら最後!主人公を救った大人リサにやられました。
    子供よりも大人向け、主人公とリサの関係性にバランスを当てはめると、このタイトル

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    2024年12月18日
  • いいたいことがあります!

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    スージーの言葉が胸に刺さる。「悪い親は子供の心を見ていない。大人は正しいと思っている。」子供の頃親に対して感じていたことって、いざ親になると忘れてしまうんだなと思った。多感な年頃の子を持つ親にとって、改めて子育てを振り返るキッカケを与えてくれる本。

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    2024年08月18日
  • いいたいことがあります!

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    親だからといって全てが正しいわけじゃない。子供でも反論できる権利はある。でもいざやろうと思うと中々勇気が出せないものなのにこの子はしっかりと自分の意見を言っていてすごいと思います!!

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    2024年07月30日
  • てんからどどん わたしがあの子になっちゃった!?

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    全ての文章、話の展開にメッセージ性があり深い作品だった。

    私はかりん的な可愛ければ良いというルックス重視の生き方をしてきたけれど、考え方は莉子寄りで生活能力も低く運動も苦手、勉強はできた。

    自分に足りないところを客観視することでどんどん変わっていくのが新鮮で面白い。

    周りが言葉の使い方とか性格が変化しても、あまり何も言わなかったのもツッコミどころ満載ながらも良かった。

    また読みたいなと思った作品。

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    2024年02月25日
  • クマのあたりまえ

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    動物が出てくる寓話のような世界観と文体で、優しく気づきを与えてくれる良著です。短編集の形で小学校高学年ぐらいから読めそう。分類は児童書だけど、大人にも贈り物に良いんじゃないかな。

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    2024年02月20日
  • いいたいことがあります!

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    良著だった〜泣いちゃった。過酷な環境から生まれた才能を賞賛はしても、過酷な環境を意図的に作っちゃなんねえよな。

    これをそっと渡してあげたい目下母親と格闘中の女子はいるけどその子の親にバレたら喧嘩売ってるみたいになるから渡せねえぜ!下手したら首が飛ぶからな!だから自分で見つけてくれェ…!!頼む…ッ!!目につくところには置いておくから…!!見つけてくれェ…!!

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    2024年02月20日
  • 考えたことなかった

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    「いいたいことがあります」の続編。
    今度は兄の颯太が主人公。
    一度退職しても再就職しやすい世の中になってほしい。そして、男女ともに家事をやる世の中になってほしい。でも、私が台所に立っている時はじゃまされたくないなあ。一緒にやるより分担したい笑

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    2023年11月27日
  • クマのあたりまえ

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    今まであたりまえだと思っていたことを、話を読んでじっくり考えることができた。たとえば、人はどうして死ぬんだろう?など。死なないものってあるのかなあ。「死んでるみたいに生きてるんだったら意味がないと思ったんだ」たしかに、死んでるみたいに生きてるんだったら死んでるのとほぼ変わらないから、せっかく生きてるんだったら自分のしたいことや楽しいことをした方が絶対にいいと思った。

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    2023年07月15日
  • 考えたことなかった

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    ある日、颯太はネコに声をかけられた。
    「実は、わたしは未来のおまえなのだにょー。」

    どうやら未来の颯太は、妻に家を出ていかれて、一人さみしく死んでしまいそうになっているらしい。そこで、ネコの姿になり、そうならないよう若い颯太に忠告しにきたのだ。

    家事はぜんぶ女の人がやるもの? ふつうは男子がおごるもの? 颯太は、うろこのように何枚も貼り付いた「思いこみ」を1枚1枚はがし、自分を変えることができるだろうか。

    「今も自分は気がついてないけど、勝手に思いこんでいることがあると思う。
     それに、がんばるのは、競争に勝つためだけじゃなくて、前の自分が気がついてなかったことに気がつくためじゃないかな

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    2023年04月22日
  • いいたいことがあります!

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    良かった。魚住さんの作品は、どれも小学校高学年くらいから読めそうなやさしい文体。でもこの本の内容は、大人の女性になってこそ分かるのではないかと思った。
    特に、主人公の母親の気持ち。

    主人公は中学受験のための塾が嫌になってきている。理由は友だちと遊べないから。また、女である自分だけ家事の手伝いがあるのに、中学生の兄はほとんど何も言われないこと。

    それについてを母親に文句を言うと、きまって
    「お母さんの子供のときはもっとたくさんの家事をやって、勉強もやってた。」と言われてしまう。

    でもこのお母さんも、成績がよく一流の会社に入ったのに、夫の転勤についていくために泣く泣く退職した過去があった。

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    2023年03月24日
  • 考えたことなかった

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    男の仕事、女の仕事、それぞれの役割分担。でもそんな常識おかしいと考えるきっかけをくれる本。中学生から。

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    2022年12月11日
  • 考えたことなかった

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    大人や知っている人に言われると反発したり、素直に聞けなかったりすることが、別世界からの声として入ってくると、妙に受け入れてしまう、
    その気持ちをよく表現してるし、
    家事労働とは何か、を考えないといけない今を生きる子どもたちを表現してると思う。

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    2022年10月22日
  • いいたいことがあります!

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    中学生向けの本かなと思いますが、子を持つ親として読んで、なかなかグッと来る話でした。
    これが普通の家庭かなぁとも思うし、これを読んで言動を変えた方がいいとも思うし悩ましいですね。
    サラッと読めるし子育て世代にオススメです。

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    2021年12月18日
  • いいたいことがあります!

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    いい本でした。お薦めです。
    小学6年生~中学1年生の女子には刺さる物語だと思います。
    そして、その親御さんには耳の痛い物語です。
    子どものには、そう生きて欲しいのに、それをさせていない自分を無自覚に正しいと思っている親。
    いやはや耳が痛い。
    (物語の親は普通にいい人です。悪い親が登場する物語ではありません)

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    2021年09月25日
  • いいたいことがあります!

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    とても読みやすかった。日々母親に不満を持っているひなこがお母さんに反抗しながらお母さんの子供時代の女の子や大切な仲間たちに「言わなければ変わらない」と教えられ、お母さんにきちんと自分の意見を伝えてお母さんに納得してもらうところが感動した

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    2021年08月17日
  • 園芸少年(1)

    購入済み

    可愛い高校生の男の子三人が、それぞれの悩み事を抱えながら成り行きで園芸部を始めます!
    ケンカしたり仲直りしたりホノボノしたお話です!
    いやぁ良かった!
    最近テレビで
    山田太郎物語のドラマの再放送を見て漫画を集めました!
    彼と彼女の×××や
    山田太郎物語もオススメですが!
    違う原作者のお話で心配ですが、
    きれいにまとまって一巻完結ですが面白いです!
    なんか幸せな気分になれるお話でした◎

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    2020年11月09日
  • 園芸少年

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    ネタバレ

    とても面白かった。読後感が良い。

    魚住直子さんは、息子の国語の教科書にあった『いつか、大切なところ』で知ったのだが、とても読みやすい文章。また、所々くすりと笑える表現もありリラックスして読める。

    ひょんなことから始まった、高校生男子の園芸活動。主人公は、そつのない篠崎。態度のでかい大和田。段ボール箱をかぶっている庄司。

    花を育てることで少しずつ変わっていく三人。特に、「身近な花に気づくようになった」という所に共感。

    最後、担任の先生が大和田に言った言葉、「眉を剃ったり、ズボンを下げて履いて『人とは違うんだぞ』と威嚇する気持ちがどこかにあったんじゃないか?それが昔の友達を呼び寄せたんだ。

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    2020年11月20日
  • 大盛りワックス虫ボトル

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    とても面白かった。

    三輪や日比野の性格も個性があって、お互いに足りないところを補っているように見えて、それが強い団結力を生んだのかなと思っている。また、豆糸に言われて行動して江藤が成長していく様子も、見ていて爽快だった。

    全体的にテンポがよく、飽きずに一気読みしてしまった作品。中高生に是非読んでもらいたい。

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    2020年05月04日