感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても面白かった。読後感が良い。
魚住直子さんは、息子の国語の教科書にあった『いつか、大切なところ』で知ったのだが、とても読みやすい文章。また、所々くすりと笑える表現もありリラックスして読める。
ひょんなことから始まった、高校生男子の園芸活動。主人公は、そつのない篠崎。態度のでかい大和田。段ボール箱をかぶっている庄司。
花を育てることで少しずつ変わっていく三人。特に、「身近な花に気づくようになった」という所に共感。
最後、担任の先生が大和田に言った言葉、「眉を剃ったり、ズボンを下げて履いて『人とは違うんだぞ』と威嚇する気持ちがどこかにあったんじゃないか?それが昔の友達を呼び寄せたんだ。」が、良かった。
Posted by ブクログ
私自身が、園芸好きということで手に取った本です。私の学校にも《園芸部》があったのですが、入部しようと思ったら、【募集なし】となっていて、えらいへこんだ覚えがあります(笑)
なかなかユニークな登場人物ですね〜。
さらほわ〜という感じで(どんなかんじだ)
読みやすかったです。
あまり重い話、ドロドロしたの嫌い!という人、そうでない人にもおすすめです。
Posted by ブクログ
なんとなくいきがかりで園芸部に所属することになった主人公だが植物の生長とともに2人のメンバーと少しずつ逞しく成長する様子が描かれさわやかな作品だった。
Posted by ブクログ
とても楽しく読めました。進学校に通う篠崎くんは、見かけヤンキーの大和田くんと園芸部とダンボールを被る庄司くんに出会います。もう、この組み合わせだけでかなり面白いでしょう。基本的には男子高校生の青春群像劇、ただし、三人ともなかなかのしなやかさです。ほれぼれします。
*****
園芸に興味はありますか?花壇、お庭、植木鉢。あの、園芸です。まぁ、なくても心配ありません。専門的な知識は必要ないので。舞台は高校、しかも進学を目的としたオベンキョ強化してますって感じの学校。主人公の篠崎くんは、見かけヤンキーの大和田くんと園芸部とダンボールを被る庄司くんに出会います。もう、この組み合わせだけでかなり面白いでしょう。
作品の中で、三人が園芸部の合宿(って何するんだよ?)に出かけるところがあって。わたしはそこのところが大好きです。
高校生が主人公だけど、小学生にも大人にも楽しめる本だと思います。
Posted by ブクログ
高校に入学したばかりの僕が出会ったのは、丸刈り眉なしの同級生・大和田と、段ボールをかぶって相談室に登校する庄司と、校舎の裏の植物たちだった。
少年3人の成長する姿が、いきいきと生長する花たちとかさなって、爽やかなお話でした。
Posted by ブクログ
雑草だらけのプランターに、花を植えたくなった。
以前読んでたのに忘れてまた読んだ。
ひ弱じゃないんだ。絶対不屈の強者でもない。咲くときになれば自然に咲くんだ。
刺さるなー。
Posted by ブクログ
2019.2.22
上木図書室にて
弓削田先生におススメされて
ヒヤシンスが心配になる
育て方をもう一度調べ活動する
3日で読み終わる
自転車
パンツハイテルカ
BB
幻の花園
人は見かけによらない
けどものじいさん
Posted by ブクログ
ページ数はわずか156。
しかし、ページ数は関係ないのだ、と唸らせる物語だ。
高校で出会った3人の少年たち。部活が熱心じゃないところが魅力の高校と思っていたのに、ひょんなことから園芸部の活動をすることになる。
一人ひとりの個性は全く違う、中学校ではそれぞれ絶対関わらないタイプだろう。その3人のやりとりが何とも味があるのだ。
高校生になると入試を通して囲いが出来る分、逆に心にゆとりができ垣根が低くなるのかもしれない。中学で希望の持てなかった人には、高校にはどこかに居場所があると勇気づけられる話だと思う。2018.8.10
Posted by ブクログ
サクサク読めた。ライトノベルが好きな中学生でも読めそうだが、表紙で受け付けないかもしれない。中3に薦めてみよう。
悩みも葛藤もない普通の(でも、母親が亡くなって父子家庭)男子高校生が一人称で語る青春もの。ぶったまげたには、ダンボールを被って学校で生活する(誰にも見られないようにだけど)男子生徒が出てくるところ。
あんまり本を読まない中学生に丁度いいライトさがある。
Posted by ブクログ
普通に萌えるよコレ(笑)所々惜しい部分もあるけど。主人公が片親ってことは大和田君に明かさずじまいなのか?最後にかけてもちょっと尻窄みな印象でした。段ボールで覆面してる相談室登校のBBが好き。
匂い系ということで読んでみたけど、ホントにBLの運びにあってもおかしくないシチュエーションや言い回しでした。起承転結の起承まで…みたいな。
うーん漫画化された表紙絵見てしまったけどイメージちがう…
しかし主要キャラより脇役のツンパカ君とその同級生は、確実にアレじゃん!!
Posted by ブクログ
男子高校生の微妙な気持ちとかが書かれてていい話だった!大和田いいやつだ〜!作中で「小さい鉢に合わせて生きていたら根腐れを起こす」ってあったんだけど、それって人にも言えるしなんだか妙に納得した!
Posted by ブクログ
ほどよい脱力感。読みやすい。
子ども向けにかいてあるのかも知れないけど、せっかく良い設定なので、もっと書き込めそうな気がします。(達也、BB、大和田の過去など含めて)
そしたらもっと読ませる内容になる!
Posted by ブクログ
なぜかこういうタイトルに惹かれる。
木工少女も気になって読んだし。
もっと園芸に深く関わる少年たちの話かと予想していたが,でもこれはこれでよかった。
図書室に入れるかどうか,迷うところだ。
Posted by ブクログ
可愛らしい話。
高校で、帰宅部を選ぼうとしていた男の子ふたりがひょんなことから、園芸部に入ってしまう話。
タイプの違う友人って、かけ離れていれば、かけ離れるほど、面白くも、強い絆ができそうな気がする。
BBもいい味を出している。
また、3人だからいいんだよな~と思いながら読んだ。
Posted by ブクログ
2時間程度で読めるボリュームだが、高校に入学したての少年達が寂れた園芸部に所属することになり、春から秋の日々を瑞々しく描いた秀作。中学時代のいわゆる『不良』生活から一念発起、親が心配するほど勉強して進学校に合格した大和田が特に魅力的だった。コンプレックスから、人目を避け通学しているBBこと庄司の段ボールには驚いたが、ぶっきらぼうながら庄司に向ける優しい大和田の言葉の数々に胸がじんとしたし、達也と父が夕餉の団らんで交わす会話が何ともいえず温かい。出てくる花がわかるので、花壇の色どりも想像でき楽しめた。
Posted by ブクログ
運動部のしつこい勧誘を断るために、成り行きで園芸部に入ることになった2人の高校生。
温室で花の世話をしていると、段ボールをかぶった男子がいた。
3人の男子高生が園芸部で花を育てる話。
安心して読める、中学生でも読みやすい話だった。
Posted by ブクログ
これはどの年代を対象にした作品なのか?
舞台が高校なので高校生が対象?…にしては文章が子供向け過ぎる。
若年層の活字離れでこうなったのか…?
内容は普通の高校生の主人公とヤンキーあがりの同級生、それに引きこもりでダンボールを頭から被った同級生が出会い、園芸を通して成長する春から秋にかけての物語。
ストーリーとしては悪くないが、やや漫画的…と思っていたら漫画版もあった(笑)
欲を言えば漫画の脚本的な軽さで終わらせず、もっと繊細な情景描写と心情に深みを持たせて 文学的に磨きあげて欲しかった。
Posted by ブクログ
YAのため一気に読めてしまった。タイプの違う男子高校生が思いがけず園芸部に入部して、活動を通して友情も育んでいく。そして自分自身とも向き合うことになるのだ。
Posted by ブクログ
適当に要領良く過ごそうと入った高校で、ひょんなことから知り合ったヤンキー風な大和田と園芸部に所属することになる篠崎。
中学校で風貌をからかわれたトラウマから、箱をかぶって登校するBB(ボックスボーイ)・庄司も園芸部に参加する。
3人の学校生活や関心の高まる植物への想いなど、さわやかで心温まる読み心地のいい一冊。
どこかで読んだような?と思ったら漫画化されていた。
Posted by ブクログ
高校男子のゆるい部活動。
と思いきや、それぞれに抱える問題は、等身大で結構深刻だったりする。
植物に呼応して描かれる彼らの成長は微笑ましい。
べったりではないけれど、ちゃんと友情を育んでいる。
そういうところは男子っぽくて羨ましい。
Posted by ブクログ
面白かった
さらっと読める
高校生になってそれなりに楽して過ごそうと思ってたら
成り行きで一見不良の子と園芸部に入ることになって
園芸に目覚めていく話
段ボールかぶる男の子がでてくる
ダンボーを思い出す
お花育てたくなる
町のお花が気になる様子がほほえましい
Posted by ブクログ
勤務先の中学校の図書室にあった本だ。私は園芸も好きなので、そのタイトルにひかれて読んでみた。読後の感想は、中高生にぜひ読んで欲しいと思った。小さな種から命が生まれるというのは感動そのものの世界。そんな体験を若い時にたくさんして欲しいと思う。
Posted by ブクログ
少年たちは、植物を育てる、自分を育てる。
一見、何も起こらない話。でも、植物の成長は目を離さないと見えないように、最初と最後を読み返せば、大きな成長が見える。篠崎はことなかれ主義(というのかな、“安全”第一)から少しの勇気を持てるように、大和田は過去の自分に本気で別れを告げ、庄司は顔のコンプレックスを少し卒業できた。これからも彼らは成長するだろう。
Posted by ブクログ
チューリップやヒマワリくらいしか花の名前も知らない男子高校生二人が、なりゆきで園芸部に入って活動するおはなし。途中で一人増えて、男子三人が主な登場人物。
それなりに頭が良く落ちついた校風の、あまり部活動が盛んでない学校が舞台。主人公はその平均的な生徒。もう一人は逆に、その学校では珍しく不良っぽい生徒。後から増える一人は中学時代不登校で、人に顔を見られたくないために段ボールをかぶってこっそり相談室に通学している。
タイプの違う三人が慣れない花の世話をするうちに打ち解け、一緒に手入れをした花壇が賞を取ったり夏休みにキャンプをしたりと、種類ごとにペースの違う花の成長と重ねて変化してゆく様子を描く。高校入学から秋の文化祭後までの半年程度の物語で、展開もエピソードもありがちながら、あったかくてほっとするような作品でした。
Posted by ブクログ
男子高校生3人の青春爽やか小説。学校って、ただ勉強するだけじゃなくて、いろんなトラブルを乗り越えていくなかで、人として成長していくんだなぁと感じました。実写化されたらほのぼの癒し系に仕上がりそうな作品。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読み始めました。
いろんな部活のお話はありますが、園芸部がテーマになっているものは初めてでした。
読みやすかったし、良いお話だったのですが、さらさらとお話が進んで、ちょっと物足りない感じがしました。
(部活モノと言えばといえばがっつり青春小説!として読み進めてしまったからかもしれません(・・;))
とは言え、園芸についてと、登場人物3人について深く書いてほしかったかなと思いました。
園芸部の男の子3人がとてもいい子でした。
Posted by ブクログ
普通。
なぜ漫画化されたのか……なんでもかんでも漫画化すればいいという訳ではないだろ……。
段ボールだったかを被っていた男子が印象強い。
Posted by ブクログ
植物=生き物 だから
育て方も分からずに買ってしまう人ってどうだろう、と
思っていたのですが
最初に色々調べて難しそうだと思って断念してしまうより
興味を持って始めてしまった方が良いのかもしれない。
…最初から上手く行くとは限らないので購入された植物が
購入そうそう駄目にされてしまう事もあるでしょうが;
愛着さえ持ってしまえば具合が悪くなった時に
本気で調べるようになるだろうし
駄目にしてしまったら今度こそ、と
真剣に情報を集めるようになるでしょうし。
失敗は成功の母とはよく言ったものですね(笑)
園芸にかぎらず
何でも、最初に調べて引けてしまう事ってあるのですが
それでそのものとの縁が切れてしまうのは勿体ない。
興味を持ったらとりあえず、やってみる。
それが 人生を楽しくするかも?
…と思いつつも何か始める時調べてしまうタチは中々;