魚住直子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
動物たちとの、不思議でかわいらしいやりとりの話。読みやすいけど、哲学的だったり。
「アメンボリース」
うすく、うすく、すくいとったの。その、薄くてほっとするお守りをみんなそっと心に持っている、気がする。勇気が出るひみつの布。
「朝の花火」「そらの青は」
醜い心も優しい心も、きっと誰でも持っていて。自分を理解してくれる存在に会えた時の、何物にも変えがたい喜び。
「光る地平線」「クマのあたりまえ」
そうやって、死ぬまではたしかに生きよう。
死ぬのは今でもこわいけど、死んでるみたいに生きるんだったら、意味がないと思ったんだ。
ありのままにカッコつけずに生きるのは難しい。だって嫌われたくないし -
Posted by ブクログ
中学受験を控えた陽菜子が、お母さんに言いたいことがある…という思いがとても伝わった。
子ども時代を経験して大人になり、自分はこういう親になろうと思っていて…だけど結局上手く伝わらない母親の気持ちもわかる。
あなたのためを思っているのに。とか
あなたと話すと悲しくなる。で会話を終わらすのは子どもに負担だろう。
まあ、すべての親がこんなふうに言ってはいないだろうけど。
親は、自分が絶対に正しいと思いこんでいる。
と子どもに思わせたらだめだよなぁ…と。
大人になると自分は間違ってない気がするだけで、けっこう間違っている。
それを誤魔化すのが子どもより上手いだけかもしれない。
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Posted by ブクログ
新幹線用に、本屋で目に入った薄い小説を。
中学生の主人公の悩みを解決するようにみせて、さらさんも姿を重ねてて助けられてたんだろうなあ。
いじめの描写は心がギュッてなる。めちゃくちゃわかる。何度も夢に出てきて、なんでこうしなかったんだろうって何度も後悔するんよね。けど自分が納得する方法を見つけてやり遂げた主人公は格好いい。
そして、さらさんの悩みもわかる。情けなと葛藤と。憧れられていたのに幻滅された後の傷口も。
たぶん人生大小あれど皆人間関係や夢で挫けてると思うから、短い話の中にも心臓をつかまれた気分になると思うな。書評にある、いつかは避難所を脱し自分の場所へ帰らなくてはいけない、はなるほ -
Posted by ブクログ
小学校6年生、塾に行って受験することになっているが、成績も上がらなくて、そもそも兄が受験したので塾にも同じように行ったが、地元の中学校でもいいかも?そして、なんでお母さんは私には洗濯物を取り入れて畳めとか家事の分担があるのに、兄には日曜日に風呂掃除をするくらいでやらなくて良いのか?色々な事を自分でしっかり出来ない自分が悪いのはわかっているが、凄くモヤモヤして納得がいかない。お父さんは味方してくれるが、単身赴任中でお母さんと言い合いになっても口では必ず負けてしまう。そして、納得がいかない繰り返し…。そんな時、とても不思議なお姉さんに出会う。そして、手帳を拾う。そのことから変わっていく主人公がいい