魚住直子のレビュー一覧

  • 超・ハーモニー

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    『非・バランス』を読んでこちらの本へ。

    改行での1マス下げがないのが特徴。前作もそうだったのか?そんなに長い話ではないのだが3日ぐらいかけてすこしずつゆっくり読んだ。

    そんなふうにていねいに読みたいみたい本だ。やっぱりおもしろい。


    作成日時 2006年10月26日 21:42

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    2009年10月04日
  • 非・バランス

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     タイトルの絶妙さに悶絶。児童文学って括りになってるかもしれないけど、実はとっても大人向けの小説。ラストはすごくズルいと思うけど、でも、好きだなあ、この終わり方。

     あっ、あとがきも良い。作家はあつかましいって、きっとそうだよね。

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    2009年10月04日
  • 非・バランス

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    魚住直子の作品は初めて読んだ。少女が「いじめ」を乗り越える物語だが、胸が苦しくてやりきれないままで終わらず、成長し、展望が開けているのが嬉しい。
    文庫の解説を書いている藤田香織の文章に納得。
    他の作品もぜひ読んでみたいと思わせられた。


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    2009年10月04日
  • みかん、好き?

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    みかん農園を舞台に高校生3人の、それぞれのみかんに対する想い、人間関係や家族について描かれた物語。深刻な事件や出来事が起こるわけではないが、あきることなくさらっと読めた。

    途中少しだけ触れられているが、みかん農家の将来について環境問題や後継問題など、考えさせられる部分もあった。

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    2025年05月20日
  • 非・バランス

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    中学生がクールに生きると決めた理由が苦しすぎる。
    自分に起こったことを消して、新しい自分として生きようとする姿が何とも言えず切なかった。
    そんな時に出会ったのがいい大人でよかった。彼女にも悩みがあったのに、聞き役に徹して認めてあげて。きっと主人公の安全基地になっていたことだろう。年齢差はあれど、お互いに良い影響を受けられて何より。

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    2025年04月23日
  • 考えたことなかった

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    ネコに未来の自分が乗り移るという、意表をつく始まりで、最後までおもしろく読めた。
    刷り込まれたジェンダーバイアスに、こんなふうに本を通して気づかせてくれるのも良いね。

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    2024年07月07日
  • いいたいことがあります!

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    小6との息子とのぶつかり合いを重ねながら読んだ。親の期待を押しつけていないか、子どもの気持ちを理解しているか、自問自答することも多かったけれど、この本は母が子どもの時に感じた思いを思い出してはっとしたのかもしれない。とても気持ちがわかるし、子ども目線の視点に気づきを感じた。

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    2024年02月19日
  • クマのあたりまえ

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    動物たちとの、不思議でかわいらしいやりとりの話。読みやすいけど、哲学的だったり。


    「アメンボリース」
    うすく、うすく、すくいとったの。その、薄くてほっとするお守りをみんなそっと心に持っている、気がする。勇気が出るひみつの布。

    「朝の花火」「そらの青は」
    醜い心も優しい心も、きっと誰でも持っていて。自分を理解してくれる存在に会えた時の、何物にも変えがたい喜び。

    「光る地平線」「クマのあたりまえ」
    そうやって、死ぬまではたしかに生きよう。
    死ぬのは今でもこわいけど、死んでるみたいに生きるんだったら、意味がないと思ったんだ。
    ありのままにカッコつけずに生きるのは難しい。だって嫌われたくないし

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    2023年09月06日
  • いいたいことがあります!

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    母親と娘、歯に絹着せぬ物言いは信頼があってこそ…というのは言いたいこと言う大人の言い訳。配慮のない言葉は肉親であっても、いやだからこそズバズバ子供を切り裂くのだ、というのは全編を通して感じました。
    立場が違えば見え方がぐんと変わる互いの主張。男、女、親、子供…この本のタイトルに、歩み寄りの大切さを考えさせられました

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    2023年06月26日
  • 考えたことなかった

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    「いいたいことがあります!」の続巻。
    前巻では。学校が遠い、部活があるなどのの事情でお手伝いをさせられなかった兄が主人公となる。物語は初めから突然、「にょい」となき、言葉を喋るネコに出会うところから始まる。届け物に行った祖父母の家のことや、部活でレギュラーを脅かされる新人が出現したり、同級生の女子との会話から、男女の役割の差や、気付かぬうちに決めつけていることに気づいていく。猫の不思議さはあまり気にならず、あ、ファンタジーだったのか?と思った。4年生くらいから勧められそう。

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    2023年05月18日
  • いいたいことがあります!

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    5.6年向け。ジェンダーバイアスの中でも女性に向けられた不公平感、理不尽感がテーマ。とはいえ男より女向けな読み物。

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    2023年02月19日
  • 考えたことなかった

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    『いいたいことがあります!』の姉妹編。前回の主人公の兄がこちらでは主人公。男だから、女だからと気づかないうちに無意識に役割分担をおしつけているのでは……?

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    2023年02月13日
  • いいたいことがあります!

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    主人公は中学受験を控えた六年生の陽菜子。

    お父さんが単身赴任中で家の事も色々手伝っている。
    でも兄は忙しいを理由に家事はしなくて良い。

    陽菜子の悶々とする気持ちがストレートで解りやすい。

    そしてある手帳がきっかけで現れた謎の女の子スージー。

    ファンタジー要素を醸し出しながらも家族間の中で生まれる仕事や家事に対して問題提議している。

    子供の頃、大人になったら人は一人前だと思っていた。
    いざ自分が大人になると不完全な事に気付く。

    手帳の中に書かれていた言葉が深い。

    小学校高学年向けの児童書だけど子育てに悩むお母さんにもオススメ。

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    2023年02月12日
  • いいたいことがあります!

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    中学受験を控えた陽菜子が、お母さんに言いたいことがある…という思いがとても伝わった。


    子ども時代を経験して大人になり、自分はこういう親になろうと思っていて…だけど結局上手く伝わらない母親の気持ちもわかる。

    あなたのためを思っているのに。とか
    あなたと話すと悲しくなる。で会話を終わらすのは子どもに負担だろう。
    まあ、すべての親がこんなふうに言ってはいないだろうけど。

    親は、自分が絶対に正しいと思いこんでいる。
    と子どもに思わせたらだめだよなぁ…と。

    大人になると自分は間違ってない気がするだけで、けっこう間違っている。
    それを誤魔化すのが子どもより上手いだけかもしれない。




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    2023年01月23日
  • 考えたことなかった

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    男だから、女だから。
    古い価値観を何の疑問もなく受け入れるのではなく、少し考えてみれば、世界は広がるし、物事はスムーズに動く…かもしれない。頭カチカチになる前にこういう考え方を学んだ方がいいのかも。

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    2022年12月21日
  • ピンクの神様

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    誰でも経験したような人間関係。
    共感する部分も多い。
    小さな世界で生きていても人間関係は難しい。
    旦那さんに相談しても「小さい世界の悩みだろう」と鼻で笑われたりした苦い思い出が蘇ってきた。

    全部で7編、登場人物が再度登場してくるような場面も面白い流れ。

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    2022年08月22日
  • 非・バランス

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    新幹線用に、本屋で目に入った薄い小説を。

    中学生の主人公の悩みを解決するようにみせて、さらさんも姿を重ねてて助けられてたんだろうなあ。

    いじめの描写は心がギュッてなる。めちゃくちゃわかる。何度も夢に出てきて、なんでこうしなかったんだろうって何度も後悔するんよね。けど自分が納得する方法を見つけてやり遂げた主人公は格好いい。
    そして、さらさんの悩みもわかる。情けなと葛藤と。憧れられていたのに幻滅された後の傷口も。

    たぶん人生大小あれど皆人間関係や夢で挫けてると思うから、短い話の中にも心臓をつかまれた気分になると思うな。書評にある、いつかは避難所を脱し自分の場所へ帰らなくてはいけない、はなるほ

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    2022年07月18日
  • クマのあたりまえ

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    児童書だから文章は優しいけど
    色々と深く考えさせられる短編集。

    「そらの青は」
    「光る地平線」
    「クマのあたりまえ」
    が特に好きだった。

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    2022年03月22日
  • いいたいことがあります!

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    中学一年生の時、読書感想文の自由課題としてこれについて書きました。
    作品自体はもう少し年下の子向けかとは思うのですが、ストーリーは、幅広い年齢層に共感してもらえるんじゃないかと思います。
    まさかのファンタジー感も相まって、とてもおもしろく、安心できるようなお話になっています。

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    2022年02月23日
  • いいたいことがあります!

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    小学校6年生、塾に行って受験することになっているが、成績も上がらなくて、そもそも兄が受験したので塾にも同じように行ったが、地元の中学校でもいいかも?そして、なんでお母さんは私には洗濯物を取り入れて畳めとか家事の分担があるのに、兄には日曜日に風呂掃除をするくらいでやらなくて良いのか?色々な事を自分でしっかり出来ない自分が悪いのはわかっているが、凄くモヤモヤして納得がいかない。お父さんは味方してくれるが、単身赴任中でお母さんと言い合いになっても口では必ず負けてしまう。そして、納得がいかない繰り返し…。そんな時、とても不思議なお姉さんに出会う。そして、手帳を拾う。そのことから変わっていく主人公がいい

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    2021年12月12日