神野オキナのレビュー一覧

  • シックス・ボルト(1)

    少年・少女兵がバタバタ死ぬ!

    選ばれし高校生たちの対宇宙人戦争を描く一作。
    どんどん人が戦場で殺されるので、キャラも重要人物が次々と犠牲に。
    まさか後半であの娘まであっさり死ぬとは・・・・・・
    これ、単巻完結覚悟と思わせるくらい神野先生突っ走ってますなあ。とはいえ次巻もあるわけですが。

    あと、あとがきで旧版表紙のイン...続きを読む
  • ダマスカス・ハート〈上〉―南国戦隊シュレイオー〈2〉

    アロウが魅せる!

    1巻よりも恋愛要素が増えて、アロウがだいぶ可愛くなってます。
    ストーリー的にはまだまだ前編といった内容。敵幹部の一角を崩す展開はありますけどね。
    見どころはやはり沖縄の海水浴シーンです。主人公は水着とサンオイルネタでドギマギしちゃいます。
  • 妖ファンタスティカ 書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー
    「そうこの会」による妖のアンソロジー。
    色んな作家さんが、ゾクゾク、ゾワゾワさせてくれます。
    どれも面白かったけれど、朝松健さんの『夢切り浅左衛門』、秋山香乃さんの『草薙剣秘匿伝』が特に面白かった。
  • 国防特行班E510
    南アフリカのヴィダムナ共和国の駐在武官として赴任していた三輪出雲三等陸佐はパーティの最中に女性給仕に違和感を感じた。すかさず大使を避難させるが、不幸にも大量のC4爆薬が搭載されたトラックに乗り込んでしまいそのまま殉職した。
    4年後、自衛隊では殉職扱いとなった彼は発見され「幽霊」として国防特行班E51...続きを読む
  • 横浜・神戸であった泣ける話
    12人の作家による12篇のオムニバスストーリー!
    横浜と神戸…遠く離れた土地でも似たような景色なのかなと思いました!

    山下公園でかつての曾祖母の婚約者のひ孫と偶然会ったり…
    阪神・淡路大震災がきっかけで出会った両親の話…
    結婚式での新婦父親からの昔話で、両親の意外な過去を知ったり…
    横浜と神戸のす...続きを読む
  • 会社であった泣ける話
    働くといろんな人がいるよな、
    うちの職場にもいるよな、
    なんて、いろいろ考えて読みました。

    でも、一番響いたのは、
    自分の価値を決めるのは。

    本当に評価してくれる人を大切にする。
    そして、自分を大切にする。
    働く時には、それが大事だよなあ。
  • シックス・ボルト(3)

    戦いはこれからだ!

    内容的には全ての決着がつかず、謎をたくさん残したままに終了。
    宇宙人との戦争の結末や蒼い血の武装勢力がそれからどうなったのか、書かれずに終わってしまった。
    感想としては、陰惨なシーンが多かった2巻と同時に出ただけあって、やはりダークな世界観の物語である。
    まあ、ラストの施設奪回戦は派手で盛り上...続きを読む
  • ダマスカス・ハート〈下〉―南国戦隊シュレイオー〈2〉

    下巻はコメディ寄りに。

    結果としては、非常に明るいお話だったと言える。人の犠牲者もかなり少ない。
    上巻で仲間になった魔女さんとか普通のラノベなら死んでる展開だよねえ。まさか生き残るとは。
    いい人多くて、ヘビー路線の多いオキナ先生にしては軽快に楽しく読める。
  • 南国戦隊シュレイオー 下

    新たに獣王モード追加

    無人の嘉手納基地で核ミサイルロボットと対決! シュレイオーの獣人形態も初披露。
    新たに仙術を使う凶悪な道士なんかも出てきて、苦戦度UPです。
    今回は金髪猫耳な長官がアクション大活躍なんで、そこが最大の見所かな。あと核爆発の脅威。

    現地の琉球語やお店が随所に出てきて、沖縄感が豊富。
  • 南国戦隊シュレイオー 上

    沖縄と風水とロボ!

    表紙からしてエヴァっぽいキャラの話かな、と思いきや結構違いました。
    とある財閥の血筋である主人公(表紙中央)と明るい獣人娘(右)、男勝りな女ガンマン(左)が巨大ロボットに乗って、悪徳企業の仙術自動メカと戦います。
    コメディというほどではないが、ハチャメチャなキャラ達のおかげで全体的な雰囲気は明る...続きを読む
  • 5分で感動 書店にまつわる泣ける話
    読みかけてて、しばらく放置してました。再読したら、一気に読み終えてしまいました。本っていいなあ。書店ってパラダイスだなぁと思いました。
  • 幼なじみが反対しますが秘密結社を廃業することにしました

    悪の秘密結社完全コメディ

    悪の組織を解体しようとする若き新首領とそれを阻止したい幼馴染女怪人の激突。
    そのうちに組織内からクーデターの動きが出て、大抗争に発展・・・というストーリー。
    とはいえ、ギャグ中心で死人は出ないのでほのぼのしております。悪の組織と国が裏では持ちつ持たれつの利害関係、という世界観が新しいですね(箱物...続きを読む
  • 警察庁私設特務部隊KUDAN ゴーストブロック
    前作よりは分かりやすいです。
    ただ、社会的弱者と特権階級の差が痛ましいのと、現実問題ここまで過激でなくても日本はこんな状態なんだろうなぁと突きつけられる作品です。
  • 会社であった泣ける話
    ページ数がそこまで多くなく読みやすかったので1日で読めるほっこりするお話したち。

    職種関係なく仕事はいろいろ大変だけど、周りをサポートしてくれる人達や自分のことを見てくれる人は必ずいる、そんなことを思い起こさせてくれる短編集だったと思います(^^)
    『すべての明かりが灯る夜』、『自分の価値を決め...続きを読む
  • 警察庁私設特務部隊KUDAN エレウシス・プラン
    前々巻のモヤモヤとか、前巻の後手後手に回った苦境を打破しての逆転劇にあまりカタルシスを感じなかったのは
    最後にこれという巨悪を打倒していないからかな。
    自分的に必殺が好きなんだな、と再認識。
    そういう意味でも今回はシリーズラストということもあってか、やってくれたな、感が強い。
    加えて大団円とは違う、...続きを読む
  • 警察庁私設特務部隊KUDAN ウロボロス・クーデター4
    時流にのった、後年だと読んでも現実感ないかもしれない展開。
    後半、ダイ・ハードにするとは思わなかった。
    あと、やはり主人公チームの動きが後手なところがあるせいか薄く感じる。
    こう…いや、巨大組織敵にしたってことでわかるんだけどね。
    そんなところだけリアルにしなくても、とか。
  • シックス・ボルト(2)

    ヘビーでダークな2巻!

    1巻も大概凄惨なストーリーだったが、2巻はさらに輪をかけて重々しい内容に。
    SFバトル要素は削られて、過酷な軍隊生活ものになっている。内部対立のお話中心。
    学生兵士を率いる上官に南部垣というずる賢い技術士官が登場。
    新ヒロインのヒサカが、かつてのライバル小夜さんのコピーとレズ的な流れになりかけ...続きを読む
  • 警察庁私設特務部隊KUDAN ジャパン・ガンズ
    前までの作品に比べると相当地味。そして薄い。探すのに意外と手間取ったりも。
    潜入捜査だし、訓練風景描いていないのでそう見えるのかもな。
    あと、やはり主人公といえど化学物質には勝てなかったと
    割とリアルに。・・・ちょっとファンタジーに毒されすぎか。
    続くかなぁ・・・微妙だなぁ・・・
  • 国防特行班E510
    前作とか前々作のほうが好み。エロくなかったし。
    自衛隊がこういう組織もつってなぜか違和感。
    警察機構に裏組織が、というほうがしっくりくるのは
    なぜだろう。
    個人技量が優れている人は自衛官というより傭兵、という
    イメージなのかな。
  • 警察庁私設特務部隊KUDAN ゴーストブロック
    油断。TLで流れてたけど旧作のほうとばかり思ってチェックしていなかった。
    ただ、今回はあまりインパクトなかったかな、と。
    どちらかというといいように使われた弱者の哀しさのほうがめだったかなぁ。
    KUDANは、悪くはないけど、いかんせんKAMIKAZEのインパクトが強すぎて。