あらすじ
テロなどの未曾有で凶悪な犯罪を起こる前に処理するため、警察庁で秘密裡に組織された〈KUDAN〉。元公安の橋本泉南のもと、集うメンバーは様々な技能を持つが法律ギリギリなヤツら。そんな彼らの活躍に、ネットを駆使して犯罪を起こし、それを賭け事にして、巨額を儲ける〈INCO〉にとっては、目障りとなっていた。そこで〈INCO〉のメンバーのひとりは、怪しげな教義を信奉し、少女たちの暗殺集団を擁するアメリカの組織と、とんでもないところと手を組み、〈KUDAN〉を消そうと仕掛けてきた。追いつめられていく〈KUDAN〉は、日本を巻き込んだ大規模な陰謀に、どう立ち向かうのか? 書下し痛快アクション最終巻!
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Posted by ブクログ
前々巻のモヤモヤとか、前巻の後手後手に回った苦境を打破しての逆転劇にあまりカタルシスを感じなかったのは
最後にこれという巨悪を打倒していないからかな。
自分的に必殺が好きなんだな、と再認識。
そういう意味でも今回はシリーズラストということもあってか、やってくれたな、感が強い。
加えて大団円とは違う、少し寂寥感を感じたラストは「ハードボイルドはこうだよな」と意味もなく思ってしまった。
なにゆえかは自分でもよくわからんが、ラノベやSFではなかなか出会えない読後感だったかと。
ハードボイルドとはやせ我慢だ、とは誰のセリフだったか。
最初の山場まで読んでリコリコだ、と思ったのはタイミング的にしかたないことかと思うけど、(作中にも匂わせるセリフあるし。でも執筆は放映前じゃなかろうか・・・)
JK暗殺者が主人公の敵、という情報を読む前に得て、脳裏におりてきたのが
「エルフがビキニでマシンガン」
だったのは業が深いというか、闇深いというか・・・・
MMWGじゃなかった分、マシかも。