【感想・ネタバレ】シックス・ボルト(3)のレビュー

あらすじ

異星人=「権利者(オーソリティーズ)」によって強制的に再生された元学生兵士の「蒼い血(ブルーブラッド)」たちは、地下に潜り、生き残りをかけた戦闘の準備を整えていた。一方、軍上層部は、准将となった黒原に特殊部隊を組織させ、因数外(イレギュラー)の存在である「蒼い血」の殱滅命令を下す。そして、迎えた運命の日。人間同士による悲惨な殺戮と徹底的な破壊のなか、由宇と氷香は互いに別の立場で再度出会うことに。しかし、そのとき氷香の腕の中にいたのは……。
異星人との熾烈な「絶滅戦争」の最中に繰り広げられた戦場の物語、その第3弾にして完結編。電子版あとがきを追加収録。

●神野オキナ(かみの・おきな)
1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。

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戦いはこれからだ!

内容的には全ての決着がつかず、謎をたくさん残したままに終了。
宇宙人との戦争の結末や蒼い血の武装勢力がそれからどうなったのか、書かれずに終わってしまった。
感想としては、陰惨なシーンが多かった2巻と同時に出ただけあって、やはりダークな世界観の物語である。
まあ、ラストの施設奪回戦は派手で盛り上がったけど。ヒサカと小夜のレズ展開はやはり見られへんかった~。

1巻でメインヒロインがあっさり死に、次巻でそのクローンが二人も出てくるというストーリーは稀有ではないか?
そこは今読んでも斬新だった。陰惨な社会やヒロインクローン達がどうなったのかも書かれて欲しかったところ。

#ダーク

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2022年09月29日

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