豊島ミホのレビュー一覧
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短編集
若者、中高生の生き生きした、行動、ワルが好きな表現が素晴らしい。作家はとても田舎育ちみたい、上京して、又田舎に戻って、幼馴染の時代と、大人になった、変化と、幼い恋心を、女の感性で上手に、独特の表現は、姫野カオル子氏を感じて、親しみやすい。姫野女史は、性表現はぼかしでたけど、言いたい事は、伝わっていたが、ミホ女史は、直接に表紙する所か、時代のちがいか?
ミーちゃんに再会したのは、夕立に降られて駆け込んだ渋谷のレコ屋の入口だった。昔一緒に田舎で虫を捕ったり木に登ったりしていたミーちゃんは俄然大人になっていて、俺は彼女に夢中になった。しかし…。(「夏が僕を抱く」)あんなに近くにいたのに、い -
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◼️ 豊島ミホ「夏が僕を抱く」
いかにもなタイトルとカバー写真。豊島ミホの青春もののリアルな面映さファンです。
2000年ひとケタ台に小説家として活躍した豊島ミホ。「女による女のためのR-18文学賞」受賞の「青空チェリー」、映画化もされた「檸檬のころ」ほか「エバーグリーン」「リテイクシックスティーン」など、主にグリーンエイジの青春ものを描きつつ、さらっとセックスのことも混ぜたりする、青くて生な空気感に惹かれてしまう。
今作は「おさななじみ」の男女がテーマですべての作品の軸となっている。
中学生になり、不良っぽくかつカッコよくなって取り巻きも増えた毱男を追い、自分も髪を染めスカートを短く -
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保健室通いで授業をサボりがちな同級生と唯一の友達である、周りからは釣り合わないと言われるほど美形な少女。周囲の同級生からはあまり良く思われていないし、サボりがちな同級生は同級生たちと反りが合わない。教師からはサボっている友達への伝言役となり、同級生からは関係を斬れと言われる間で揺れる思い。
とある地方の小さな都市の、高校を中心とした短編集。長編だと思っていたので、2本目で全く違う人が出てきて、バラバラの話かと思いきや、金子商店が出てきたところで同じ地域の同じ時系列の中の短編集。
1本目が結構心理的に難しい話だったので、その後もかと思ったら、その後はかなりあっさりとした話が続いていた。
中