豊島ミホのレビュー一覧

  • 花が咲く頃いた君と

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    少年少女の青春の一頁を季節ごとに切り取った短編集。4編。
    これは、一冊としての評価は難しいなー。

    前半2編は全くもって面白さを感じなかった。
    全然共感もできなかったし。

    後半2編はとっても面白かったです。
    タイトルに惹かれたものって、たいてい当たるね。
    『椿の葉に雪の積もる音がする』なんて絶対外れないだろと
    思ってたらその通り。ちょっと物悲しいけど、いい話。
    最後の1編も、主人公の男の子については、
    「こんな奴いるかよ」と思ってしまうけど、
    物語としては興味深かった。

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    2013年04月30日
  • リテイク・シックスティーン

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    主人公は普通の高校1年生の沙織。
    友人になったばかりの孝子からは、「未来から来た」と告げられて…

    もっとSF的な話かと思ったら意外と現実的でした。
    その点は個人的には良かったんですが。

    全体を通してみると、高校生という青春を上手く描いてて
    読んでて面白かったし、どんどんページをめくらせてくれた。
    ただ、残念なことに主要人物(沙織の母と孝子)のことが
    どうしても好きになれず共感できず、ずっとイライライライラ。

    まだまだわたくしも人として浅いのかな。
    沙織&孝子と仲良くなっていつも一緒に行動することになる同級生の
    男子については、それぞれ居そうなキャラなので男性も共感しながら
    読むことができ

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    2013年02月19日
  • 底辺女子高生

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    評判が良かったので手にとってみた、“【底辺】女子高生”。底辺、という自負はあまり好きではないけれど、カースト制度的にいえばわりと、や、かなりの身分の低さに思わず失笑。当時の豊島さんからしたらものすごく苦悩したのだろうなというのが読み取れる。真っ直ぐすぎて、一生懸命すぎたために歪んでいる感じがうまく描けてて好きです。

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    2013年01月29日
  • 青空チェリー

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    青い空に白い雲、爽やかな空の下で結ばれた変態条約。豊島さんらしい作品である「青空チェリー」。
    都会でインテリ教授と恋愛関係にありながら、故郷に戻り同級生と恋愛ごっこから本当の愛が生まれる「ハニィ、空が灼けているよ。」。
    すべての作品の登場人物が等身大だ。だから、喜びも悲しみも痛みも気持ちよさもグッとくる。

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    2013年01月01日
  • 青空チェリー

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    ネタバレ

     思ってたよりよかった。
     明るさの中にピリッとした怖さがある。

     そりゃあ忘れろなんて言われても無理な
     話です。
     そこまでされちゃあね。
     この手紙が届く頃には…なんてベタな
     オチだけど、鼻の奥につん!とくるものが
     ありました。

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    2012年11月28日
  • エバーグリーン

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    よくある学生生活から十年経って‥って物語。さっき読んだのがインパクト有りすぎたかな。ちょっと柔いってか甘いってか響くものが少なかった。つまらなくはないけれど。なんかバンドをキーにする物語とか多いよなぁ、最近。

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    2012年10月28日
  • ぽろぽろドール

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    すべてのお人形好きに読んで欲しいです。私もそこまで信者じゃないけど、人形を題材にした話って好きです。

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    2012年10月08日
  • 夏が僕を抱く

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    この人の本は、良くも悪くも同じような雰囲気の物語が多い。
    物語ごとに設定は数あれど、どちらかというと淡々としているのに小さな痛みを孕んでいて、終わり方も切ない。
    ハッピーエンドでも何かしら切ない。
    納得できない何かを飲み込んで生きていく。
    でも全面的に不幸なんじゃなくて、切ない中にも希望がある。
    人生そんなものなのかも。

    あとは、思春期の心理描写がいい意味で生々しい。
    ちょっと少女マンガっぽいところもあるけど、必ずしもその切なさが解消されないのがいい。

    歳を重ねるにつれ、色んな感情が薄くなって、切なくてもがくなんてことも減った気がする。
    悲しいことや腹立たしいことに過敏な分、嬉しいこともよ

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    2012年10月03日
  • 青空チェリー

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    んんんん軽く読めるし、おもしろかった。ちょっとびっくりするような表現があったのは、「女による女のためのR-18文学賞」受賞作品だとおいうことを見落としていたからですね(笑)

    ハニィのが切なくて好きだった。

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    2012年08月26日
  • 夏が僕を抱く

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    幼なじみをテーマにした作品集。
    ・変身少女
    ・らくだとモノレール
    ・あさなぎ
    ・遠回りもまだ途中
    ・夏が僕を抱く
    ・ストロベリー ホープ

    あさなぎが一番印象に残ったな。
    見合い相手は、近所に住む研吾。小学生の時にお姉ちゃんがキスした人。

    やっぱり豊島さんは、人のコンプレックスをもとに話を書くのが上手い。読んでるとザラザラした気持ちが甦る。


    2015/02/07再読。
    2018/01/14再読。
    豊島ミホさんは何度も読み返してみたくなっちゃう。
    今回はタイトル作の「夏が僕を抱く」が印象に残った。冬だからかな(笑)。ハネとミーちゃん。久しぶりに再会してもすぐに馴染めちゃうのは、やっぱり幼馴

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    2018年01月14日
  • 青空チェリー

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    青空チェリー、誓いじゃないけど僕は思った、ハニィの順番で読んだ。
    内容が憂鬱順かもしれない。

    「青空…」は、あっけらかんな森田千花とあんな話し方したいなーと思わせる本橋幸夫が好き。

    過去への執着や反芻を楽しんだりする辺り、「誓いじゃないけど…」には共感できるところがあった。一番好き。

    「ハニィ…」は、現代の戦争というフィクションらしい作品で、読書後は爽やかだった。「国防部隊」のイッシーの語りが心に残ったけれど、実際に体験者の話を聞いたあとでは物語に描かれた戦争が嘘臭くて、フィクションとわかっていてもたまらなかった。

    「口元をふにゃりと歪めて」笑う、というのが好きな表現だった。

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    2012年08月10日
  • 夏が僕を抱く

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    甘酸っぺー!! と叫びたくなる本です。
    普段読まないジャンルなので体中がムズ痒くなりました。
    体験したことないけど、不思議な懐かしさがあるので是非沢山の人にで読んでもらいたい作品。

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    2012年08月05日
  • 青空チェリー

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    豊島ミホの感性はすごく信頼できます。いつ読んでも絶対的な瑞々しさ。

    色がなかった女子高時代の記憶を書き換える気分で読みました。

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    2012年07月20日
  • 青空チェリー

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    表紙のイラストが可愛いし、女子に好まれそう。

    えっちぃけど。妙なねちっこさはないし。
    『誓いじゃないけど~』の「好きでごめんなさい」は分かる気するな~。

    過去の、恋愛とすら呼べないような思い出の方が今、目の前にいる生身の相手より大切で仕方ない。

    案外そんな人はいるんじゃないかな。

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    2013年08月23日
  • 神田川デイズ

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    こんな大学生活だったらよかったー



    こんな生活してたなあ

    がまぜこぜになって再現される話。

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    2012年05月26日
  • 青空チェリー

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    表題作を含む、3つの短編集。

    表題作は、作者が「女による女のためのR-18文学賞」を受賞した作品。しかし、個人的にはこれはもう一つ…といった感じ。

    収録されている中では、 “ハニィ、空が灼けているよ。”という作品が一番好きだった。

    現代の若者と戦争を軸に、誰もが持っているはずの小さな幸せの尊さと儚さについて書かれた物語。戦争で心に傷を負った人の姿が、わりとリアルに書かれているように思う。

    この作者の作品は、とにもかくにも、読みやすい。

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    2012年05月09日
  • 夜の朝顔

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    読むとちょっと鼻の奧がツンとするような、どこか哀しい…子供時代って大人が思うより色々考えてるし悩んでいたんやな。小学~高校まではほんまこんな感じ。

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    2012年05月03日
  • エバーグリーン

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    物語の主人公は、シンとアヤコ。
    スタート時点ではふたりとも中3。

    ともにクラスの中で目立つ存在ではない。
    特に接点があったわけでもない。
    そんなふたりが挨拶を交わすようになり、田舎のあぜ道を
    一緒に歩いて帰ることもしばしば、という関係に。
    ただし、恋愛なんてものなんかではない。

    アヤコから見ればシンは畏敬の念を覚えるような存在。
    そうやって慕ってくるアヤコに特別な何かを感じつつも
    それが恋とイコールとも思えないシン。

    そんな状態で迎えた卒業式の帰り道。
    ミュージシャン志望のシンと漫画家志望のアヤコは
    10年後の10時になんにもないあぜ道で再会することを約束する。

    そして、物語は一気に再

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    2012年05月01日
  • ぽろぽろドール

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    人形にまつわる6つの短編集。
    私は人形について特に意識する事も無かったので、この短編集を読んでそれぞれ違った人形に対する想いがあるんだな…と思いました。
    憧れの人を人形に重ねて、ってパターンが多いような。。

    「ぽろぽろドール」って響きが印象的。
    「手のひらのなかのやわらかな星」の主人公は、好きな事に対してすごい行動的で、読んだ後に微妙に焦った。
    見習いたいなぁって思う。

    表紙や扉絵のデザインや、フォントの感じが好きだ。
    それこそなんか人形っぽい。

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    2012年04月29日
  • やさぐれるには、まだ早い!

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    親近感の持てるエッセイでした!ただ、隔週で掲載していた物を一気読みすると、やはり途中で飽きてきます。。

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    2012年04月26日