山本周五郎のレビュー一覧

  • 花匂う

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    再読

    ・宗太兄弟の悲劇
    ・秋風不帰
    ・矢押の樋
    ・愚鈍物語
    ・明暗嫁問答
    ・椿説女嫌い
    ・花匂う
    ・蘭
    ・渡の求婚
    ・出来ていた青
    ・酒・盃・徳利

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    2011年06月27日
  • 人情武士道

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    現代物2篇を含む短編集。時代物の方が良い。明快な筋書きで道徳の教科書に載ってもよさそうな作品。表題作の他、「大将首」「竜と虎」「やぶれ傘」が面白かった。11.6.18

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    2011年06月18日
  • 与之助の花

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    周五郎、昭和10年から20年の短編集。「友のためではない」など戦時に迎合した作品もあるが、爽やかな読みものがある。「噴上げる花」が良かった。11.6.3

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    2011年06月03日
  • 五瓣の椿

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    山本周五郎を久しぶりに読んだ.粗筋だけをとりだすと殺伐とした感じだが、凛とした女性の懸命な生き方の残す印象が強い.おしのの生き方は是とまでは言えないが、人間の浄らかさについての深い感情を思い起こさせる.ところで、山本周五郎の小説はこの時代に受け入れられているのだろうか.この即物的な世の中と小説の世界の遠い距離を感じて,そんなことを思った.

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    2011年05月31日
  • つゆのひぬま

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    なるほど「大衆文学」というにふさわしい、受け入れやすい・解りやすい・面白い文学である。山本周五郎デビューであったが、なんとも面白く、一気読みしてしまう。テレビドラマのような、受け入れやすいストーリーと人物描写のなかに、深い人間愛が感じられて、なるほど世間の評価の通り、山本周五郎の中毒性のすっかりハマってしまう作品群である。特に「武家草鞋」は最高にカッコイイ。

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    2011年03月23日
  • 菊月夜

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    「花宵」「おもかげ」は良かった。「一領一筋」も良かったかな。
    山本周五郎の作品いろいろ読んでみてる(とはいえまだ3冊目だが)けど、やっぱり一番初めに読んだ『日日平安』が一番だなぁ…。

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    2011年02月17日
  • 一人ならじ

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    短編集。戦時中の作品が多く、戦時社会に迎合的な固さを感じる。その中で、「青嵐」「茶摘は八十八夜から始まる」が良かった。11.2.5

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    2011年02月05日
  • 虚空遍歴(上)

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    最後の最後まで苦しみぬきながらも自分の夢、理想を目指して生き抜く主人公。

    山本周五郎さんの「人は何をしたかでなく、何のためにしていたかが大事なんだ」をまさに表現した作品だと思う。

    自分は動機はどうであれ「何かを成し遂げる」ことは評価しても良いと今は思っているが、やっぱり純粋な動機で、純粋にその目的にだけ向かってがむしゃらに生きることは理想の生き方だとも思う。

    今現在の自分は日々を何のために生きているのか?自分自身の目的を持って生きているのだろうか?そんなことを考えさせて、励ましてくれる本。

    上・下巻あり

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    2011年01月27日
  • 柳橋物語・むかしも今も

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    江戸時代の下町に住む人々を描いたものであり、二つの作品が収められられています。

    最初の『柳町物語』を読み終えた時点での感想ですが、あまりにも悲運な定めをもつ主人公おせんのリアルな描写に、思わず顔をしかめる思いで読みすすめていきました。

    苦労に苦労を重ねたその中から見出だすことのできる確固たる信念のようなものを感じつつ、女性の真の強さというものを感じました。

    二つ目の作品『むかしも今も』は、少し間を空けて読むつもりでおります。

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    2012年05月08日
  • ながい坂(下)

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    『正雪紀』のつぎに読んだ、山本周五郎の長編作品です。面白い、と言われて読んだけど、私にはちょっとあいませんでした。主人公に感情移入できません。短編とはまた違った感じでした。

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    2010年12月27日
  • 菊月夜

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    子どもへの道徳的なお話数篇含め、10篇納める。すがすがしい結末が多いが、特に「一領一筋」が良かった。10.10.21

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    2010年10月21日
  • 与之助の花

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    昭和初期から戦時中までに発表された短編集。

    どうしても作品の内容が時代に合わせているのではないかという感覚が拭いきれず。

    ただ、最後に解説を読んで納得出来ました。

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    2010年09月25日
  • 柳橋物語・むかしも今も

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    おせんの心情の変化はともかく(ここがメインな気もするのだけれど)
    おせんを取り巻く人たちの優しさが本当に心にしみた。
    現代日本ではありえない(だろう)。

    江戸時代の日本なら、見ず知らずの人に
    (同じく貧しい人が)援助の手を差し伸べるなんて
    普通のことだったのかしら。


    当たり前のように親切にする人たちの姿に心を打たれた。

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    2010年09月24日
  • 季節のない街

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    短編集はあまり好きじゃない。でも周五郎さんのは、時に強烈な言葉がある。貧民街はどういうわけか自然とできる。そこに住む人たちは、むき出しの人間を見せる。余裕のある人びとが見栄を張ったり、着飾ったりする虚飾とは無縁である。だからこそ人間本来の姿を如実に映す。ある意味虚飾あふれる人生と、感情むき出しの哀愁漂うどこか滑稽な人生 僕なら後者を選びたい。

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    2010年08月31日
  • ひとごろし

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    滑稽本、娯楽本。「裏の木戸はあいている」は、人としての作者のテーマを押し付けがましくなく描いており、読み終えて気持ち良かった。10.8.9

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    2010年08月09日
  • 柳橋物語

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    上方へ旅立つ幼なじみに「待っててくれ」といわれたばかりに、一途に彼を待ち続け、過酷な運命をたどることになってしまうおせん。「柳橋物語」
    武家の四男として生まれながら物怖じせずに暮らす青年。「ひやめし物語」。短編「風流化物屋敷」も収録。

    一時の感傷で待つと言ってしまったばかりに、かたくなにその約束を守ろうとするおせんを、馬鹿というのか、そういうものと諦めるのか。ただどんどん強くなっていく女性の生き様はすごいと思う。

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    2010年08月01日
  • 菊月夜

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    山本周五郎の作品は、映画などになっていることもあり、
    興味はあったのだが、実際に読んだのは初めて。
    良い話が多いが、少し単調のような気がする。
    もう少し年をとってから読む本かなと思った。

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    2010年06月21日
  • 人情武士道

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    読みたい本が無いときに、山本周五郎の本を手に取ることが多い。
    なんというか安心して読め、その上心温まる話が多いから。
    今回も外れがなく、堪能しました。

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    2010年05月23日
  • 虚空遍歴(下)

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    おけいは一歩間違えればストーカー。
    矢島濤石はツンデレ。

    そして中藤沖也は作者の
    不器用で頑固な部分を
    表しているように感じた。

    中藤が死を意識したときのセリフ
    (「―もしも死ぬとしたら、少しでも仕事を
      進めておかなくてはならない」)は
    作者自身が亡くなる前の気持ちを
    表現しているように思える。

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    2010年04月25日
  • 山本周五郎中短篇秀作選集 3 想う

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    『壺』『松の花』『春三たび』『藪の陰』『おもかげ』『萱笠』『墨丸』『風鈴』『彩虹』『七日七夜』『ほたる放生』『ちいさこべ』『あだこ』『ちゃん』『その木戸を通って』

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    2010年03月20日