井上靖のレビュー一覧
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一日が終わって床に着く前の読書は自分に戻れる瞬間。いったん熟睡したにも関らず続きが気になり夢にまで出てきて再び深夜に読書再開した程の内容。時代が変わっても機材が進化しても山の危険は同じですよね。Posted by ブクログ
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昔の柔道のお話です。しかし古いのは柔道だけでなく、人間やその周りを取り巻く環境、すべてが現代から見てのんびりしていると思います。読んでいてなんとなくほっとさせられる作品でした。Posted by ブクログ
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上巻の続きです。主人公はなんだか一本気というか、一本調子です。文自体もどことなく素朴で、作文を思い出させられました。そこのところ解説でフォローしてました。本当ですかねぇ。Posted by ブクログ
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上巻よりはすらすら読める!!と思う。個人的に金枝くんがツボだったので(下巻はよく出る)入り込めたんだと思う。時代は今とは全然違うけれど、自分自身がしっかりしないと日々は流れてしまったり、周りだけが成長してしまう。そう気付かせてくれる作品だと思いました。Posted by ブクログ
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悪女なんかじゃない楊貴妃がここにあります。息子の后だった楊貴妃を玄宗皇帝が召し上げ、寵妃とする。そこに彼女の意志はないが、召されたからには愛情を獲得せねばならない。絶頂から落ちてゆく権力者を眺め、最後には殺された女性の物語。Posted by ブクログ
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作者の母が老いで弱っていく様子をつづった作品.「老い」はどのように人を変えていくのか,その一端を見ることができる.いつかは自分にも迫ってくるものだし,身内にも迫ってきているものだし・・・考えさせられます!Posted by ブクログ
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時代背景が二千年以上前なのに、目で見たことを書いているのではなかろうか??と思うほどの描写力、情報量、構成力。運命に翻弄されながらも生き抜こうと必至にもがく人々の背中に、人間の強さを感じます。Posted by ブクログ
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歴史に翻弄され、なりゆきにまかせながら生きる主人公の姿が印象的。
ここまで自分の生き方にこだわりを持たない人はいるのだろうか。。
シルクロードの砂漠の世界に徐々に没入できる作品。Posted by ブクログ -
表題作を読みたくて購入。表題作以外は1作を除いて現代小説でしかも全く面白くない。
表題作はまずまず。最も終わり方をもう少し工夫出来ないものか。それともこれは史実なのか。
もう一つの歴史小説は磐梯山の噴火。凄まじい出来事のようだが、小説は今ひとつ。Posted by ブクログ -
奈良時代の最盛期である天平。その頃、唐から高僧・鑑真を日本に連れてきた僧侶・普照の物語。鑑真の渡航は当時では非合法的だった。天平二年、七年と出航するが難破。天平七年の遭難の際には海南島まで流されてしまう。そして天平十二年に渡航に成功。時間的、距離的に想像を絶する話です。Posted by ブクログ