皆川亮二のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
古来伝承の寓話をモチーフにした「スプリガン」は、一つのテーマを繰り返していた。現代の文明よりはるかに進んだ過去の遺物の恐ろしさと偉大さを提示し、その文明が滅んだ以上現在の我々も同じ轍を踏まないとは限らない、というものだ。また、主人公が強さを極めていく部分で“精神性”に重きをおいていた。潜在能力をいかに解き放つかという類の話だったのだ。今作は壮大ゆえに陳腐になりがちだったテーマを設定せず、ミッションはビジネスとして軽く処理している。また、異なった乗り物を毎回登場させることでそれに特化したアクションシーンになり、単なる戦闘よりも多様性がある。身近な乗り物を登場させることでそれを操る主人公の突出した
-
購入済み
相棒
いい相棒(多分)を得て先へ進むホープ、と思いきや、
急にスケールの大きな話に!?
闘いたくないのにいざ抜くと強い、という見せ方は良いが、
パターン切れしないだろうか。 -
Posted by ブクログ
途中まではイマイチと思いながら読んでいたが、最後の1ページで高評価。
第一部「覚醒編」完結。
鎧沢村へ向かう涼、隼人、武士。こっそり着いてくるカツミちゃん。密かに涼達を調査する兜刑事。
10年前の山火事で焼失した事になっていた鎧沢村は、エグリゴリの研究施設として残っていた。
さらに、10年前にエグリゴリに滅される前の鎧沢村は、反エグリゴリ組織「ブルーメン」の実験施設だった。
そこではアームズの研究がされており、アームズに合う細胞を持ったクローン人間が4人生み出された。
涼、隼人、武士はここで生まれた。
涼は自分の両親は何者なのか?自分は何者なのか?
さらに追い討ちを掛ける様に、幼馴 -