皆川亮二のレビュー一覧

  • ARMS 1

    23年前の作品ですが熱いですね

    タイトルの通り熱さを感じさせる漫画です。主人公たちの成長を見守っていくのが楽しみでもあります。中二病ならではの設定も随所にあります。
    来年は同じ作者の別作品が、アニメ化されるとのことでそちらも非常に気になるところですね。
  • 海王ダンテ 1

    ロマンが溢れる面白い漫画

    正直絵柄は好きではありませんが、話は面白いです!時代設定が現代ではないのに、現在の科学でも不可能であろう内容が随所に出てきたり、海賊などの歴史を感じさせる要素を盛り込んでいてロマンが溢れています。だた難しい話は出てこないので、娯楽として気軽に読める漫画だと思います。
  • ADAMAS(1)

    ドキドキする出だし

    小説でもコミックでも映画でも出だしの数ページで人を引き付けることができたら、まず第一段階は成功といえる。
    そのような法則が成り立つ第一巻目。
  • 海王ダンテ 6
    オーストラリア編決着。
    新エネルギーとして石油を飛び越してウランの提示をする「構成」。核の脅威まで歴史を進めようとする目論見はどこにあるのか?

    その目論見を知っている、というより黒幕なのはまさかのコロンブス。死んだはずではなかったのか、というのは傍らにジョゼがいるので「生命」でよみがえったのでしょ...続きを読む
  • 海王ダンテ 5
    ダンテとナポリオの過去。在りし日のコロンブスと「要素」と「構成」との出会い。このころから暗躍しているジョゼ。
    コルシカ島での過去を振り返りつつ、オーストラリア編は続く。

    『歴史の悠久を漂う私達』
    『何度同じ歴史を繰り返せば』
    『歴史の流れを早める必要がある』

    「要素」と「構成」が語り合った言葉の...続きを読む
  • 海王ダンテ 4
    4巻の舞台は新大陸オーストラリア。
    過去の歴史に学んで過ちを繰り返さないようとしているイギリスと、自国の成長戦略のために犠牲を顧みないフランス。所属している国家の方針の違いそのものが、ダンテとナポレオンの関係性に亀裂を生みます。
    もう、おもしろどっきりメカのナポレオンではなくなってしまいました。

    ...続きを読む
  • PEACE MAKER 14
    GOD2回戦終了時に、突然のコール登場。そして、今残っている出場者全員と戦うと宣言。トーナメントそのものをぶっ壊す発言してくれます。コールとの戦う順番決めている最中、ニコラはホープとの戦いを直訴。ニコラの目的はホープとコールの兄弟喧嘩を止めて、二人を戦いの連鎖から救うこと。トーナメントの体裁なくなっ...続きを読む
  • PEACE MAKER 16
    始まったGOD王者コールとの決闘。
    過去の復讐と因縁を断ち切るために挑むアトラ。己が培ってきたすべての暗殺術を駆使して、コールを追い詰めるも敗北。

    かつての後悔と託された思いを携えて挑むハイマン。
    ヘイマンとコールの決闘が始まる直前で、17巻へ続く。
  • PEACE MAKER 15
    コール覚醒。
    エマーソンの血を受け入れ、受け継ぎ、引き継ぐことを覚悟したとき、禍々しい黒い翼をまとい降臨。
  • 海王ダンテ 3
    3巻のダンテ一行は、独立戦争直前のアメリカが舞台。
    今回の主人公は、ウィリアム・ピット坊ちゃん。元イギリス首相の息子の血筋を鼻にかけプライド高く、人種差別発言多し。
    その鼻持ちならないクソガキが、奴隷の実地体験と当時の黒人というレッテルを取り払って人間個人に触れることで、成長していく第3巻。
    ウィリ...続きを読む
  • 週刊ビッグコミックスピリッツ 2017年27号(2017年6月5日発売)
  • 海王ダンテ 1
    原作者はいても皆川亮二が描けばなんでも皆川マンガになるのでは……? という位にはTHE・皆川マンガな、知識と行動力で危機を突破する冒険小説的な伝奇アクション。さすがに「新作」的な目新しさは薄いけどあいかわらず巧みな漫画力。
  • ネオ寄生獣
    悪質だがパロディとしては最高クラスなのが平本アキラのヤツで、魅せるストーリーとしての完成度は萩尾望都や皆川亮二はやはり強かったけど太田モアレの今夜もEat itがオラは好きだべ。
  • ネオ寄生獣
    女性誌編から随分間が空きましたが、男性誌編。
    こっちのほうは原作のタッチとか名セリフ、名場面なんかをパロディしたものが多い印象。

    それにしても、やはり「作中描かれていない寄生生物の生活」というのは興味あるテーマですよね。食人というアイデンティティを封じられた知的生命体パラサイトは、いったい何を考え...続きを読む
  • ネオ寄生獣
    萩尾望都先生の作品目当てで購入。
    他の作家さんの作品も面白かった。

    瀧波先生の攻めっぷりに爆笑。
  • PEACE MAKER 16
    絶対にハイマンに勝ってほしいけど、絶対にハイマンが勝つことは無いんだろうなとわかりながら読むのが辛かった。
  • ARMS 22
     ARMSのシリーズ最終巻であり、バンダースナッチにまつわる物語である第五部の完結編である。ここでの物語はアリスの救済を目的としたエピローグだったと見ても構わないだろう。
     物語は綺麗に納まってはいるのだが、やや気になる部分もちらほら見られた。個人的に一番気になったのは、擬態していたはずのARMSが...続きを読む
  • ARMS 19
     このシリーズにおいては特に長大になったアリス編の完結であり、間髪を入れずにそこでの伏線を消化して新たな物語が展開されている19巻である。
     やや呆気なく終わったようにも感じられたのだが、ここまでの伏線をきちんと消化し終えて、なおかつ次への展開を含ませての風呂敷のたたみ方は本当にお見事である。多大な...続きを読む
  • ARMS 17
     17巻ではシルバーとの対決が収録されており、さらにヴァイオレットとの対決も半ばまで収録されている。物語の軸となって久しいキースシリーズとの対決もずいぶん進んできている。
     結局この物語はARMSを主題にした物語であり、彼らの対決こそが焦点だろう。やや乱雑な感も否めないが(シルバーの登場はかなり久々...続きを読む
  • ARMS 20
     バンダースナッチの覚醒とともに、ARMSを失った主人公ら四人が絶望的な戦いを強いられる20巻である。今回、ブルーの犠牲によってなんとか逃げ延びたが、果たして戦うすべなど存在するのか疑問なところだ。
     ほとんどジャバウォックと同様の能力を持っているらしいバンダースナッチの力は絶大であり、カツミはその...続きを読む