皆川亮二のレビュー一覧

  • ARMS 1

    購入済み

    23年前の作品ですが熱いですね

    タイトルの通り熱さを感じさせる漫画です。主人公たちの成長を見守っていくのが楽しみでもあります。中二病ならではの設定も随所にあります。
    来年は同じ作者の別作品が、アニメ化されるとのことでそちらも非常に気になるところですね。

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    2020年11月26日
  • 海王ダンテ 1

    ロマンが溢れる面白い漫画

    正直絵柄は好きではありませんが、話は面白いです!時代設定が現代ではないのに、現在の科学でも不可能であろう内容が随所に出てきたり、海賊などの歴史を感じさせる要素を盛り込んでいてロマンが溢れています。だた難しい話は出てこないので、娯楽として気軽に読める漫画だと思います。

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    2020年06月20日
  • ADAMAS(1)

    購入済み

    ドキドキする出だし

    小説でもコミックでも映画でも出だしの数ページで人を引き付けることができたら、まず第一段階は成功といえる。
    そのような法則が成り立つ第一巻目。

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    2020年05月20日
  • 海王ダンテ 6

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    オーストラリア編決着。
    新エネルギーとして石油を飛び越してウランの提示をする「構成」。核の脅威まで歴史を進めようとする目論見はどこにあるのか?

    その目論見を知っている、というより黒幕なのはまさかのコロンブス。死んだはずではなかったのか、というのは傍らにジョゼがいるので「生命」でよみがえったのでしょう。そもそも、あの襲撃事件が計画されたものだったわけか。
    ジョゼには、もう一段別の目論見がありそうですが。

    オーストラリア編決着後、北西航路の開拓を任命されるキャプテン・クック。先住民への教化という名の下での文明への強制を良しとしなかった彼に、この先待ち受ける運命を思うとつらい。

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    2019年01月07日
  • 海王ダンテ 5

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    ダンテとナポリオの過去。在りし日のコロンブスと「要素」と「構成」との出会い。このころから暗躍しているジョゼ。
    コルシカ島での過去を振り返りつつ、オーストラリア編は続く。

    『歴史の悠久を漂う私達』
    『何度同じ歴史を繰り返せば』
    『歴史の流れを早める必要がある』

    「要素」と「構成」が語り合った言葉の意味は?
    永遠に続く歴史の螺旋から抜け出すための、壮大な実験の一環ってことかな。

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    2018年07月09日
  • 海王ダンテ 4

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    4巻の舞台は新大陸オーストラリア。
    過去の歴史に学んで過ちを繰り返さないようとしているイギリスと、自国の成長戦略のために犠牲を顧みないフランス。所属している国家の方針の違いそのものが、ダンテとナポレオンの関係性に亀裂を生みます。
    もう、おもしろどっきりメカのナポレオンではなくなってしまいました。

    ジョゼの刺客であるアルビダ。「要素(エレメント)」が告げたダンテとナポレオンの運命。文字が浮かび上がったダンテの右腕。

    5巻へ続くよ。

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    2018年02月12日
  • PEACE MAKER 16

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    始まったGOD王者コールとの決闘。
    過去の復讐と因縁を断ち切るために挑むアトラ。己が培ってきたすべての暗殺術を駆使して、コールを追い詰めるも敗北。

    かつての後悔と託された思いを携えて挑むハイマン。
    ヘイマンとコールの決闘が始まる直前で、17巻へ続く。

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    2018年01月08日
  • PEACE MAKER 15

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    コール覚醒。
    エマーソンの血を受け入れ、受け継ぎ、引き継ぐことを覚悟したとき、禍々しい黒い翼をまとい降臨。

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    2018年01月08日
  • PEACE MAKER 14

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    GOD2回戦終了時に、突然のコール登場。そして、今残っている出場者全員と戦うと宣言。トーナメントそのものをぶっ壊す発言してくれます。コールとの戦う順番決めている最中、ニコラはホープとの戦いを直訴。ニコラの目的はホープとコールの兄弟喧嘩を止めて、二人を戦いの連鎖から救うこと。トーナメントの体裁なくなった今、コールと戦うよりも、そちらの方が大事です。

    物語はコールの過去へ。
    フィリップ・クリムゾンとブラック・ウイングとの出会い。どうやって、武力による世界の番人となっていったのか。

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    2018年01月08日
  • 海王ダンテ 3

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    3巻のダンテ一行は、独立戦争直前のアメリカが舞台。
    今回の主人公は、ウィリアム・ピット坊ちゃん。元イギリス首相の息子の血筋を鼻にかけプライド高く、人種差別発言多し。
    その鼻持ちならないクソガキが、奴隷の実地体験と当時の黒人というレッテルを取り払って人間個人に触れることで、成長していく第3巻。
    ウィリアム・ピット。
    後のフランス・ナポレオンとの戦争時にイギリスを導いた政治家となる男です。

    そのおもしろドッキリメカのナポレオンは、後の彼を思わせるそぶりを出しています。ちょっと強引強権なところもありますが。貴族つぶしちゃうぞ、みたいなヤツです。王冠被るまでの彼がよく出てますね。

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    2017年07月14日
  • 海王ダンテ 1

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    原作者はいても皆川亮二が描けばなんでも皆川マンガになるのでは……? という位にはTHE・皆川マンガな、知識と行動力で危機を突破する冒険小説的な伝奇アクション。さすがに「新作」的な目新しさは薄いけどあいかわらず巧みな漫画力。

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    2016年12月02日
  • ネオ寄生獣

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    ネタバレ

    悪質だがパロディとしては最高クラスなのが平本アキラのヤツで、魅せるストーリーとしての完成度は萩尾望都や皆川亮二はやはり強かったけど太田モアレの今夜もEat itがオラは好きだべ。

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    2016年09月24日
  • ネオ寄生獣

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    女性誌編から随分間が空きましたが、男性誌編。
    こっちのほうは原作のタッチとか名セリフ、名場面なんかをパロディしたものが多い印象。

    それにしても、やはり「作中描かれていない寄生生物の生活」というのは興味あるテーマですよね。食人というアイデンティティを封じられた知的生命体パラサイトは、いったい何を考えて生きるのだろうか?案外人間とそんなに変わらず、知的好奇心のために生きるのかもしれない。

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    2016年08月07日
  • ネオ寄生獣

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    萩尾望都先生の作品目当てで購入。
    他の作家さんの作品も面白かった。

    瀧波先生の攻めっぷりに爆笑。

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    2016年08月02日
  • PEACE MAKER 16

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    絶対にハイマンに勝ってほしいけど、絶対にハイマンが勝つことは無いんだろうなとわかりながら読むのが辛かった。

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    2016年05月10日
  • ARMS 22

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     ARMSのシリーズ最終巻であり、バンダースナッチにまつわる物語である第五部の完結編である。ここでの物語はアリスの救済を目的としたエピローグだったと見ても構わないだろう。
     物語は綺麗に納まってはいるのだが、やや気になる部分もちらほら見られた。個人的に一番気になったのは、擬態していたはずのARMSが天に召されたにもかかわらず、主人公らが五体満足で生活しているエピローグが描かれている点だ。ここは(どんなご都合主義であれ)さすがに説明が欲しかった。
     とはいえ、救済されたアリスが健やかに育つ姿などは感慨深いものがある。物語の終止符としてはすでに述べたように綺麗に納まっている。上述した部分も加味して

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    2016年04月26日
  • ARMS 20

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     バンダースナッチの覚醒とともに、ARMSを失った主人公ら四人が絶望的な戦いを強いられる20巻である。今回、ブルーの犠牲によってなんとか逃げ延びたが、果たして戦うすべなど存在するのか疑問なところだ。
     ほとんどジャバウォックと同様の能力を持っているらしいバンダースナッチの力は絶大であり、カツミはその力に抗えていない。ゆえに殺すしかない、というところまで涼は追い詰められている。
     物語の構図がまるっきり反対になった最終章であるが、どのように物語が展開していくのか楽しみにしたい。

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    2016年04月20日
  • ARMS 19

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     このシリーズにおいては特に長大になったアリス編の完結であり、間髪を入れずにそこでの伏線を消化して新たな物語が展開されている19巻である。
     やや呆気なく終わったようにも感じられたのだが、ここまでの伏線をきちんと消化し終えて、なおかつ次への展開を含ませての風呂敷のたたみ方は本当にお見事である。多大な犠牲を払っての勝利もまた、このシリーズらしい。
     ここでは星四つ半と評価しているが、次への展開の早さが余韻を殺している印象があって、その意味で評価を少し下げている。テンポ感の良さも、ここでは良し悪しがあるだろう。

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    2016年04月20日
  • ARMS 18

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     予言どおりジャバウォックの覚醒が成った18巻である。恐るべき怪物となって暴れるジャバウォックと、それに対抗するナイトという対決が描かれている。
     ここでの展開はやや予定調和的といえるだろうか。キースブラックに関する伏線がやや乱雑に収集され、かつ運命のときとでも言うべき展開もまたやや乱雑に迎えられている。
     その点は気になるところだが、物語の展開は注目せざるを得ない佳境である。ここでは星四つと評価している。

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    2016年04月20日
  • ARMS 17

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     17巻ではシルバーとの対決が収録されており、さらにヴァイオレットとの対決も半ばまで収録されている。物語の軸となって久しいキースシリーズとの対決もずいぶん進んできている。
     結局この物語はARMSを主題にした物語であり、彼らの対決こそが焦点だろう。やや乱雑な感も否めないが(シルバーの登場はかなり久々で、唐突な感もあった)、こうして決戦へと向かう道筋を描いているところなどは皆川さんらしいシンプルさである。
     ここでも道半ば、星は四つで評価しているが、難敵ヴァイオレットとどう対峙するのか楽しみにしたい。

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    2016年04月20日