あらすじ
その少年は、世界の理を知っている―――
「超文明」「召喚術」「海賊」「大航海時代」「世界征服」。
誰もがワクワクする要素が、これでもかと詰め込まれた
皆川亮二最新作、ついの待望の単行本化!!
18世紀、西欧列国が海の向こうに新たな希望を見いだしていた時代。
一人の、巨大な本を背負った少年が、北極点に現れた……
『スプリガン』『ARMS』のヒロイックバトル!
『PEACE MAKER』『アダマス』の重厚エンタテインメント感!
大注目の海洋ロマン活劇、第1巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロンブスの遺した遺産。それは「要素」「構築」「生命」の3冊の本。その所持者はネルソン!ナポレオン!そして黒幕ジョゼ!
とんでもない海洋伝奇が始まる予感。
伝奇の匂いはわくわくどきどきを止まらなくさせてくれます。
ロマンが溢れる面白い漫画
正直絵柄は好きではありませんが、話は面白いです!時代設定が現代ではないのに、現在の科学でも不可能であろう内容が随所に出てきたり、海賊などの歴史を感じさせる要素を盛り込んでいてロマンが溢れています。だた難しい話は出てこないので、娯楽として気軽に読める漫画だと思います。
Posted by ブクログ
原作者はいても皆川亮二が描けばなんでも皆川マンガになるのでは……? という位にはTHE・皆川マンガな、知識と行動力で危機を突破する冒険小説的な伝奇アクション。さすがに「新作」的な目新しさは薄いけどあいかわらず巧みな漫画力。
Posted by ブクログ
なんでも記された古代の本、設定がまるでスプリガンですな。北極点を目指すのに極寒をサバイバルする薀蓄が出てくるのは面白かった。
相変わらず敵と戦ったあとに普通に仲間になるパターン、この作者のはいつもこれ。
ピースメーカーみたいに終わりどきを間違えてがっくりはやめてほしい
Posted by ブクログ
原作者はいるけれども、相変わらずの皆川亮二マンガ。
古代や神話のスペクタクル、知識と能力で突破。
やっていることは毎度お馴染み。アームズ、ドライブ、アダマスなどと同じ。
今回はその舞台が海。
ロロノア、ティーチ、アルビダなど、ワンピースでお馴染みの海賊が出てきたときは、興味がそそられた。
ワンピースでは気にしていなかったが、実在した海賊たちなんだね。
他にもアヘンや奴隷解放、ティーパーティ事件(ボストン茶会事件)など、実在する歴史的な出来事とリンクさせられて、少し勉強になった。
ただお決まりの展開にちょっと飽きてきた。皆川亮二作品が好きだから読んじゃうんだけどね。
でも今作はいろいろ中途半端だったかな。主人公ダンテのエレメントは結構活躍するけど、ビルドとライフは活かしきれていない感じが、、、。
ヒロインのエマは最後まで出てこないし。
海王って題名で、最初は海賊、海って感じなのに、最初以外はほぼ陸のストーリーだし。
コロンバスもそこまで手を血で染めて壮大な計画を遂行する信念があったのに、最後それでいいのか?
で結局夢オチ?ガッカリ。
もっと面白くできただろうに、残念。
つまらなくはないけど、今までの皆川亮二作品に比べたら劣るかなぁ。
1.2巻のワクワクはすごいけど、それ以降が期待を越えられず。
魔導機という絶対的な力があって、大概のピンチはそれで回避できるから、ワクワク感が削がれる。
最後のパワーインフレもぶっ飛びすぎたし。
皆川亮二作品が初見なら、星4くらいかも。比べちゃうと星3。
劣化激しい皆川漫画の典型
それぞれ原作者が付いているので必ずしも正しくはありませんが、皆川漫画のオリジナルであり最高峰でもあるスプリガンを起点とすると、それ以降はみんな同じ定型の繰り返しです。史実や実社会をモチーフにした奇抜な世界観と、特異な能力を持つ魅力的な登場人物など舞台設定は白眉ですが、ストーリーは過去の焼増しで、御都合主義を派手なアクションでごまかしただけの凡作ぞろい。謎解きなどあってないようなもの、手に汗握るスリルは完全にお約束事で、心理描写は陳腐そのもの、その最新作がこの漫画です。それでも面白く読めるのが作者の力量なのかもしれません。