【感想・ネタバレ】海王ダンテ 1のレビュー

あらすじ

その少年は、世界の理を知っている―――

「超文明」「召喚術」「海賊」「大航海時代」「世界征服」。
誰もがワクワクする要素が、これでもかと詰め込まれた
皆川亮二最新作、ついの待望の単行本化!!

18世紀、西欧列国が海の向こうに新たな希望を見いだしていた時代。
一人の、巨大な本を背負った少年が、北極点に現れた……

『スプリガン』『ARMS』のヒロイックバトル!
『PEACE MAKER』『アダマス』の重厚エンタテインメント感!
大注目の海洋ロマン活劇、第1巻!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

原作者はいるけれども、相変わらずの皆川亮二マンガ。
古代や神話のスペクタクル、知識と能力で突破。
やっていることは毎度お馴染み。アームズ、ドライブ、アダマスなどと同じ。
今回はその舞台が海。

ロロノア、ティーチ、アルビダなど、ワンピースでお馴染みの海賊が出てきたときは、興味がそそられた。
ワンピースでは気にしていなかったが、実在した海賊たちなんだね。
他にもアヘンや奴隷解放、ティーパーティ事件(ボストン茶会事件)など、実在する歴史的な出来事とリンクさせられて、少し勉強になった。

ただお決まりの展開にちょっと飽きてきた。皆川亮二作品が好きだから読んじゃうんだけどね。
でも今作はいろいろ中途半端だったかな。主人公ダンテのエレメントは結構活躍するけど、ビルドとライフは活かしきれていない感じが、、、。
ヒロインのエマは最後まで出てこないし。
海王って題名で、最初は海賊、海って感じなのに、最初以外はほぼ陸のストーリーだし。
コロンバスもそこまで手を血で染めて壮大な計画を遂行する信念があったのに、最後それでいいのか?
で結局夢オチ?ガッカリ。
もっと面白くできただろうに、残念。

つまらなくはないけど、今までの皆川亮二作品に比べたら劣るかなぁ。
1.2巻のワクワクはすごいけど、それ以降が期待を越えられず。
魔導機という絶対的な力があって、大概のピンチはそれで回避できるから、ワクワク感が削がれる。
最後のパワーインフレもぶっ飛びすぎたし。

皆川亮二作品が初見なら、星4くらいかも。比べちゃうと星3。

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2025年05月16日

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