高橋信夫のレビュー一覧
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すごく合理的な考え方である
と、本書を読んでそう思ってしまいました。
タイトルのとおり、「小さく賭ける」。
少額で投資してみて、GO or STOP
少しの投資額で、このままいけそうなら、より大きく投資してみて、戦ってみる。ダメなら撤退または方向転換。
この考え方って、今の変化の大きい市場に対してのアプローチとしていいかもって思ってしまいます。
アジャイル開発のベースと同じものですが、こう考えるとアジャイルの思考は悪くないと思うのです。
本書では、ピクサーやグーグルなどの実際の小さく賭けるエピソードを通して実感できます。読み物として面白いです。ピクサーの「ファインディング・ニモ」など -
Posted by ブクログ
この書籍の肝は「小さな賭けの原則」に言い尽くされています。
後は、企業とかの事例がたくさん挙がっています。興味があれば、読んでみるのもおもしろいです。「アフガン地域の安定化を担当した将官の話」は、おもしろかったです。
企業を考えている人は、「小さな賭けの原則」に異論を唱える人は少ないと思います。サラリーマンが、企業を考えるときにも、「小さな賭をする」は重要な要素と思います。
さあ、頑張ろう!
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書籍メモ
ほとんどの成功した起業家は素晴らしいアイディアを発見してから起業したわけではない。 -
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伝説的なジョブスの第二幕。
ピクサーをアニメーション会社として軌道に乗せたことは
多くの人が知っている。
だが、それがもともとハードの会社でアニメを作る予定はなく
きっかけとなったアニメはハードを売るためのものであったと
それを知る人は少ないと思う。
「成功」というものを、想定したとおりの結果が出るとすると
ピクサーは失敗だったのかもしれない。
ただ、ビジネスとしての成果が出ていることを成功とすると
これは大きな成功だった。
そのためにも、スモールスタート。試してみること。
この重要性を説いている1冊。
いくつかの事例を用いていても
結論に至る経緯が同じようなので多少飽きを感じる部分もあ -
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ネタバレ日経BPさんのスタートアップ3部作で、「リーン・スタートアップ」に次ぐ、第2弾。
・イノベーターは2種で、概念的イノベーターと実験的イノベーター。後者はやり方次第では、誰でもなることが可能。
・「小さな賭け」の原則
1:実験する、2:遊ぶ、3:没頭する、4:明確化する、5:出直す、6:繰り返す
・予測しようとする試みる事柄の多くは、本質的に予測不可能で、変化が常態化している。
・不確実性の中で、目標を見出し創造的に活動出来るためには、「小さく賭ける」実験的アプローチが必要。
そんな内容で序章が始まります。
当初、「リーン・スタートアップ」の影響なのか、もう少し実践手法に関しての解説が中 -
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試し読み
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クセの強い外国人おじさんパワー全開で、どこか懐かしい気持ちになりながら面白く読めた。創業者の製品やアイデアを見るのではなく、創業者その人を見る、というのには納得。経営者の自伝によく出てくるベンチャーキャピタリスト、エンジェル投資家とはどういった存在なのかを垣間見れた。
以下、本書より抜粋。
「創業者へ必ず聞く4つの質問」
1.この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか?
2.この創業者はどこまで本気なのか?
3.この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいかー人生ではどうか?
4.成功したときの収益や私へのリターンはどのくらいか??
「その後、戦術的な質問を行う。「簡潔に」「手短に -
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スタートアップが急成長するための戦略「ブリッツスケーリング」。効率性よりもスピードを重視する、この戦略の本質や仕組みについて解説した書籍。
スタートアップがある程度の成功を収めると、次はキラープロダクトや大規模な市場が必要となる。そうした、スケールアップの段階に最速で至るための経路が、ブリッツスケーリングによる急激な成長。
ブリッツスケーリングの基礎となる要素は、次の3つ。
①攻めの要素と同時に守りの要素がある
市場に奇襲をかけるといった攻勢の要素と、ライバルが追い付けないスピードで前進するという防御の要素をもつ。
②先に規模を拡大した会社が、競争優位を得る
最初にスケールアップした企業