高橋信夫のレビュー一覧

  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    面白いです。
    まず純粋な読み物として面白い。
    この手のビジネス書は中盤既視感のある事例紹介や例え話のオンパレードで飽きてしまうのですが、本書は著者が経営者として向き合い苦しんできたエピソードがベースとなっているので非常に解像度が高くシネマチックな面白さがあります。
    またビジネス書としてもちゃんと学びが散りばめられており、経営者目線のみならずPMO目線でのプロジェクトマネジメントの勘所もある程度抑えられる内容になっています。
    個人的には「私は交戦中だったから、戦時の将軍が必要だった」というフレーズがお気に入りです。
    組織におけるマネジメントとはなにか、考え方が変わるかもしれない1冊でした。

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    2024年10月13日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    ・苦難に関するエピソードだけでなく、そこから得られた経営技術(組織構築、人事、文化等)やマインドセット、リーダーシップ等を細かく解説している。
    ・出典や言及されている人を元に以下の本も読んだことにより、より上記の理解が深まった。
     -High Output
     -1兆ドルコーチ

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    2023年04月01日
  • エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか

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    スタートアップに質問することや、ミーティング前にやることなど、具体的かつ例示込みで説明された非常に貴重な一冊。
    経験に裏打ちされた内容は説得力があるため、メモしながらもう一度読み返したい。

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    2022年11月14日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    またステップアップしたときに巡り合うかもしれない本。
    一度挫折したが、また別の本で出てきて再読して今回は読み切れた。また役職が上がると参考になるところも増えるかな。

    フィードバックの項が早速参考になった。

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    2022年08月07日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    CEOとしての困難や苦悩、苦闘を語った本ではあるが、小さな組織のリーダーとしても深い学びを得られる。時に残酷でありながらも組織を前に進めるための考え、行動、振る舞いが凝縮されている。読んでよかった。
    以下、印象的なフレーズ。
    ・戦士が常に死を意識し、毎日が最後の日であるかのように生きていれば、自分のあらゆる行動を正しく実行できる。
    ・何を避けるべきかに意識を向けず、これから何をなすかに意識を集中すべきなのだ。
    ・苦闘を愛せ。

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    2022年07月24日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    CEO向けの視点で書かれているが、中堅社会人には誰にも学びがあると思う。ずっとこの本を読む気がしなかった。それは、熱血エリートビジネスマンにありがちな、ずっと働き詰め、熾烈な戦い、政治的駆け引きをやりやられつつ、でも俺は前に進む、のような、自分に酔ってる勘違いエリートの自慢話であり、ビジネスって厳しいんだぜ!という話かと思っていたからだ。全く違う。成功自慢やしんどさ自慢は一切ないどころか、自身の苦しみ、弱み、失敗をさらけ出し、人の採用、解雇、株主、ファンドとの向き合い方を彼の経験から得た知見を惜しみなく語る。
    IT専攻し、純粋にITが世界にもたらす価値を突き詰めるための組織、会社を作った。お金

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    2021年12月19日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    自分はまだ幹部にはなっていないが、それでも普段の仕事に役立つ金言が多数記載されていた。CEOならなおさら響くのではないだろうか。
    内容としてはエピソードが多くエンタメとして面白い。
    同時に苦難から学んだ著者の「経験則」が羅列されているという作りになっている。中項目、小項目とまとめられておりわかりやすい。

    自分が共感できた「経験則」を備忘にて書き記す。


    辛い時に役に立つかもしれない知識
    ・1人で背負いこむな。
    ・被害者意識を持たない。自分の責任だ。
    ・良い手がなくとも最善手をうつ。

    管理職、あるいはCEO
    ・事実は部下にありのまま伝えろ。部下にはなんだかんだ全て伝わっているのだから、隠す

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    2021年12月06日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    マネジメント層じゃないんだけどうぁぁってなった。よし、今から仕事に鉛玉をありったけ打ち込んでくるわ。

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    2021年10月08日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    長年CEOを務めた著者がぶつかった様々な困難について、どのように対処してきたかが主に書かれている。
    驚きと懐かしさを感じたのが、学生時代お世話になったネットスケープの関係者だった事。そして、クラウド事業の先駆けという、まさに時代の最先端を行く著者。そんなすごい経歴の裏には様々な困難があった。
    恐らくCEOクラスの仕事に携わる事はないだろうから、直線参考にはならないだろうが、CEOなどの代表者の苦悩を垣間見れたのは良かった。
    平時と戦時のCEOの説は状況によって対処方が違う事がよく分かる事例だと思う。

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    2020年12月25日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    ネタバレ

    スタートアップ企業経営という苦難に満ちた経営を手放さずにいるのは経済合理から考えてもおかしいことだ。それでも経営を続けるというのは、良い会社をつくること。それ自体がスタートアップ成功の醍醐味だと。

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    2020年04月18日
  • エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか

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    ウーバーへの初期投資で巨万の富を手に入れたカラカニス氏が書いた、エンジェル投資家になるための方法が丁寧に解説された本。

    カラカニス氏によれば、株や不動産への投資は死金にしかならず、本当に生きた金の使い方は生まれたばかりの新しい会社へ直接投資するしかないとのこと。

    シリコンバレーに住んでいないとなかなかそんな投資は出来なかったけど、今は日本国内でも未上場のベンチャー企業にクラウドファンディング方式で投資して株主になれるサービスがあるので、そんな時の教科書としても使えます。

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    2020年04月12日
  • ブリッツスケーリング

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    リードホフマンにしか書けない本
    最近読んだ本の中で、一番衝撃的な本だった

    僕が、エアビーを知った時には、圧倒的な企業だったが、そこに至るまでには、財務リスクをとり、事業のリスクをとり、様々なリスクを取ることによって、あれほどの企業になっている事を知れた。なかなか外には出ない情報だと思われるが、リードホフマンだから書けたものだと思う。

    スケールに関して、いくつもの事例があったが、それと並行して驚いたのが、カルチャーの大切さを語っていた事だ。カルチャーにフィットしてない人材は、どれだけ能力が高くても厳しいという文があり、これはアカツキの塩田さんも言っていたため、自分の中での大きな戒めになった。

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    2023年12月26日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    映画「ソーシャルネットワーク」が面白かったのがきっかけで読んだ。
    ユーザー数や機能は2010年時点のものが紹介されているので、今のFacebookとの比較ができて面白い。
    ユーザー数は2010年2月に4億人とあったが、
    2019年9月では24億人を超えているらしい。

    広告をつけることを徹底的に嫌がったり、
    マークザッカーバーグ氏はお金に興味がなく
    理想をとことん追求していることに感銘を受けた。
    500ページ近くあるため読むのに時間がかかったが、
    2000年代のインターネットの雰囲気も伝わってきて面白かった。

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    2020年02月12日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    起業家は必見
    タイトルの通り、ハードシングスに見舞われた著者がその中でどのように決断をし、乗り越えたかを描いた名著。
    CEOとしての葛藤や、経験からくる知恵は他の本では味わえないリアリティを持っていて、厳しい中での戦い方を伝えてくれた。

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    2023年12月26日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    Yコンビネータ (wikipedia) が行っているベンチャー企業投資プログラムと、参加ベンチャー達の3ヶ月間の奮闘の様子を描いた本。
    Yコンビネータの投資方法が面白く、

    - 同時に数十社のソフトウェアスタートアップに対して、スタートアップの株式7%を引き換えに約100-200万円ほど出資する。
    - 投資を受けたチームは、3ヶ月間、Yコンビネータがあるシリコンバレーに引っ越してきて、プロダクトを作り続ける。
    - いつでもYコンビネータの役員(多くはスタートアップ成功者)の助言を受けられる。(成功の確率が上がる。)
    - 最終日にある デモ・デー(数多くの有力な投資家の前でピッチする日) があり

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    2019年02月10日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    マーク・ザッカーバーグがフェイスブックを創設してから現在に至るまでの歴史を記したもの。利益よりもオープンで透明な情報共有ツールを追求する姿に感銘を受けた。ザッカーバーグは、世間知らずで怖いもの知らず、負けず嫌いで大胆、生意気であると書かれている。やはり特別な人間なんだと思う。映画「ソーシャル・ネットワーク」を見たくなった。印象的な記述を記す。
    「非常に力のある創業者兼CEOだけが、巨大で永続性のある会社を作れる(マーク・アンドリーセン)」p467

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    2018年11月13日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    今年に入り本格的にFBを使い始めたこともあり、興味が沸き手に取ってみた。一気に読めた。今年読んだ本でも1-2を争う面白さ。

    「我々の会社はガスや水道と同じ公益事業である」
    「FBの最終目的は人々が置かれた世界をよりよく理解する手助けになることだ」
    なるほど。

    贈与経済という概念は初めて知った。

    またプライバシーに関する考え方は非常に考えさせられた。
    「2種類のアイデンティティーを持つことは、不誠実さの見本だ」
    「現代社会の透明性は、一人が二つのアイデンティティーを持つことを許さない」
    この辺のバランスは非常にナイーブだ。実際にFBを使っていても、もちろんすべて
    の情報をあげているわけでは

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    2018年10月09日
  • エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか

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     シリコンバレーの一流投資家が書いただけあって、非常に具体的で説得力がすごい。財務諸表からはほとんど何も分からないスタートアップをどのように評価すればよいかについて非常に詳細かつ具体的なアドバイスが並んでいる。

     序文で孫泰蔵氏が、このような一般人向けのエンジェル投資の指南書が出てきたことが、スタートアップ投資会の終わりの始まりを示しているのではないかと書いている。しかし本書でカラカニス氏が語っているスタートアップの評価方法や投資に対する基本的な姿勢は金融の仕組みが変わっても通用する普遍的な手法だと思う。シリコンバレーのようなエコシステムが日本にないから、この手法をそのまま活用できるわけでは

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    2018年09月22日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    こちらを原作としている映画『ソーシャル・ネットワーク』もかなり面白かったけど、こちらも若者が憧れる現代的なサクセスストーリーのひとつとして、とても良い。(映画よりも事実に正確で、詳細で、もっと後の話まで書いてある)

    起業家ではない私でもエンターテイメントとして読める。

    お金よりもビジョンを優先し続けて、バイアウトを一切考えない、大物にも気後れしない、CEOザッカーバーグの爽快な態度。

    ===

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    企業のリーダーたるものは、頭の中に決断が枝分かれのツリーになって入っていなければならない。

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    2018年01月27日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    フェイスブックの立ち上げとサービスの改善、会社の資金調達についての経緯などが記載されている。
    サイトを訪問している時間を最大限に有意義なものに。
    1つに集中するのはリスクと考え他のプロダクトにもかなりの時期にまで取り組んでいた。
    作っているのは人間の電話帳。
    クールなものではなく、なくてはならないもの、公益事業とする。

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    2018年01月19日