【感想・ネタバレ】Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクールのレビュー

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Posted by ブクログ 2019年02月10日

Yコンビネータ (wikipedia) が行っているベンチャー企業投資プログラムと、参加ベンチャー達の3ヶ月間の奮闘の様子を描いた本。
Yコンビネータの投資方法が面白く、

- 同時に数十社のソフトウェアスタートアップに対して、スタートアップの株式7%を引き換えに約100-200万円ほど出資する。
...続きを読む- 投資を受けたチームは、3ヶ月間、Yコンビネータがあるシリコンバレーに引っ越してきて、プロダクトを作り続ける。
- いつでもYコンビネータの役員(多くはスタートアップ成功者)の助言を受けられる。(成功の確率が上がる。)
- 最終日にある デモ・デー(数多くの有力な投資家の前でピッチする日) があり、更に多くの資金を得るチャンスが得られる。
- Yコンビネータに出資を受けたスタートアップは成功率が高いので、投資家にとっても魅力的に映る。

というもので、成功例としては、Dropbox, Airbnb, Heroku などがあるよう。

印象に残ったトピックは、

- スケールしないビジネスは「スモールビジネスの開業」、スケールするビジネスは「スタートアップの開業」。スケールしないの例は、webサイトのデザインを助言するコンサル会社、など。一社一社人手で回らないと成果が出ない。スケールするの例は、webサイトの構築の自動化をし、作成を用意にできるソフトを販売する会社、など。ソフトを作れば爆発的な速度で広まる。
- リーン・スタートアップの考え方をかなり取り入れている。「できるだけ早くプロダクトを作り上げて、即刻リリースし、ユーザからフィードバックを集めて、改良する」を繰り返す。
- 忙しく間違ったことをして過ごさない(正解は顧客の声)


本の中では、20数社ほどのスタートアップの試行錯誤の様子が具体的に描かれており、とてもエネルギッシュでパワーが得られた。「どんな人たちが挑戦しているのか」、「どんなことを思いついたのか」、「その思いついたことをブラッシュアップしていく過程はどんなものなのか」、「それぞれの局面でYコンビネータの役員達はどんな助言をするのか」などが詳細に書かれており、参考になった。

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Posted by ブクログ 2016年04月12日

スタートアップが生まれるYコンビネーターを取材してまとめたもの。
スタートアップが生まれる環境を理解できる一冊

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Posted by ブクログ 2014年07月13日

カリフォルニア、シリコンバレーにあるシード投資集団Yコンビネーター(以下YC)。ITベンチャーに関わる人であれば一度くらいは名前を聞いた事のある有名な投資集団、その創設者は、IT業界関係者であれば名前を知らない事が恥ずかしいとも言える有名人、「ハッカーと画家」の著者ポール・グレアムだ。

そのYCだ...続きを読むが、実態は秘密にされる事が多く、具体的にどこに投資されたのかすら明かされない場合も多かった。しかし本書では実際にYCの1スパンに密着し、多くのインタビューやミートアップへの参加により細かい描写がされ自分もそこにいるかのような臨場感に溢れる一冊となっている。既にITスタートアップに勤務しているのなら必読、ITスタートアップに興味がある人にとってもかなりオススメの一冊と言えるだろう。

さて、自分はITスタートアップに勤務している立場だ。そうすると勿論周りのITスタートアップも普通の企業に所属しているよりは気にしているという立場でもある。
そのような立場でもって読んだ感想は、月並みではあるがシリコンバレーと東京の環境があまりにも違うという事だ。

細かい違いは本書を読めば嫌でも分かると思うので割愛するが、ざっくりと書くとシリコンバレーでは超優秀なハッカー達が伝説的なハッカーポールグレアムのアドバイスを受けて合宿し、文字通り「死に物狂い」でベンチャーキャピタルへ売り込む為のデモ作成とプレゼンを行うのである。

その合宿で興味を惹かれるのが
・とりあえずシリコンバレーに住む事(シリコンバレーは世界でも有数の生活費がかかる事で有名)
・リクルートされたパートナーには「24時間」という勤務時間以外ありえない
・合宿期間中は家族や恋人、友人等とは連絡を取らない事が推奨される。むしろYC参加中と言えば簡単に断れるだろうから好都合だよね!と言った具合である。
これが良いか悪いかは判断が分かれるところだが、少なくともスタートアップを成功させたいのならば、大事な時期にこういう取り組みが必要だという事は何となく理解できる。もちろん、こういった働き方への取り組みだけでなく、アイデアをどう練るかやベンチャーキャピタルへのプレゼンについても参考になる記述が散りばめられている。

最後に一つ強く印象に残るのが、シリコンバレーでこれをやってるのは凡人ではなくて超がつく程の優秀な人物達であるという事だ。このような環境でやっているシリコンバレーのスタートアップに、日本のスタートアップがまともに闘っていくというのは殆ど無理な話だろう。だが本書を読むとそこで簡単に諦める必要も無い、著者が語る様に今やソフトウェア産業は世界を食い尽くす勢いで成長している。このような産業の源泉が永遠に1地域にとどまるというのは、それはそれで考え辛い事だ。

シリコンバレーが産まれた理由にはいくつかの偶然はあるものの、基本的には人が手を加えて作られたITベンチャーの聖地だと思っている。そうであれば別の地域でも「真剣に」取り組めば作る事も可能だと思う。ただし、それを実現するにはポールグレアムも語る様にハッカーという一風変わったキャラクターを持つ集団を許容して育んで行く文化は絶対的に必要だろう、いつかは日本にもそういうフィールドが出来る事を強く願う。

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Posted by ブクログ 2014年04月28日

遅ればせながらようやく読みました。Yコンビネータがどのように起業家を育てているのかが良くわかる。最近実務から随分離れてしまっているのだけども、2,3年前のシリコンバレーの様子はこんな感じなんだろうなと思う。

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Posted by ブクログ 2013年10月24日

【本日の一冊(^O^)】
Yコンビネーター シリコンバレー 最強のスタートアップ養成スクール

これは、スタートアップを目指す方は必読ですね!
シリコンバレーの生の姿が読み取れます。

シリコンバレーが優れているところ、そのは起業家精神が他の国や地域よりも秀でているわけではなく、多くの創業者の集中だ...続きを読むという。

「スタートアップが集積していない場所にいることは、スタートアップにとって害になる」

「他の地域では、人が大胆さに欠けるなどということではなく、手本に欠けていることが問題なのだ」


スタートアップの最終的な成功率は、0.3%くらいかもしれないと言う、創業者のグレアム氏。

ここ本を読んで、ワクワクするか、自分には無理と思うか。

シリコンバレー屈指の養成スクールへの密着取材の中から、シリコンバレーの今を知ることができる一冊です。

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Posted by ブクログ 2013年10月13日

Dropboxがこの世に生まれることを助けたことで世界的に著名なスタートアップ・ファンド、Yコンビネーターを描いたノンフィクション。

これまであまり知られることがなかったYコンビネーターの内幕を、2011年夏期を軸にした長期取材で明らかにしている。

Yコンビネーターのメンバーの中でも、やはりポー...続きを読むル・グレアムのキャラの強さは飛び抜けていて、読めば、ポール・グレアムのファンになること間違いなし(笑)。

2011年夏期のYコンビネーター参加スタートアップには、今をときめくCode AcademyやMongoHQ、Parseなどがあって、おぉと思わせられた。オススメ。

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Posted by ブクログ 2013年06月30日

Yコンビネーターの中にはいり、徹底取材し一冊。
Yコンビネーターは、tech crunchで登場のニュースをみていらい、注目してたのですが、秘密主義のこともありあまりわからないことが多かったのですが中のことが惜しげもなくかかれているので、スタートアップやシリコンバレーに興味のあるひとは読んだ方が良い...続きを読む一冊です。

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

アクセラレーター、インキュベーターの様子がよくわかる本。この本読んでポール・グレアムのTwitterをフォローするとオモロい。ピーター・ティールのゼロワン本も読むといいかも。

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Posted by ブクログ 2021年01月30日

スタートアップがどんな感じが体験できます。

創業者になるには五つの資質が必要。
この素質は25歳が最適。
スタミナ
貧乏
根無し草性
同僚、
無知。

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Posted by ブクログ 2020年10月31日

ベンチャーキャピタルに興味があり、どのような人たちが参画しているのか知りたく、読んでみました。
起業を目指す若者を集めて、アイデアを出し、数か月間導く、資金もつける、卒業後は横のつながりも含めてサポートしていくという流れでした。
予想以上に、仕組みとして確立していることを感じます。
少し古い本ですが...続きを読む、ご興味あれば。

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Posted by ブクログ 2020年03月09日

有名なベンチャー企業育成組織であるYコンビネータに密着取材したドキュメンタリー。ベンチャー企業の卵たちはどういうマインドセットで日々を過ごしているのかが分かりました。

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Posted by ブクログ 2018年10月21日

『Yコンビネーター』読んだ。2011年時点の密着ドキュメントだが、今読んでも新鮮な内容と学び。グレアムが『ハッカーと画家』で披瀝している類稀なる知性と思考を、ここまで見事に社会実装していることに賞賛するほかない。

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Posted by ブクログ 2017年04月23日

とある学生起業家育成のプログラムに携わっており、場をつくるところでYCのあり方を改めて参考にしてみたくて読みました。ポール・グレアム氏は、他の国に欠けているのは起業家精神ではなく、多くの創業者が集中する場所だと言います。熱量が集中し、トライ&エラーが共有され、独立心を損なわれない場所づくりを考え抜い...続きを読むて進化していくのがYCであり、やはり引力とフィルタの両方が働くというのが大事なんだなぁと言うのが見てとれました。

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Posted by ブクログ 2016年03月03日

本書はYコンビネータ−(以下「YC」)の門を叩いた創業者の卵たち(けれども金のがちょうの可能性が高い)のドキュメンタリーだ。グレアムのカリスマ性や鋭さが感じ取れる。

「ユーザーと向き合え」「コードを書け」「週次で目標を達成しろ」「右肩上がりは素晴らしい」、YCの掲げる標榜は極めてシンプルだ。

Y...続きを読むCの特に取り組みの素晴らしい点はシリコンバレーの生態系を箱庭的かつ人為的に生み出そうとしている点だ。シリーズAにも満たないアイデアに少額を張って尻を叩いて成長させる。このYCの仕組みであれば全世界でシリコンバレーの生態系を生み出せるかもしれない。

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Posted by ブクログ 2016年01月13日

本文と関係ないけどIggy PopのSearch and Destroyを朝から爆音で鳴らしても怒らないむしろ高まるようなハッカーチームでcodeを書き始めることが日常のような環境で、あわよくば住み込みでニュープロダクトを創りたい気持ちが高まった。

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Posted by ブクログ 2015年12月03日

YCのドキュメンタリー本。読んでいる自分までYCでデモ・デーに向けてあくせくしていくような気分になる。自分もいつかここで!

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Posted by ブクログ 2014年09月12日

シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール「Yコンビネーター」。ハッカーと金持ちの世界、大変刺激的な内容でした。特に指導者でもあるポール・グレアム氏に興味を持ちました。

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Posted by ブクログ 2015年09月13日

Dropboxとairbnbを産んだスタートアップのアクセラレータとして有名なYコンビネータが、有望なチームを集めて開催する三ヶ月間の「学期」に著者が密着して取材を行ったドキュメント。著者が付いた学期からも先日Googleに買収されたTwitch.tvが出ている。

内容は、著者が取材した学期に参加...続きを読むした2011年の64のスタートアップのチームが成功を求めて奮闘する様子を描いたもの。核になるようなストーリー持つ企業がいくつかできればよかったのかなとも思うし、Yコンビネータを興したポール・グレアムにフォーカスを当ててももっと面白いものにできたのかなとも思う。ただ、少し面白くなくても(これは翻訳のせいかもしれないが)、彼らが実際に中で何をやっていたのかを記録して世に出したかったのかもしれない。その意味では有意義な本と言える。

シリコンバレーでベンチャがこれほどまでに次々と生まれるのは、周りに手本があるからだ、と言うグレアム。そしてその中で成功したものが次の手本になる。自分自身もベンチャを成功させた経験を持つ。こういう人がいるというのもシリコンバレーの強みだろう。

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いくつかチームを選んで3か月間の期間サポートし、最後にデモデーを設定して機関投資家に売り込む機会を作るという仕組み。KDDI∞ラボのやり方はここから来てたんだな。

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Posted by ブクログ 2014年05月23日

たくさんのスタートアップ企業が登場し、その様子を窺い知ることができ、その活力によって元気がもらえる一冊。

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Posted by ブクログ 2014年01月02日

具体例がふんだんに書かれていて参考になりました!例えば、Day1からDemo Dayまでのダイナミックな日々の出来ごとや、Demo Day後の陥りやすいポイント、投資家との付き合い方等。

以下、個人的に気になったフレーズ等のメモ
・5年後にこのサービスが巨大化しているとしたら、それはなぜか。
・そ...続きを読むの準備はいつ始めるのか。
・山ほどの資金があったとして、どのくらい早く成長出来るか?
・投資判断の基準は、「私はこの創業者の下で働きたいと思うか?」
・常に成長率に目を光らせる。

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Posted by ブクログ 2013年10月30日

YC密着ドキュメンタリー作品。日々起こる細かな描写は起業プロセスにおいては法則やティップスなどないと言っているかの様。起業とはいかに無駄な事をやめ、本質的な所に集中させるかが重要であり、かつ何度もそれにチャレンジ出来る土壌あるか。作品全体に"How to"へ否定を感じる事が出来る...続きを読む傑作。

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Posted by ブクログ 2013年07月28日

Yコンビネーターの参加者は一つの施設の中で、インキュベーション式に取り組んでいると思っていたのですが、実際は夕食会の時などにしか集合しないのは新しい発見でした。Dropbox, Airbnb, herokuなど活躍中の卒業生が他の卒業生の時価総額の大部分を占めているというのは、興味深かったです。co...続きを読むdeacademyは利用しているので、さらに頑張って欲しいです。

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

面白かった。こんな商売の仕方・教え方があるんだなぁ、と。グレアムの発言・視点もスタートアップ達の考えも勉強になる。難点は、自分が年を食ったなぁ、と少し凹む点。

。。。詳細。。。

クラウドを活かして即座にビジネスを立ち上げられるリーンスタートアップな時代になった。そんな時代の投資・インキュベーショ...続きを読むン方法。というか、本のタイトルにある通り、起業家の学校の話。
ソフトウェアが適用できる分野は、今や数限りなくある。ニーズは多すぎるので、ニーズのある人がサービスを作ればよい。リーンスタートアップなら小額でも商売を始められる。本当に必要かどうかは、ユーザに試させればよい。

出版社が著者を探して本を出すようなイメージに近い。違いはテキストを書くか、Interactive & Collaborativeコンテンツを書くか程度か。ソフトウェアの開発コスト・必要スキルは急激に下がりつつある。となると、ハッカー集積地のシリコンバレーでなくとも、YCのモデルは立ち上げやすい。お金とニーズと少数の活動家がいれば。

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Posted by ブクログ 2013年06月23日

臨場感ある独特な世界観にひきこまれ、まるで、スタートアップの創業者のような気分になり一気に読めた。また、ストーリー性のあるおもしろさとは別に、ビジネスの基本的な内容も盛り込まれており、(たとえば、プレゼンの部分だったりとか)最近まれにみる良書。時期をあけてまた読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2019年08月01日

起業家の熱を感じられる書。
スタートアップで働くひとは読むとシリコンバレーの感覚を味わえるかもしれません。

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

起業家の熱気を感じ取れる本。実際に企業をはじめようと考えるか、始めたときに、とっても励みになる内容と思う。同じような苦労、苦しみ、高揚感を感じることができそう。これらがあれば、くじけそうになる気持ちの支えになると思う。実際にくじける必要はなく、だめでも、また再チャレンジすれば良いという割り切りの獲得...続きを読むもできる思う。実際にフリーになったとき、再読したい一冊。

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Posted by ブクログ 2016年12月29日

あるタームのyコンビネータの取り組み方を時系列に、第三者の立場から運営、参加者の内容をまとめてあり、スタートアップ企業を始めるノウハウが詰まっていた。ひたすらブラッシュアップする、相談する、プレゼンの見せ方、プロトでの進め方など、なるほどと思うことばかりだった。ノンフィクションみたいで、成長の様子も...続きを読む気になった。
改めてDropboxはすごいと感じた。

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Posted by ブクログ 2015年10月16日

【老舗シードVCのYCに迫る!】
創業者ポール・グレアムが「アクセラレーションプログラム」と言われるのを嫌がっているので、シードVCと記述するが、このYCの登竜門をくぐり抜けた卒業生のエリートさは半端ない。

ドロップボックスやAirbnbなどのユニコーン企業が生まれているのである。一方で、ポール・...続きを読むグレアムが言っているように必ずしも成功するわけではないということで、実際YCの通った人の話を直に聞いたことあるが、やはりビジネスとは一筋縄にはいかないというのが見て取れる。

ある意味、ネット上で拾ってこられる情報ばかりではあるが、YCの流れやYCが求めているチームなどがわかるので、YCに応募しようと考えているのであれば、一読することをおすすめする。

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Posted by ブクログ 2015年01月12日

スタートアップとは、単なるベンチャー起業じゃない。急速に成長する市場を開拓する企業なのである。
そんなスタートアップを育成するシリコンバレーにあるスクールが”Yコンビネーター”である。
これはある学期の始まりから終わりまでの様子を密着取材したものである。
これを読めば少しはシリコンバレーのスタートア...続きを読むップがどのようなことを経験しているのか分かるかもしれない。
しかし、焦点をあてているスタートアップも多く、感情移入したりはできなかった。また、どんなことをしているのかについても情報に乏しい気がします。
まあ、冒頭にも書いているようにハッカーの仕事あパソコンの前でコードを書くことなので、見てても面白いものではないからなのかもしれませんが・・・。

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Posted by ブクログ 2013年06月28日

スタートアップ企業だけに投資を行うYコンビネーター。Dropboxの創業期に投資をしたベンチャーキャピタルとして有名だが、その手法はユニークだ。スタートアップの卵を募集し、大学生が夏休みの3ヶ月間に、シリコンバレーで、合宿をする。本書で取り上げられている2011年は64社のスタートアップが集結し3ヶ...続きを読む月間学ぶ。いや、学ぶではないな。サバイバルするのだ。Yコンビネータに一律に15万ドルを投資してもらい、3ヶ月後に、たくさんの投資家を呼び、デモを行い、新たな資金調達をし、巣立っていくのだ。この3ヶ月間で、起業家は、Yコンビネータから助言や叱咤激励を受け、自らのアイディアを形にしていく。すべてのスタートアップが成功するわけではない。生物と同じように、生き残りをかけて戦い、最終的にごく僅かな起業家だけが生き残り、成功するのだ。Yコンビネータはサバイバルを仕組み化し、次々と素晴らしい企業を生み出し続けようとしていてとてもユニークだ。

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