詠坂雄二のレビュー一覧

  • 電氣人間の虞

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    電氣人間の虞。
    タイトル的に昭和の古い小説かと思えば、そんなことは無かった。
    続きが気になってグイグイ引き込まれました。

    ミステリとして、納得するかどうかは置いといて、フェアっちゃフェアだなーと。個人的には全然あり!

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    2019年02月18日
  • 電氣人間の虞

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    最後の最後で一撃が来ました。見えないものが見えるようになるのって怖いし、本当に面白いです。この作品は明日の読書会の課題本ですが、我々は生きて帰ってこれるのでしょうか……

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    2017年07月07日
  • ナウ・ローディング

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    「インサート・コイン(ズ)」の続編にあたる作品。もちろんゲームがテーマだけど、レゲーだけでなくより幅広く扱ってる感じ。前作で主人公だった柵馬は一歩引いて、俯瞰する感じになってます。
    2つ注意が。エロ同人ゲームをあつかった短編があり、かなり特殊なジャンルのエロを描写しています。ある程度免疫がないと不快に感じるかも。もうひとつは、表題作の「ナウ・ローディング」では過去の詠坂作品に言及します。これは読んでないと楽しめないかも。

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    2017年01月23日
  • 遠海事件~佐藤誠はなぜ首を切断したのか?~

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    ネタバレ

    〇 概要
     86件の殺人を自供した殺人鬼,「佐藤誠」。その犯罪は,いつも完璧に計画的で,死体を含めた証拠隠滅は徹底されていた。しかし,遺体を残しただけでなく,遺体の首を切断した事件があった。どうして,彼は遺体を残しただけでなく,その首を切断したのか。伝説的な殺人鬼である佐藤誠の実像に緻密に迫る異色のミステリ

    〇 総合評価 ★★★★☆
     まず,本の構成,プロットが秀逸。86人もの殺人を自白した伝説の殺人鬼「佐藤誠」について,小説パートを交えた犯罪ルポを描いているという構成となっている。この犯罪ルポの作者が,作中で佐藤誠に憧れ,最後に獄中結婚をして面会を果たす水谷(佐藤)育であるという事実が,最

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    2016年12月25日
  • インサート・コイン(ズ)

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    これまでの詠坂作品とはやや趣を異にする感じですが、おなじみのキャラが登場してますし、趣味的とも言えるゲーム話に絡めてくる謎は、なるほど詠坂作品です。
    私はドラクエを1つもプレイしていませんが、これからもきっとプレイしないので、巻末の話も読みました。

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    2016年10月23日
  • 遠海事件~佐藤誠はなぜ首を切断したのか?~

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    面白かった!
    犯人も犯人が最後までつかまらないことも判っているのに、それでも夢中で読み進めてしまうのは、何故?
    最後の最後まですごくよく出来ていて、無駄がない。
    何ていうか…佐藤誠が普通に魅力的なんだなぁ。

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    2016年04月18日
  • ドゥルシネーアの休日

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    面白かった!過去の事件を真似た連続殺人事件が解決されるけど各々の事件の内容は詳しくは語られないし、誰より早く先を見通せる大変な頭の良さと行動力、そしてすごく傍迷惑そうな性格を持つ上に美人らしい名探偵は、逸話こそこれまた魅力的な仲間によって多く語られるけれども最後まで登場しないし、謎解きらしい謎解きもないっちゃあないかも?で。思い返すと大変イレギュラーな感じがするけど、読んでる時は夢中でした!

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    2016年04月01日
  • ドゥルシネーアの休日

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    ネタバレ

    この人の作品は本当に個性的というかなんというか。ありきたりなストーリーでもありきたりに見せない、構成や描写の妙ですなぁ。
    そして魅力的なのは、探偵、月島凪。学生時代から日本人作家のいわゆる本格ミステリモノを好んで読んできて、館シリーズの島田潔(鹿谷門実)、百鬼夜行シリーズの中禅寺秋彦(いや、榎木津礼二郎かな)、学生アリスシリーズの江神二郎などなど魅力的な探偵にたくさん出会ったけども、この月島凪という、周りの登場人物から語られるモノローグやエピソードだけで形成され、本人が表舞台には出てこないというキャラクターの特異性がなかなかにニクイ。なにせ推理する過程が描写されないけどとにかく凄い人っぽいって

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    2016年03月24日
  • ドゥルシネーアの休日

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    相変わらず、詠坂雄二のミステリーは独特で奇異に満ちた世界を創り上げ、独特の雰囲気を醸し出している。

    過去の事件の模倣犯による連続殺人事件を捜査する刑事の雪見喜代志は、過去に難解な事件を解決した名探偵・月島凪の存在に行き着く。

    『遠海事件』にも全く姿を見せずに登場した月島凪が、いよいよ我々の前に姿を見せるのか…

    本作は、これまでの詠坂をの作品を踏襲しながらも、また新たな特異な世界と謎を創り出した一筋縄ではいかない作品である。

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    2016年03月22日
  • 遠海事件~佐藤誠はなぜ首を切断したのか?~

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    ネタバレ

    正直なところ「なぜ」の部分は私には読み取れなかった。作中の佐藤誠も言ってみれば「劇中劇」の中で描かれているため、真実は「首を切断した」という事実のみ。(だいぶ前に読んだきりなので記憶が曖昧ですが)
    本人との面談のシーンでも、どこか他人事のように語られていたせいも有ると思う。

    個人的には、嘘広告の作品が読みたい。

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    2016年02月14日
  • リロ・グラ・シスタ~the little glass sister~

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    ネタバレ

    この本の前に読んでいた本が「探偵」が実は「男」だった、という叙述トリックがあり、この本も同様のトリックが仕掛けてあったのがほぼ意味をなさなかった。
    加えて、詠坂雄二の本は、先に遠海事件を読んでいたのも、楽しみを減らしてしまった一因。こっちから先に読めば、もっと楽しめたのかと思うと残念!

    ストーリーは、ある意味よくある学園内での殺人事件を、探偵役の主人公が解決していくというもの。
    しかし、他の作品と全く違うのは、出てくる登場人物の描写が完璧でないこと。読み手はある意味置いて行かれて、キャラクターが個々の役割をこなす。なぜ、その役割なのかの詳しい説明はない。その部分で賛否別れる作風かもしれない。

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    2016年02月14日
  • 電氣人間の虞

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    この著者の作品は奇妙なテーマと設定で、結末が全く予想も付かない。この作品もまた同様で、ミステリー小説、ホラー小説、SF小説とも読み取れる作品に読み手は些か戸惑う。はっきり言って、先に読んだ『リロ・グラ・シスタ』『遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したか』の2作よりは面白さには欠けるが、一定水準に達している作品だと思う。

    舞台はまたも遠海市。遠海市で根強く語り続けられる電気人間の都市伝説。真相を探ろうとする登場人物は次々と死んでいく…電気人間の謎を解き明かすのは…

    今ひとつスッキリしないラストに不満は残るが、ストーリーは面白い。

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    2015年11月07日
  • リロ・グラ・シスタ~the little glass sister~

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    学園ハードボイルド・ミステリーといったところだろうか。ハードボイルドの文体でありながら、奇妙な高校生たちが繰り広げる学園ドラマという感じで、何とも不思議なテイストのミステリーだった。

    私立吏塚高校の屋上で発見された男子高校生の墜落死屍体。学内で探偵を生業とする高校生の『私』は同級生からの依頼で男子高校生の死の真相を探るのだが…

    これでもかと言うくらいに張り巡らされた謎と仕掛けに驚きながらも、最後まで気の抜けないミステリー。これが、詠坂雄二のデビュー作とのことだが、驚くほどの完成度である。

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    2015年07月22日
  • 電氣人間の虞

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    ネタバレ

    意味深な表題に魅かれて読んだ。なかなか面白かったです。
    特に最後、あとがきまで小説の一部であり、これから壮大なシリーズが始まる、と思わせ(思わず調べちゃった!)、終わるのも楽しい仕掛けです。

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    2014年10月01日
  • 遠海事件~佐藤誠はなぜ首を切断したのか?~

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    ネタバレ

    小説形式の犯罪実録ものという、ノンフィクションの体をしたフィクションという変わった小説。

    覚えているだけで86件の殺人を自白した殺人鬼・佐藤誠が起こした数多の事件の中で、一際異彩を放つ「遠海事件」にスポットをあて、佐藤誠という殺人者を掘り下げています。

    佐藤誠がなぜ自白をしたかとか、探偵とどんなやりとりがあったのかとかは、「前作で書いたので」と一番盛り上がりそうなところをつまびらかにしていないのもユニークです。

    副題にある通り「佐藤誠はなぜ首を切り落としたか?」のホワイダニットが主眼となっているものの、(架空ですが)犯罪実録ものとしてもおもしろく、技巧を凝らした良質なミステリーでした。

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    2014年04月03日
  • リロ・グラ・シスタ~the little glass sister~

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    ネタバレ

    個人的には楽しめた。デビュー作であると聞いてなんとなく納得な作りではあるけど、物理トリックを仕掛けた理由付けなどがしっかりしていた(と思った)から、個人的に満足。
    ただ読み終わってから気になったのは、街中での喧嘩のシーンと、空咲というキャラクターの存在。あざといというか、ずるいというか、狙いすぎというか。まあでもフェアな範疇かな。

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    2014年01月16日
  • リロ・グラ・シスタ~the little glass sister~

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    学校を舞台にし、主人公も学生ですが、探偵がいて、情報屋がいて、娼婦がいて、パパラッチがいてと、構造的にはハードボイルド。主人公の行動にもう一つ思い切りがないあたりに中途半端な感じがしないでもないですが、文体含めて個人的には好きな作品です。

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    2014年01月15日
  • 日入国常闇碑伝

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     常闇という舞台設定、現代と過去の対比、そして魅力ある登場人物が織りなす物語は短篇集ではなく長編小説としてじっくりと読みたい。が、短篇集であるからこそ想像の余地があり作品の魅力を増しているように思える。
     もう一つ面白いのはワーニー・アンサーの著作の翻訳という体裁をとっていることである。これは”訳者”あとがきに至るまでこだわっており、本当にそのような著作、そして常闇という史実が存在していたかのような錯覚を覚えさせる。本として嘘をつけない初出、奥付をみて創作であることを思い出させるほど。こういった仕掛けも物語の真実性を増すのに一役買っているように思う。

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    2013年10月25日
  • 5A73

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    ネタバレ

    幽霊文字が幽霊文字たる由縁は興味深かった
    読み進めるうちにどんどん5A73についての解釈を待ち遠しく思っている自分がいた、忘れなくてはいけない

    怪異オチでも答えを用意してくれた有り難さはあるけれども、やはり少し肩透かしを食らったのは事実で自分の感受性の稚拙さが悔しくもある

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    2026年03月29日
  • 5A73

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    少し難しい文章だったり漢字の使い方が、重さに馴染んでて好きだった。
    刑事と、当事者の交互の構成も好きだった。
    ただ、結末が少し物足りなかった。
    新感覚?というか、ホラーミステリ?モキュメンタリー的な感じに近いと思った。

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    2026年03月21日