糸井のぞのレビュー一覧

  • グッモーニン グッナイ

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    ネタバレ

    怪し過ぎる男を2人も拾う男の話。街の人の前の男との反応の違いがなんかリアル。みんな綺麗で明るい子ならいいんかい……まぁ元カレ陰気くさくて如何にも訳ありって感じだけどその元カレとの話がとてもいい。お互いにとって運命だったのにと切なくなる。映画をみているような気分になる話だった。

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    2020年07月02日
  • 真昼のポルボロン(1)

    購入済み

    ほっこり?

    最初は主人公の生い立ちがヘビーで身構えましたが
    初めての土地で少しずつ人間関係を築いていく姿に胸を打たれます。
    肝心の親子関係は時間がかかりそうですが、少しは距離が縮まってる…のかな?
    ちょっぴり緊張感のあるほっこりを堪能しました。

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    2020年06月21日
  • わたしは真夜中 (1)

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    ネタバレ

    恋愛感情が未発達のまま31歳になってしまったとばりさん。19歳の素直で可愛らしい美青年と出会い、初めての恋に落ちる。
    添い寝して欲しいとねだる年下の恋人。
    理解ある同志の元夫。
    小生意気に可愛い息子。
    いいなぁ、このシチュエーション。このふわふわした関係がずっと続けばいいのに。そうもいかないんだろうけど。

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    2018年05月04日
  • 星の恋物語

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    フラフラしてた時に見つけた漫画です。
    谷川史子さんの表紙に惹かれて買いました。
    他の作家さんの話も素敵でしたが、志村貴子さんは百合系の作家さんなのを忘れてました。
    でもよかった。

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    2017年02月21日
  • 宝物はぜんぶここにある

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    作家先生が男が好きなのは良いとして、書生の子まで男同士のカップルというのは違和感がある…。人間ドラマをわりとしっかり描いてあるだけに気になる。書生の相手は女の子の方が自然だったんじゃないかなぁ。BLだからって無理してゲイカップルばかりにしなくても良いのでは…?

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    2016年11月06日
  • わたしは真夜中 (2)

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    ネタバレ

    1巻から3巻まで読み終わった。淡々とした主人公のとばりは、夫と離婚し、息子がいる。離婚後も義母との関係は良好で、離婚した今も夫の実家で過ごすなど、一般的には考えられない関係が続いている。感情の起伏がなく、息子も子供のくせに冷静。なのに、一回り年下の彼と出会ってから、とばりの中に、それまで生まれることのなかった感情が芽生え、愛するという意味をようやく知ることとなる。絵に好みがあると思うが、大人の恋愛事情、大人の気持ち、意地や大人としての見栄などが描かれていて、大人になりかけた人におススメ。枠にハマらない恋愛を知ることができると思う。

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    2016年03月09日
  • 女子BL

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    アンソロジーコミックは、掲載作品のレベルに波があるので、あまり好きではないのだけれど、名のある作家さんが描いているだけあって、収録されている作品はどれもめちゃくちゃレベルが高い。たった数十ページの中に、よくぞここまでドラマをちゃんと詰め込んだと唸るしかない。モブ女子としてBLを眺めるという面白い取り組みの本。正直、想像していたよりもずっと良かった。

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    2016年02月14日
  • 女子BL

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    今までBL漫画を読んできて、女子からの目線でBLを見ることがなかったので、とても面白いアンソロだと思いました。

    はらださんの話が面白かった!BLにおいて女子と中身が変わっちゃうなんて話読んだことなかったし…!

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    2016年01月14日
  • 女子BL

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    物語の中では脇役である女子の視点で綴られる企画BL。秀良子さんの「少女C」と糸井のぞさんの「ストックホルム」が特に好き。ふみふみこさんのお話「神の道徳論的証明」女装子と女装子に惚れちゃうおっさん(に見えないけど)かわいい。女装子の理解者たらんとする主人公の地味女子、王道だ。志村貴子さんの「玉井さん、恋と友情」は「起きて最初にすることは」からスピンアウト。当て馬少女。王道だ。トリの「わたしたちはバイプレイヤー」はとりかえばや。はらださんの漫画初めて読んだけど面白い!これは豪華なアンソロジー。

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    2015年12月27日
  • 女子BL

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    ネタバレ

    女子目線…!この設定て新鮮だからか、作者さんたちもノリノリ?展開がみえなくて読みごたえもバッチリ。作者陣も贅沢。というか雰囲気似てる作家さんばかりだから、外れることはないんじゃないでしょうか。

    で、やっぱり〆のはらだ先生の、とりかえばやモノが最高に萌えました。というか最後の最後でがっつりエロキターww満足。

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    2015年11月23日
  • 女子BL

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    はらださん天才か。

    全体的に面白かった!シリーズ化して欲しい。まじで。
    女子がキー(ウー)マンというか、攻受の間で重要なキーパーソンになってる作品には名作が多い、と、勝手に思ってるし、というか好きなんだけど。

    どれも面白かったけどはらださんのは半端なく面白かったなー。ギャグセン高。
    ビッチの話は今まで考えた事なかった展開だったので新鮮でした。

    どんなBLでもハピエンっていう表舞台の裏ではひっそりと身を引いていった女達の存在があったよね、
    と思うとラスト見開きの意味もぐっと
    っていう。

    そう、私達が幸せになったらこのお話はなりたたないから!


    あと
    「なんじゃこら」
    くそかわいい。

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    2015年10月21日
  • わたしは真夜中 (2)

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    とばりの元旦那、久志の株急上昇の巻。とばりと池端くんの仲が進展するといいなと思ってたところに久志の想いが加わってきて切なさも急上昇、どうなるのかしら次回最終巻。「なんだか生きてたら31歳になっちゃっただけなんだから期待しないでよ」(うろ覚え)みたいなとばりの台詞に頷いたり。でもとばりを愛するのはちょっと大変そうだ。頑張れ池端くん。全員に幸せになって欲しいな。

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    2015年01月25日
  • ゴロウジロ!

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    BLに癒しを求めて読んでいるとは程遠い読者だが、これは癒されるわ…。糸井のぞさんはビジュアルが重なる(美形同士、と言う具合に)者同士を描かない傾向の作家さん、と言う認識なんだが、その重ならない具合にわざとらしさとか作為的なものが感じられないので、決して上から目線で物を言う訳ではないが、信用度が高い作家さんなのである。現実に居たらモブ的に周囲に埋もれそうな人物の魂を描くのが上手い、と言うのか。ジロさんの様にちっちゃくて真面目な人、って会社に居たりするから(笑)ちっちゃいだけじゃないぞ、って気付く瞬間とか、リアルに想像できるんだよなぁ。ほぼちびキャラっぽく描かれてしまうジロさんのちびキャラ具合が絶

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    2014年09月25日
  • 期限切れの初恋

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    村上の汚れっぷり・荒みっぷり、宇野の「乞いながら物言わない人」が目に見える形で具現化していた。糸井さんの絵柄は木原さんの特別なものと凡庸なものを表現するのに凄く合っている。華美でないけど、色気はある、と言うような。

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    2014年08月25日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    私が耽美が好きではない、と言うのは『ヴェニスに死す』を読んでいた時にも思っていたことだ。年寄と少年と言う対比と共に美醜の対比が残酷に突きつけられる時に、見ていた自分はアッシェンバッハに少しも同情心を持っていなかった。、老いて醜くなってしまった自分を恥じてじいさんの癖に化粧したりする様が無様である様を見せる映画が「耽美」ではあるまい、と思っていたのだが、タジオ(ビョルン・アンドレセンの)の美を愛でると言う意味では確かに耽溺であった。耽美とは、美しいものを愛でる方でしかない人間を指す言葉で、美そのものではない、と言う事なのだ。この差は大きい。映画を見ながらタジオのように美しくありたいと思うだけで、

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    2014年08月25日
  • わたしは真夜中 (1)

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    糸井のぞさんの非BL漫画。バツイチ子持ちのとばりと勤労青年池端くんのふうわりとした漫画(今のところ)。やっぱりこの方は表情がとても素敵。冷めているというか、ふわふわした“フェアリー系”なとばりのキャラクターが独特。

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    2014年07月27日
  • 泣いたカラスがもう笑う

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    表題作よりも「君の喜ぶ顔が見たい」が好きである。没落貴族の一人息子でたった一人の当主である暎正の前に現れたヒタキ、暎正の現代にそぐわない時代遅れの家庭の事情も浮世離れしてるが(本人はきちんと社会人しているし、至って現代人なのだが)彼の前に現れたヒタキの浮世離れ感に一切の説明がないところがとてもいい。かと言って、ことさらに謎めかしている訳でもなく、「ヒタキ」と言う人物として存在している感じがいい。『コイノヒ』もそうだったが、糸井さんは浮世離れしてるんだけど過剰に演出だけ先走ってる感じがない登場人物がいい。あのさじ加減は感覚でやってんのかなぁ。

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    2014年04月30日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    攻め様が受けに恋してる!!!
    と気づいたあたりの展開が予定調和だとしても手放しで受けに良かったね!!!!!と心から思えるから、何がすごいのかわかんないけどすごい。

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    2014年02月22日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    前回がアラブだったのに対して
    非常に温和な作品でございました。
    ビックリするようなシーンもなく。
    なので安心して読めた…とも言えないか。
    まったりとはしてるんだけど
    片思いってなんつーか、ツライ。
    更にいうと、この本の場合は攻めクンがワタシ的には非常にズルい男にしか思えなくて。
    悪い奴ではないんですが。

    ズルくないときっと話は進展しなかったんだろうけど
    (関係を持つこともなかったんだろうけど)。
    そう思うからこそ鼻につく狡さであったりもするのでした。

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    2014年01月11日
  • 不憫BL

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    良過ぎでしたは‥‥。
    志村貴子先生のは他のタイトルと比べるとやっぱり漫画として突き抜けてました。一人次元が違う‥TLコミックとしてのBLではなく、一人だけ漫画としてのBLなってる‥‥。義兄弟!ですが、志村せんせーが義兄弟かくとこういうことになるんだへえーー‥と思いました。すごいい‥。いいお話でした。なんとなくハイキューの同人を読んでいるような気持ちになりました。絵柄が。
    他も報われないお話もあればハッピーエンドのお話もあり、そんなに辛いばかりではありませんでした。
    総じて作家陣のレベルが高いです!!若手(って程の人はむしろ少ないか?!)で実力のある作家さん層を知るいい機会になりました。
    かなり

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    2013年10月09日