糸井のぞのレビュー一覧

  • わたしは真夜中 (3)

    購入済み

    とばりさんと池端くんのラブストーリーは激しい波とかはないけど、でもちょうどいい感じで一つ一つの波形がはっきりとみえて、心に染み込んでくる。
    それと聖くんとキララちゃんの関係にもキュンキュンする。この二人は大きくなったらどうなるだろう?って思わず想像したくなる。

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    2021年03月22日
  • 最果てから、徒歩5分 1巻

    購入済み

    オススメ

    作家さん買いです。
    この方幅広いジャンル書かれて
    ハズレないので安心して購入しました。
    暖かい物語凄く読み応えあるのでオススメ。

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    2021年03月15日
  • グレーとブルーのあいまで

    購入済み

    先立たないのが後悔

    BLとしてだけ読む感覚では無く、濃厚な人生訓を読み終えた気分になる。何度も読み返すたびに、より自分に返ってくるものが増えそう。
    買って良かった。読んで良かった。

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    2020年06月21日
  • 女子BL

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    『ごめんね高木さん。こいつ本当に無愛想で』

    たまんねぇわ。
    女の子目線だから、男の子たちが一体どこまで進んだカップルなのかとか二人がくっついてるきっかけは何なのかとかが断片的にしか分かんなかったり全く分かんなかったりするのが新鮮で面白かった。し、大好物の失恋ばかりなのもすんげ好き。
    「ナチュラチュラリィ」「貪欲な花」「種田くんと付き合いたい」「はいはい、かわいいね」「わたしたちはバイプレイヤー」がむっちゃすき。愛。
    ちなみに貪欲な花についてですけど、向日葵には「偽金持ち」っていう花言葉があるんですって……♡

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    2020年04月02日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ネタバレ

    もう何度も読み返してる1冊。
    木原先生は、BLにある萌えを追及するんではなく、ひたすらリアル。
    もはやこれはBLなのか?といつも思います。

    前半は宇野視点で、拗らせまくった初恋を忘れたくて、ホームレスになってボロボロに様変わりした村上を拾って来るとこから始まります。
    結局、立直り始める村上に再度恋をしてしまうんですが。。
    後半は村上視点で、めちゃめちゃリアル。
    ひたすら一途で健気な宇野に感情移入してしまうんですが、村上の心情の変化も当然な感じなんですよね。。
    村上が「お前とじゃ無理」と伝えるシーンと、宇野が、全てを悟って村上に「幸せになって」と祈るように伝えるシーンがめちゃめちゃ胸に来ました

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    2018年01月09日
  • 女子BL

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    女の子の主観や、感情などが入ることによって第三者に感情移入することが容易いです。
    作品の中でモブとして2人を観察していたい……その思いが叶った感じでしょうか。かなり好みが分かれると思いますが、私は好きです。

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    2017年11月21日
  • わたしは真夜中 (3)

    ネタバレ 購入済み

    ぎごちない恋愛模様がすごくすて

    不器用な主人公と悩みを抱える青年との恋愛模様が、切ないです。
    相手のために始まった関係だけど、気づいたら自分にとってもかけがえのないヒトになるって憧れるな〜

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    2017年04月01日
  • グレーとブルーのあいまで

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    一度読んだときはそうでもなかったのですが、再度じっくり読み直してみるとやっぱりのぞ先生の魔法にかかりますね・・・ここまでチャレンジされているって素晴らしい。

    おじい様よりのおじさん受け(結構衝撃)、対する攻めは無邪気ではなく無鉄砲でまだまだ青臭い高校生。最初はツンとして(大人を)こばかにしていた高校生 寅くんが、おじ様の庚子さんに助けられてプライド折られて褒められて、庚子さんにどんどん惹かれていく描写がとっても甘酸っぱく、キュンキュンしました。ほんとにかわいい。その二人を見守る(巻き込まれる)、庚子さんの娘婿にして寅くんの先生、申太郎さん。優柔不断な30代、いいメガネ。寅くんの一生懸命さと

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    2016年12月03日
  • グレーとブルーのあいまで

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    ネタバレ

    40歳差は初めて!高校生の小夜谷、教師の甲太郎、その義父庚司。この庚司さんが60手前ながらお洒落でグルメで色っぽい!仕草も言うことも粋!そして外見チャラい小夜谷が実は中身めちゃいい男、オトナの庚司を落とすためにあれこれ頑張るのがいじらしい。庚司は昔の初恋こじらせてて甲太郎に初恋相手を重ねてる、小夜谷もそれを見抜いてる…結局甲太郎は最後までノンケなのですが誰のことも甘えさせてくれるような彼の存在のおかげもあって恋愛成就となる感じ。初挿入もちゃんとありますよ。しかし庚司さん、60歳前なのに作画は70歳くらいの風貌に見える……ので最初それに戸惑いました。

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    2016年08月28日
  • グッモーニン グッナイ

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    映画のような作品で、BLが嫌いな人でも絶対引き込まれると思う。作者のあとがきであったけど、許す事はできないだろうけど、ずっと一緒にいるだろう。なんだかとても切ないけど、どうか周りの人の温かさと時間が、少しでも苦しい気持ちを和らげてくれることを願う。

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    2016年04月29日
  • グッモーニン グッナイ

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    フランス映画のよう

    絵は好みじゃなかったけど、最後には気にならなくなる位、お話の世界に浸ってました。
    冒頭部分の話がラストでちゃんと繋がります。
    舞台は何処かの国。貧しい国の話が背景にあったりと話に深みもあり、途中切なくなった。
    一冊すべて同じストーリー。
    読み応えがあり、お話の完成度が高いからか、読後に心地良い余韻が残りました。

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    2016年03月21日
  • 女子BL

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    とてもとても良かったです。
    どのお話も女の子が本当に可愛くて、嬉しくなりました。
    元から女の子の出ているBLが好きなんだけど、その扱いには時折疑問を抱いていたので、こうしてフォーカスを当てて大切に描いてくださってありがとうございます…って気持ちです。

    普段から商業BLを読んでる人にも、あまり読まない人にも、ぜひ読んでみてほしい。
    女の子の出てくるBLが好きな人ほど読むの怖いと思うんだけど、というか私がそうだったんだけど、少なくとも私は解釈違いとか全然なかったです。
    むしろいろんな解釈や関係性があって、いろんな二人がいて、その二人を見る女の子もいて、そんな世界がとても良かった。

    読んだあとは

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    2015年10月21日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

    BL界の直木賞受賞でもOK!

    愛する人は他にいるけど生きるために必要な心の支えは目の前の男、そんな身勝手で打算的である意味リアルな恋愛のあり方に途中何度も胸がもやつく。そして身勝手な男の心情が状況の変化と共に切実に移り変わる度、胸のもやつきは濃霧となり、何とも切なくやるせなく、時にヒリヒリと胸に痛い。ああ、もう勘弁してくれよ、と何度も思い、幸せな落とし処を祈りながら読んだ。読者にこれほど過多なストレスを与えながらもグイグイと惹き付けてやまないなんて、やっぱり木原音瀬さんって作家は凄い。だが中でも、ラストがちゃんとストレスフリーにまでもってってある本作は特に凄いエンターテイメント作品だ。『箱の中』『檻の外』がBL界の芥川賞な

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    2015年05月12日
  • わたしは真夜中 (1)

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    とばりさんの空気にあこがれるとともに、池端くんの屈託のなさにあこがれる。違うようなふたりでいて、変な遠慮がないというところが似ているふたり。2014年ですごく好きになったもののひとつ。続きがたのしみ

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    2015年02月22日
  • 不憫BL

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    ネタバレ

    一番手の志村貴子さんの義理兄弟の話が秀逸。
    愛しいと書いてかなしい、可愛そうと書いてかわいそう、と読む不可解な日本語の意味を実感。無様な姿を晒し、かっこいいお兄ちゃんのままでいられなかった兄の罪と、それに対する弟からの罰。最後は倒錯的なこれからの関係を彷彿とさせる。なんか、お兄ちゃんの気持ちが分かりすぎて同族嫌悪…読後は詰めた息を吐き出さないと身体にこもる湿度の高さ。
    不憫といいつつバッドエンドな話はほぼ無し…なんだよ皆リア充かよ。

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    2014年09月07日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    周囲から叱られそうですが、木原先生は初読みです。で、BLよりも一般小説に近い気がしました。
    中身はもちろん面白かったです!ただ、私にはリアリティがあり過ぎて、
    ファンのかたは、そうした部分も含めて好きなのだろうと思いつつ、
    本編に関係が浅い部分は斜め読みしました;スミマセンっ。
    あと、続編のほうがハピエンなのに、ずーんと来ました。人間って、良くも悪くもいい加減な生き物だよな、とも♪
    ほんとに、木原先生はリアルです。時間をおいて、またゆっくり再読したいです^^

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    2013年08月26日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ネタバレ

    「泣けるBL」にて印象強烈だった、最強嗅覚爆死BL。
    既読だし、コミカライズと小説とどっちを先に読もうかとかなり迷ったけど、やっぱり書き下ろし100ページ超、というところでこちらから読むことにしました。
    書き下ろしも強烈な腐臭が…!!

    不潔でだらしなくて生ゴミ並みの悪臭を放つ男。宇野はなぜそんな男を家に連れ帰った?
    ただひとつ、幻滅したかったから…www
    確かにふつうなら嫌いになれそうです…
    表面的に読んだだけでは奇をてらったストーリーかのように思われますが、描かれているのは多くの人に思い当たるフシがありそうな痛くて辛い恋愛。
    聖人君子が一切出てこないのは元から承知済みでしたが、ほんとに村上

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    2013年07月23日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ネタバレ

    コミカライズの方を読んでからこちらの小説のほうを読みました。
    前半はコミカライズの内容とほぼ同じで、後半の人でなしの恋がその続きといった内容です。

    人でなしの恋は自分をどん底の淵から救ってくれた人間に対する恩義(?)の気持ちとそれでも相手が望むように心から愛してあげることはできないという村上の葛藤のお話でした。

    その葛藤自体は至極まっとうだと思うし特にBLにリアリティとか求めていない自分でも、苦難を乗り越えたら相思相愛になる多くのBLと比べてこういうのをリアリティがあるというんだなと、読んでいて村上の心の動きがすごく自然に胸に落ちてきました。

    しかし問題は葛藤してその後どうするかで、愛せ

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    2013年07月22日
  • 宝物はぜんぶここにある

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    BLカテゴリーにとどまらない、愛情とは、家族とは、という問いへの糸井先生なりの答えを描き出した作品だと感じました。一編一編を通して、信太郎や旬と一緒になって段々と答えにたどりつくような、とても感情移入がしやすい作品です。前作であるコイノヒの春威少年が登場するのもファンとしては嬉しいところです!

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    2013年03月04日
  • グッモーニン グッナイ

    購入済み

    なんとも切ない話で、日本ではない、どこか遠くの国の人たちが懸命に今を生きている感じが読後ノスタルジックな気持ちにさせられました。
    絵とストーリーがマッチしてて陰のある情勢がフランス映画みたいで、大作を観た感が得られました。
    彼らがいつまでも穏やかに過ごせる様に祈りたくなります。

    #シュール #エモい #切ない

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    2025年03月17日