あらすじ
日本海側のある海沿い。徒歩5分に自殺の名所があるオーベルジュ・ギルダに"すもも"は向かっていた。死を決意した彼女は、最後の願いに、かつて憧れていた女性・夕雨子に会いに来たが、店に入ると夕雨子が刃物を突きつけられている場面に遭遇し……!? がけっぷちのオーベルジュで紡がれる悲劇と喜劇のロマネスク。
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面白い
オーベルジュ・ギルダで働く従業員と、来店してくるお客さんとの会話に、どこか自分の気持ちも救われていくような感覚になりました。
Posted by ブクログ
訳ありが集まる自殺の名所の近くにあるオーベルジュで交差するヒューマンドラマ。
マンガなので当然なんだけどコミカルが過ぎるキャラクターたちをギリギリリアリティーのある範囲に止めていて荒唐無稽の都合のいい話に落としていない。
やってる事は古臭い昭和のヒューマンドラマの再編さんではあるんだけど、この時代に見ると逆に新鮮味がある。
正直大好き。
オーベルジュ・ギルダで働く人々の過去が少しずつ明かになるけれど、まだまだ全容はわからない。お店に訪れるお客さんと従業員たちのやりとりが時に厳しく温かい。あと、夕雨子さんの雰囲気とファッションが好き。