富野由悠季のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
矛盾解消、正当化、合理化、+アルファ
アルファについては、また今度。今回はTVシリーズの三話から五話。
「敵の補給艦を叩け! 」
「ルナツー脱出作戦」
「大気圏突入」
ザクを失ったジオン軍シャア少佐が補給を受け、ルナツー基地を巻き込んでの戦いがあり、ホワイトベースは地球に放り出される、という話。
失地回復をもくろむシャア少佐は、敵情を踏まえ、敵陣の目の前で
補給作戦を行いますが、大人の事情を鑑みないホワイトベースに攻撃を仕掛けられ、危うく壊滅。
助けは、事なかれの連邦軍ルナツー補給基地、という、とんでも無い事態。
TVでもそうでしたが、シャア少佐。連邦軍は赤い彗星買い被ってますが、連敗中です。個人技は見せても、集団戦では兵器、兵士を失いまくり。ジ・オリジンではガンダムが凄く強いという表現でも無く、ガンタンクやガンキャノン新兵器ではないので、余計、シャアも弱く見えるという図式です。
恐らく、そうではなく。物語の矛盾解消、正当化、合理化を計ると、連戦連勝などいう結果も、その課程においては薄氷を踏むようなものもあり、戦争の英雄などそう華々しいモノではない、ということなのでしょう。
2010/08/15、感想をまとめる。 -
Posted by ブクログ
意識の革新
・宇宙世紀の続編、Zガンダムの小説同様、ガンダムの小説作品の中で
最も、思想的背景を深く描いていながら、すんなりと読めてしまう文学
的にも思想哲学的にも極めてレベルの高い作品であると思います。
・人の可能性と人の今までの限界、戦争と平和。人と組織。人と宇宙。
示唆に富みながら、楽しめる傑作です。
・アニメとの違いとしては、主要なキャラクターの生死の違いと
それによる続編との矛盾は生まれていますが、この生き死には
ありえるストーリーとして受け入れることができました。
あらゆる問題の本質は、人の意識の問題であり、かつ
それを行うのは宗派の神ではなく、極めて人間的な存在であると感じることができました。