矢立肇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この巻は最終巻一歩手前ということで戦況が白熱。
主人公バナージと周りの人物との語りの中で、ニュータイプの肯定と否定という永遠ともいえるテーマがこの本でも浮き上がっている気がしました。
ニュータイプである主人公は他人ことを「解る」ことができるが故に、人々が解り合えると思う。しかしながら、他のニュータイプになりきれない人々にとっては心にずかずか入り込まれるのは耐えられなく、確執が生まれる・・・。という宇宙世紀ガンダムシリーズでお馴染みの展開が。
「ニュータイプVSオールドタイプ」の他にも、SEEDシリーズの「コーディネイターVSナチュラル」のように、ガンダムシリーズではよく見られるテーマ -
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Posted by ブクログ
機動戦士ガンダム第08MS小隊の小説版。
地球から溢れた人類が宇宙へ移民し、暦は西暦から宇宙世紀になり、半世紀以上が過ぎた宇宙世紀0079。
地球連邦とジオン公国の戦い「一年戦争」も10か月が過ぎ、アムロ・レイが活躍した頃、
連邦軍の新米少尉シロー・アマダはジオンの女性パイロット、アイナ・サハリンと出会う。
二人は敵同士でありながら魅かれ合い、「隊長潰し」の異名をとる8小隊の隊長になったシローはアイナと戦場で再開する。
アニメよりもそれぞれのキャラの心の描写がしっかりされていて良かった。
ノリスが死ぬシーンはアニメ版の方が好きだった。
最後のカートが手紙を読むシーンは感動する。