矢立肇のレビュー一覧
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続編が決まったからなのだろうけど結末が急ぎすぎ、急展開すぎでもう少しじっくり描いて欲しかった。せっかくガンダムXの世界に行ったのにD.O.M.E.との対談もなく、アルタネイティヴ社襲撃しかもダイジェストで終わってしまったのが残念。また、世界の仕組みが明らかになるところはもう少し詳しくするか、逆にもっと少なくするべきで、個人的には少なくするべきだったと思う。そうすればイクスが何に絶望したのかがわからないまま完結することになるので、続編でのストーリーの軸がもう一本増えよりストーリーに深みが出るし、商業面においては続編においても本作を意識させることができるのでその面でもお得だと思うのだが。
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Posted by ブクログ
2013年読み納めかな?です。
真綾さんを知ったきっかけだったエスカフローネ、
TV版は全話は見れていない、劇場版も観てないこともあって
初めて詳しく触れたエスカだったりします。
TV版では結構大きなキーポイントにもなっていたひとみの特技・占い
が全く出てきませんね。
それもあってひとみが「普通の女の子」なことがより浮かび上がり、
リアルな「異世界召喚」を感じました。
ちょっと惜しかったのがバァンと心を通わせていくさまが
若干急に感じられたところですが、これを含めて
劇場版よりこのノベライズのほうが評判良いですね。
TV版が切ない終わり方(バッドエンドではない)でしたが、
こちらは解釈が -
Posted by ブクログ
”新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop(1・2)贖罪の輪舞(上・下)” 隅沢克之著 角川書店(2011/02発売)
・・・ガンダムW続編小説。
”オペレーションミュートス”発動のため、人口冬眠するヒイロを目覚めさせるデュオと五飛。ヒイロ覚醒のためAC時代の記録をダウンロードしていくのであった。
・・・アニメの20年弱くらい後の年代が舞台。(明示はされてませんがデュオの息子と名乗る少年が登場するのでそれ位かと。)
1.2巻は”トレーズファイル”として、トレーズの戦役前の話やヒイロの両親・義父の話が中心でした。
肝心のストーリーが余り進まず分量的にも少なかったのが残念。
オ -
Posted by ブクログ
ネタバレAGE2巻目、やっとこさ読めました。
最初は全巻そろえるか未定だったので(すみません)、
順番が3→1→5→2→4となりますがご愛嬌;
今回の部分は、物語の核となる部分ですが、一番TVでも感情移入
しにくい箇所でしたね。
いくらかユリンの扱いの意味がもたらされていたかなとは思いますが
(アニメでは何故ユリンでないといけなかったか、そういう存在を
ヴェイガンが感知したか不明だったので)
やっぱり腑に落ちない箇所ではあります。この本のせいでは
あまりないけど。
良かった箇所としては、毎回きっちり描かれている
「子供を戦場に出す非常識」と対をなすかのように
「フリットが「汚い大人」になる覚悟」も -
Posted by ブクログ
『DAN DOH!!』の作画を担当していた万乗さんが「ガンダム」を描いた! 「噂の超話題作!」という帯の文句には共感できなかったけれども、そんな事実に興味を抱いての購入。
そういえば、万乗大智さんといえば、散々に久米田康治さんにネタにされていた「BP」の存在があるけれど、今作では登場せず(笑)。
内容は、よくある一年戦争モノ。
この手の作品って、どうしても「一年戦争で語られることのなかった小さな物語」に終始せざるを得ない。変にメインストーリーに絡めようものなら、そこに齟齬が生じ、ファンからしたら楽しめなくなってしまう。また、そういう作りにしてしまうと、結局作者の自己満足に陥る可