矢立肇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヒイロとゼクスの南極決戦、なのだが、ヒイロの自爆からそこに至るまでの過程が飛ばされ、南極へ向かう道中から始まっており何が起きていたのか最初理解できなかった。また、それに伴いヒイロの謝罪行脚とウイングを修復するに至るゼクスの苦悩と苛立ちも描かれないため、南極決戦の意味、何より仮面が割れる意味が薄れてしまった様に感じた。加えてヒイロとゼクスの握手もなくなってしまっていた。特にこの握手は、ヒイロが変わりつつある事を示す重要な握手だと思っていたので、それを落とすというのは少々納得がいかない。戦闘シーンは気合が入っていて見応えがあっただけに、心情の変化を示す部分が弱かったのが残念。
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Posted by ブクログ
10周年ということで構成を変えて6巻刊行ってことなので、元のものを持っている人には買うかどうか悩みどころではありますが、私は実家に置き忘れて今はどうなったかわからない作品ではあるので、買ってみました。
ガンダムSEEDにはまったのはSEED放送後の運命開始頃だったので、当然のことのようにASTRAYは出てましたし、数々の補足本も出終わってました。その上でASTRAYの世界はとても面白くて、かっこよかったです。
何よりもゲームで既に出てきていた劾様にはまってしまったので、読めば読むほどかっこいいと・・・。
この本に関していうと、ときた先生の漫画も素敵ですが文章部分の挿絵がまた素敵!
漫画も結構買 -
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Posted by ブクログ
前回の引きから直接続くわけではなく、巻頭においてカラーで暴れる多数の1ガンダムを見せるのはその後の展開と相まって非常に興味を惹く。
イノベイドがメインであるこの作品らしく本編に登場するイノベイドとその思惑を巧く使うことで本編とつながりを持った外伝として仕上げているのが魅力的だと感じる。
前巻でのヒクサーの登場を皮切りに前作Fに出演したキャラクターがどんどん登場してくるのも良い。2ndシーズン時代なので前作の4年後の彼らが見られるのは嬉しい所。
ただフォンが出始めてから2つの場面を見せる上で転換が急に見える所が多く、読んでいて気になってしまうのが難点。1ガンダムの性能が高過ぎるような描写があった -