板垣恵介のレビュー一覧
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刃牙新シリーズ「刃牙らへん」。ジャック範馬を軸に回るであろう物語です。
二代目宿禰を倒したことによって、一気に刃牙世界のランキングを駆け上がったジャック。次なる彼の相手は鎬昂昇。
鎬昂昇も、「刃牙らへん」に届きそうで届かないランクにいる戦士。兄弟対決をモノにして一段上に登ったのですが、そこから先へはなかなか進めない印象。常に、上位を伺うという気概は見せているのだけれども。CL圏内とEL圏内を行ったり来たりしているクラブという感じです。
その二人の戦いの前に、まさかの花田純一登場。物語を引っ掻き回していきそうな存在感を出しています。これ「ゆうえんち」のラストに影響されちゃってはいませんか?板 -
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「バキ道」最終の17巻。
刃牙との対戦を直訴し、10秒決着を宣言した宿禰。入念な準備をする宿禰に対して、寝起きという普段で臨む刃牙。
試合と実戦の違いを極端すぎる形で描きたかったのかな、と思う。その後の展開を見るにね。
戦いの結末は10秒、というか10秒以内で決着。立ち会いにカウンターで顎を撃ち抜いた刃牙の勝利でした。
その後の感想戦で、互いの強さを讃えあう刃牙と宿禰。まあ、本人たちが納得しているのであれば、これでいいのでしょう。こちらとしては、刃牙の勝利という結果を見ることしかできないので。
場面は変わって本部邸。ガイアと加藤清澄を前に、強さに実戦について話す本部。
次シリーズへの導 -
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オーガと捕鯨砲。アンチェインと宿禰。
オーガの凄さを描くには個人との戦い・格闘ではなく、突拍子もないことをやっていかなければならない。そうなってだいぶ経つけど、ネタはきれないのだろうか。試金石としてしか戦っていないオーガ。もう戦うことはないのかなぁ。
リベンジマッチのアンチェインことビスケット・オリバ。2度目となれば、傾向と対策もできるので今回は完勝といっていいのではないでしょうか。小指欠損というハンデはあれど、強さが戻ってきたのかもしれない。
敗北した宿禰。オリバをはじめとする格闘家たちの強さを認めながら、それでもあえての10秒決着宣言。対戦相手の希望は刃牙。
さあ、宿禰と刃牙の対戦、 -
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☆完(全42巻)
〜序章〜
・空手大会で刃牙vs末堂 刃牙圧勝
・地下闘技場で刃牙vs紐切り鎬昴昇 刃牙勝利
・次戦は本部以蔵の弟子花田
・マウント斗羽が花田を倒す
・刃牙vsマウント斗羽 刃牙勝利
・勇次郎vs愚地独歩 勇次郎勝利
・刃牙vs鎬紅葉 刃牙勝利
〜少年期編〜
・刃牙vsユリー ユリー勝利
・安藤のもとで修行
・刃牙vs夜叉猿 刃牙勝利
・ユリーvs花山薫 花山勝利
・刃牙vs花山薫 刃牙勝利
・刃牙vsガイア 刃牙勝利
・刃牙vs勇次郎 勇次郎勝利
〜地下闘技場トーナメント編〜
・刃牙や烈海王、愚地独歩、渋川剛気など順当に勝ち上がる
・リザーバーに夜叉猿登場
・愚地克巳が -
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板垣恵介『バキ道 16』秋田書店。
古代相撲の野見宿禰も蹴速も、話にならないくらい弱く、近代格闘戦士たちの相手にならない。それでも、再戦に次ぐ再戦でただでさえ冗長なストーリーは休載を交えながら、ずるずるノロノロと展開していく。
久し振りに範馬雄次郎が地上最強の生物ぶりを見せ付けるが、これはほんのご愛嬌。
愚地独歩に一蹴された蹴速が再び愚地独歩に挑むが全く話にならず。一体、何がしたいのか解らん。
野見宿禰との対決で一度辛酸を舐めたビスケット・オリバが負傷から復活し、リハビリを兼ねて再び野見宿禰との対決に挑む。
次巻ではついに野見宿禰と範馬刃牙が対決するようだが、我々に一体何を見せてくれ -
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蹴速のいう仕切り直しとは、というのが目下のところの「バキ道」で気になっている部分。リマッチありき、というのは14巻でも書いたけどアライJr.でやってますので、今度はどういう解釈になるのだろうか。
ふと思ったのは、当麻蹴速というのは、個人一人のことを指すのではなくて、延々と綿々と続いてきた流派のようなものを言うのではないか、と。今まで敗北なし、というのは長い年月の中で、リマッチを繰り返してきたが故の敗北なしなのではないか、ということです。こういってはなんですが、とにかく勝つまでリセマラリセマラ。
今戦っている当麻蹴速で勝てればよし。彼で勝てなければ、次の当麻蹴速が登場するという形か。野見宿禰が強 -
無料版購入済み
異世界転生した烈海王がリザードマンを始めとしたモンスターたち相手に中国武術で無双する話かとおもったら、『あがく者』とかが出てきてありふれたスーパー偉人バトルになりそうでちょっとガッカリ。
ここからの軌道修正に期待。 -
購入済み
なんなんこれ?
蹴速編、何だったんですかね?
ポッと出て来て、サッと負けて退場(正式には次巻で退場)。
宿禰の扱いが悪くなって来たところで、蹴速出して見せ場もなく退場は意味が分からない。何がしたかったの?
相撲編は迷走が止まらないね。
星は猪木追悼漫画の分てことで。 -
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自伝板垣恵介と銘打って、自衛隊時代の回想録です。
肉体と精神。死の恐怖と克服。緊張と解放。性欲の管理。
さまざまな状況で、人間の限界を経験した板垣恵介を漫画化。
決意が劇画なんだよなぁ。一言一言を言い切って、自分へ言い聞かせてねじ伏せるというのが、「刃牙」の世界です。弱音や言い訳も同じく。常に、何かを自分に言い聞かせて、反論をねじ伏せて進む。論破ではなく、ねじ伏せる。納得させる、じゃなくて、せざるを得ない、というところまで追い込む。
「刃牙」の登場人物が共通して持ち合わせている迫力は、他人に見せる前に自分に見せつけているからか。それは、この自伝に描かれた経験から得たものか。
描けないこと